2012年5月31日木曜日

「Rain-ビートルズに捧ぐ-」の来日公演は大阪→名古屋→東京の順

『「レイン」~ビートルズに捧ぐ~』の情報は随時更新しています。以下よりご確認ください。
http://blog.kouchu.info/search/label/RAIN

以前の投稿で紹介した「Rain-ビートルズに捧ぐ-」の来日公演ですが、少しずつ情報が出てきました。いつのまにかウィキペディアにも掲載されていました。

この度、来日公演が東京・東急シアターオーブ以外に名古屋と大阪で上演されることが発表されました。

http://www.fujitv.co.jp/events/concert/rain/

大阪 オリックス劇場 2012.11/16(金) ~ 11/18(日) 
名古屋 名古屋市公会堂 2012.11/20(火) ~ 11/21(水)
東京 東急シアターオーブ 2012.11/23(祝) ~ 11/28(水)

いずれもチケットは未発売ですが、東急シアターオーブの他の公演のチケット販売状況から想像すると6月下旬には発売されそうです。このブログでは公演が終わるまでこのイベントを追跡していきます。

いくつか最近の紹介記事を列挙します。

どうやら、エド・サリバンショー、シェア・スタジアム、サイケデリック時代、解散直前など時代を追って衣装を着替えながら毎回以下のような曲を演奏するようです。


A Day in the Life
A Hard Day's Night
All My Loving
Come Together
Day Tripper
Get Back
Hello Goodbye
Hey Jude
I Am the Walrus
I Want to Hold Your Hand
Let It Be
Revolution
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
Strawberry Fields Forever
This Boy
Twist and Shout
When I'm Sixty-Four
While My Guitar Gently Weeps
With a Little Help From My Friends
Yesterday

2012年5月30日水曜日

ブライアン・ウィルソン ビートルズの影響について語る

現在世界をツアー中のThe Beach Boysは2012年8月に日本公演を実施します。
今回はオリジナルメンバーのブライアン・ウィルソンも参加しておりThe Beach Boysの一員としての来日は33年ぶりになります。

そんなブライアン・ウィルソンが音楽情報Webサイトのインタビューに応えました。

Interview: Brian Wilson on Beach Boys hits, The Beatles, bass playing and more
http://www.musicradar.com/news/guitars/interview-brian-wilson-on-beach-boys-hits-the-beatles-bass-playing-and-more-546332

この中でビートルズの影響について語っています。要約すると

  • The Beach Boysの方が先にアメリカで成功していたが、後から登場したビートルズの成功には嫉妬した(笑)
  • ポール・マッカートニーとはライバルではなくお互いに影響しあったに過ぎない。1967年までポールに会ったことは無かった
  • アルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」にはぶっ飛んだし、影響もされた
  • 「Good Vibrations」などの(革新的な)The Beach Boysの楽曲がビートルズにインスパイアされて作られたものかどうかは覚えていない

以降、「Good Vibrations」作曲の経緯などに触れてインタビューは終わっています。

ブライアン・ウィルソンはビートルズのアルバム「Rubber Soul」(おそらくアメリカ編集盤)に衝撃を受けてアルバム「Pet Sounds」を制作し、その「Pet Sounds」がポールに影響を与えて「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」が作られたという有名なエピソードが物語るように、二人は作曲家・ベーシスト・プロデューサーとして影響し合ってきました。

今回のビーチ・ボーイズ来日に影響されてポールも10年ぶりの日本公演となれば面白いのですが。

2012年5月28日月曜日

ビートルズ演奏研究書籍の紹介(録音編)

僕が把握しているビートルズ演奏研究書籍のうち、録音に注目したものをご紹介します。
奏法に注目したもの(楽譜など)は後日別途紹介します。

奏法ではなく録音に注目した書籍は甲虫楽団の活動(生演奏によるビートルズサウンドの再現)とは一見無関係のように見えますがそれら書籍に含まれる以下のような情報が有益だと考えています。

・使用楽器の数
登場している楽器の数がわかると耳コピの際そのつもりで脳内で分離して聴けるので便利です。

・使用楽器の名称
とくに一般的に知られていない楽器(楽器では無いことすらある)についてはその名称(銘柄)がサウンド再現のヒントになります。

・録音機材の特徴
使用しているリバーブやコンプレッサーなどのしくみや機種がわかるとその挙動を真似ることでサウンドが再現しやすくなります。

・録音時の意図
オーバーダビングなどのエピソード(録音時のこだわり)をひも解くことで何を重視して再現するべきか参考になります。

・録音時の制限/制約と対処方針
録音時の事情を把握することで耳コピでは解析困難な個所を推測しやすくなります。


以下に該当する書籍を列挙します。読んだ事があるものは後日詳しくレビューします。

ビートルズ・サウンドを創った男―耳こそはすべて / ジョージ・マーティン (絶版)




ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実 / ジェフ・エメリック




ザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド / 日経エンタテインメント(編)



ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ / マーク・ルーイスン



Recording The Beatles / Kevin Ryan and Brian Kehew
http://www.recordingthebeatles.com/

Abbey Road To Ziggy Stardust / Ken Scott (2012年6月発売)

2012年5月27日日曜日

『イエロー・サブマリン』ブルーレイ/DVD発売記念試写イベント招待状発送開始

※イベント当日の様子は以下でご覧いただけます。
http://blog.kouchu.info/2012/06/yellow-submarine-ondo.html

以前の投稿でお知らせしたアニメ映画「イエロー・サブマリン」Blu-ray/DVD発売記念試写イベント「ビートルズが歌で世界を救う ~All You Need Is Love~」の招待状が届きました。

実は同作品まだ見たこと無いので無事行けたら結果をご報告します。





日本のエンタテインメント界隈はこの日AKB48の総選挙で騒然となっていると思いますが、あえてその日に発売日とイベントをぶつけてくるとはやはりビートルズは大物ですね。

2012年5月23日水曜日

レビュー:「ザ・ビートルズ日本公演 秘蔵写真集」


読売新聞社が運営する電子書籍販売サイト「本よみうり堂デジタル」が2012年5月14日にオープンしました。
その目玉が「ザ・ビートルズ日本公演 秘蔵写真集」です。



読売新聞だけが持っていたビートルズのお宝写真!
http://www.yomiuri.co.jp/book/digital/beatlesinjapan/

5月中はこのサイト限定で定価1,200円のところ800円で販売されています。これを買ってみました。
閲覧にはあらかじめソフトをインストールしておく必要があります。WindowsとAndroidで閲覧できます。

ビートルズは公演には使用しなったものの、日本にRickenbacker 4001ベースやGibson SGを持ち込んでいたので、その写真が無いかと期待しました。
実際は日本の当時の様子を収めた写真が多く、ビートルズの写真はこの書籍の宣伝文句に書かれているとおり35点程度でほとんどが白黒でした。SGが写っているのは確認できましたが、楽器や機材について新しく得られる情報はあまり無いかもしれません。

写真の解像度が低く圧縮による劣化もあります。装丁も雑なので紙で出版されるならそちらを入手する方が良さそうです。
とはいえ、当時の風俗を忍ばせる写真に加えてビートルズ来日を伝える新聞記事も複数収録されているのでなかなか面白かったです。

写真に写っている人々のいでたちも興味深いのですが、文章に独特の雰囲気があります。
一番面白かったのは、武道館に掲げられた巨大横断幕の一文でした。
「その筋のお達しにより、入場券・通行証・関係者記章を持たない方の入場は固くお断りいたします」
「その筋」ってどの筋なんでしょう。

2012年5月22日火曜日

Hofner HCT 500/1 Part2(改造編)

僕が甲虫楽団で使用しているヘフナー(Hofner)社製ベースについて入手編に引き続き、改造編です。

改造後の状態

初期状態

このヘフナーは入手時既にトラスロッドカバー、コントロールパネルのノブ、糸巻き(チューナー)がポール仕様のものに交換されていました。いずれもポール仕様を模したV62モデルでは標準装備されているものです。

トラスロッドカバーはHCTにはContemporary Seriesと記載ありますが、ポール仕様は無地です。このHCTは既に無地になっていました。

元の状態のトラスロッドカバー


コントロールパネルのノブは「ゴールドキャップ・ボリューム・ノブ」いわゆるティーカップノブといもので、元々はヘフナー社がデザインしたものではなく、電化製品によく使われている汎用品だったそうです。純正品(型番H909/15)は3,990円(2個で?)しますが、出所にこだわらなければ2個2,000円くらいで楽器屋等で入手できます。海外から買えば送料込で2個1,000円切ります。本来HCTには黒いノブがついています。

ティーカップノブ


元の状態のコントロールパネル


糸巻きは2連タイプで4つの弦の糸巻きが2つの部品に分かれています。H61/74Bという型番で、定価は18,900円です。海外の通販を探せば数千円で入手できると思います。
本来HCTには4つ独立したものがついています。2つの部品が1つにつながっていることになるので、穴の位置関係が合致することが必要ですが、幸い僕のHCTはV62と同じ穴のむじなだったようです。
2連タイプの糸巻き


部品の追加・除去

アルバム「Let It Be」のポール仕様について調べたところ以下が簡単に真似できそうでした。

  • ピックガードが付いていない
  • ストラップを止めるピンが2か所とも無い(専用のストラップが必要)
  • フロント(ネック)側のピックアップを止めるエスカッションの高さがリア(ブリッジ)側に比べて低い
  • ブラックナイロン弦を使用している
  • ボディに「BASSMAN」というステッカーを貼っている

ピックガードは既に外した状態でした。本当は付いている方が見た目が好きなのですが・・・。

ストラップ固定用ピンは2か所とも外し、専用のストラップを着けました。
純正品(H65/50)は定価9,450円ですがeBayで3,543円(送料込)で買えました。一度ヘフナー製の別のストラップ(H6572BK)が届いて焦りました。事情を伝えて返送料請求しつつ交換してもらいましたが、海外から物を買うときはこう言ったトラブルがあった場合にやっかいです。ただでさえ配送に1~2週間要しますので。

ストラップの上側は先端の紐を輪っかにしてネックとボディの隙間に這わせて固定します。同じ500/1のベースでもモデルによっては隙間が無くてこのストラップが使えないものがあるようです。ちなみに輪っかの正しい結び方が今でもわかりません・・・。
本来下側はフックでテールピースにひっかけて留めるのですが(「Let It Be」の頃どうだったかは未確認)、演奏しにくそうだったのでここはボディエンドにネジで留めました。

エスカッションは正式名称「ピックアップ・マウント・リング」で「ハイ」と「ロー」があり、元々HCTは両方とも「ハイ」(背が高い)でした。これの「ロー」(背が低い)が欲しいわけです。この低さにどんな意味があるかは不明です。
またもやeBayでハイ&ロー2個セットを3,586円(送料込)にて入手しました(ハイ2個はその後売却)。
ピンもエスカッションもドライバーさえあれば簡単に取り外しできます。

ストラップ接合部、ノブ、エスカッションの高さに注目


弦はブラックナイロン弦を調達しました。その名の通り黒いナイロンでコーティングされたすべすべした外観の弦です。アルバム「Let It Be」の(「Abbey Road」も?)ベースの音色はこの弦ならではのものです。弦による影響が大きく、モデル(機種)による差はそれほど出ないのではないか?と考えたのもHCTを選んだ理由の一つです。

ブラックナイロン弦は複数社で発売されているようですが、弦両端の布地部分が黄色でポールと同じという理由でロトサウンドのRS 88にしました。
注意が必要なのは、よくショートスケールと称されるヘフナーですが、ブリッジからテールピースまでが長いので実際は長めの弦が必要です。ショートスケール用の弦は長さが足りない場合があります。
少なくともロトサウンドとラ・ベラのショートスケールは足りません。試しました。
ロトサウンドはミディアムスケール、ラ・ベラは「BEATLE BASS」と記載ある商品を選ぶ必要があります。

ということでミディアムスケールのRS88Mを海外の通販サイトで2個で送料込$60で買いました。
2012年現在は日本でも4,000円前後で買えるようです。
届いて驚いたのですがとにかく弦が太いです。4弦の直径は0.115インチ=2.9mmという太さでした。
これではナット(ネック側の支点)の溝に通りません。仕方が無いので自分で彫刻刀でナットを削って拡張しました。本来ここはデリケートな調整が必要らしいのですが、HCTは(V62も)0フレットがあるため多少の不備は打ち消されると聞き踏ん切りました。

弦の長さと太さが良く分かる動画がこちらです。



最後にステッカーです。ポールはFenderのその名もBASSMANというアンプに貼ってあったステッカーを使ったと聞きます。我こそがBASSMANだとアピールしたかったのでしょうか。塗装の剥がれを隠したかったからという説もあります。
このためだけにアンプを買うわけにもいかないのでネットで探したところレプリカがありました。
1000円で買えます。入手しボディに合わせたところ字の色が違う(本物は緑系?)のはしょうがないとして、どうもステッカー自体が大きい気がします。

販売元に問い合わせたところ、「後でお好みの大きさに調整いただけるよう大きめに作ってある」という返答でした。問い合わせるまでどこにもそのような説明は無かったのですが。
しかたなく写真を見ながら周りをハサミで切り、ボディに貼りつけました。
ベース自体ポールのと左右が逆ですのでどう貼るべきか悩みました。が演奏中に字が普通に読める方向にしました。

貼り付け後のステッカー

塗装

このように簡単に付けかえられる部分は着実に進められたのですが、いかんせん見た目で大きく違うところが残ります。それはネックバインディングとコントロールパネルのスイッチです。
ポール仕様はネックバインディング:無し、スイッチ:白、ですがHCTはあり/黒です。
※2011年に日本限定でネックバインディング無しのHCTが発売されています

バインディングを外すことは不可能なのであたかもバインディングが無いかのように塗装することを考えました。スイッチも同様に最初から白かったかのように塗るわけです。塗装を業者に依頼しようとも考えましたが本体購入価格を超えてしまいそうだったので自分で塗ることにしました。

塗装の知識が無く、インターネットで調べてもよくわからなかったので、入手しやすさと色の豊富さからアサヒペンのクリエイティブカラースプレーを購入しました。バインディング用に「コーヒーブラウン」スイッチ用に「ミルキーホワイト」を選びました。マスキングテープとビニール袋で慎重にマスキングして数回スプレーして完了です。

塗装中


いくつか失敗もありまして、後でV62見たらネックバインディングにあたる部分は色が濃くなっていました(クリア塗装のせい?)。僕は明るい色でしかもマットなタイプで塗ってしまいました。

バインディング塗装結果


スイッチはV62を倣ってわざわざ土台を黒く残したのですが、実はポール仕様は土台も白ということを後で知りました。

塗装後のスイッチ


素人の塗装ですから近くで見ると表面は粗く、ひっかくとすぐに剥がれてしまいます。
後から聞いたところによると塗装前に表面を紙やすりで軽く傷つけて塗料の食い込みを良くし、塗装後は目の細かい紙やすりで磨いて上から透明の塗料を吹きかけると良いとのことでした。



第二弾はここまで。第三弾は詳しい仕様を写真と数値でお伝えします。


改造箇所がよくわかるベース演奏動画をご紹介します。



2012年5月19日土曜日

Hofner HCT 500/1 Part1(入手編)


僕が甲虫楽団で使用しているヘフナー(Hofner)社製ベースについて3回に分けて記します。
まずは入手編です。

経緯

ビートルズのアルバム「Let It Be」でポール・マッカートニーは一時期使用を中断していたヘフナー社製ベース、「500/1」を再び使用しています。
独特の弾力がある音色が特徴的で甲虫楽団で同アルバムの曲を演奏する度に同ベースの必要性を感じていましたが、ポール所有器に仕様が近いとされるビンテージモデル(「V62」)は20万円台後半でとても手が出るものではありませんでした。

金額の絶対値も問題ですが、それがどうも楽器としての価値と釣り合わない気がしていたのです。
ポールが500/1を購入した動機の一つとして「安価だったから」があると聞きます。
それが所有者が世界的に有名になってしまったばかりにプレミアが付くことになりました。
適正価格はせいぜい10万円台半ばではないでしょうか。

そこで僕が目を付けたのが同社のHCT(Hofner ConTemporary series)シリーズの500/1です。
ヘフナー社はドイツ発祥の楽器メーカーですが、HCTシリーズは中国で生産しています。
ボディの構造がドイツ製と異なる(HCTにはセンターブロックがある)ようですが、全体の見た目はほとんど同じですし、ピックアップはまったく同じものを使用していると聞きます。
そして何より安い。ドイツ製の半値以下です。本格的な購入検討に入りました。2010年の梅雨のころのことです。

発見

とはいえ新品は10万円程度するので、中古での購入を目論みました。

ポールの仕様はネックバインディング(ネックの白い縁取り部分)が無いのですが、
HCTにはあるのでした。しかし、ごく初期(2005年~2006年ごろ?)のHCTには無かったようなのでそれを探していました。
※その後2011年になって日本限定仕様としてネックバインディングが無いものが発売されました。

ネックの両脇の白い部分がバインディング

オークションでの相場はバインディングあり=4~5万円、無し=6万円というところでした。6万円出す覚悟はありましたがどれもボディの色の濃い部分が黒過ぎる気がして踏ん切りがつかずにいました。

なかなか良いものが無いので検索対象を世界に広げてeBayを見ていたところ、色の薄さがいい感じで(出品者もそう褒めていた)ところどころパーツがポール仕様に交換されているHCTがハードケース付で495.5ドルで出品されていました。残念ながらネックバインディングがあるタイプでしたがそれを差し引いても非常にコストパフォーマンスが高く感じました。
すぐに入札しようと思いましたがアメリカ在住の出品者は海外発送を拒否していました。

そこであきらめずに、きっとあるだろうと思って探したらこういったケースのために転送代行サービスを行っている会社がありました。商品の発送先を同国内のその会社のオフィスに指定して、届き次第日本の本当の宛先に転送してもらうという段取りです。

配送料が安い日本の宅配便業者で送るためには梱包後の3辺の合計が160cmに収まっている必要がありましたがそこはコンパクトなヘフナーのベースのこと、クリアしていると考えました。
転送料は45ドル前後の見積もりでした。

なお、出品者(アメリカ東海岸)から転送会社(アメリカ西海岸)への国内配送料は55ドルでした。
その他、調べた結果以下のことがわかりました。

  • 楽器の輸入には関税がかからない
  • 荷物を受け取ったその場で日本の消費税を支払う必要がある

すべてを考慮してもやはりコストパフォーマンスは高いと判断できました。ここで満を持して入札。他に競合も現れずすんなり落札できました。

転送

出品者への支払はオンライン決済システムPayPalを使用します。
直接クレジットカード番号や口座番号をやりとりすることなくPayPalのシステムの仲介で送金できます。最終的にはPayPalの手数料が上乗せされてクレジットカードで引き落とされます。

PayPalの親会社はeBayですから、連携はとてもスムーズです。
決済することで自動的にPayPalの登録情報が配送先として出品者に通知されます。
そのため、今回はあらかじめ転送会社の住所を指定しておく必要がありました。

結局、入札から送金まで、一度も出品者と直接言葉を交さずに行うことができました。
とはいえ、配送直前に「ピックガードを付けた状態で送るか?」という質問を受け取りましたが。
アルバム「Let It Be」の時点ではポールのベースにピックガードが付いていませんでしたので、
「付けずにケースに入れておいてください」とだけ伝えて、出品者とのやり取りは完了しました。

「Let It Be」時点のポールのヘフナー


出品者から転送会社まではちょうど1週間、転送会社から自宅までは4日間、成田に着いた翌日に届きました。2010年7月30日のことです。後半の旅程の方が安価で期間も短いのですから日本の宅配便業者は優秀だと思いました。
実はサイズが160cmを超えていて本来宅配便の適用外になってしまうのですが、宅配便業者の配慮で宅配便として扱ってもらえました。
その分、サイズ超過手数料を転送業者に支払うことになりましたが・・・。


まとめ

落札から入手までの期間:12日間
かかった費用:58,597円
落札金額48,951円(商品44,000円+アメリカ国内配送料+PayPal手数料)
転送料7,446円 (サイズ超過手数料込)
消費税2,200円 (44,000円の5%)

パーツがポール仕様に交換されていることを鑑みると日本で買うのより1万円以上安いという印象です。
その後付属していたハードケースが日本のオークションで1万円以上で売れたので
(eBayで65ドル程度で落札できるものだって言って出品したのに・・・)
さらにお得に入手できたことになります。

第一弾はここまで。
第二弾では交換されていたパーツと、その後施した改造について記します。
 

2012年5月18日金曜日

リンゴ・スター映画「Let It Be」のリリースの可能性について語る


スティーブ・ルカサーやトッド・ラングレンを従えた「All Starr Band」ツアーを2012年6月から開始するリンゴ・スターがRolling Stone誌の独占インタビューに答えました。


Exclusive Q&A: Ringo Starr on his Upcoming Tour and the Elusive 'Let It Be' DVD

http://www.rollingstone.com/music/news/exclusive-q-a-ringo-starr-on-his-upcoming-tour-and-the-elusive-let-it-be-dvd-20120517

ビートルズ関連について語ったことは


  • All Starr Bandで「Octopus's Garden」を演奏しなかったのは「Yellow Submarine」より難しいから。
  • 今回のツアーでは「Don't Pass Me By」や「Matchbox」など、いままであまり演奏したことが無い曲を取り上げるもり。
  • 「With a Little Help From My Friends」は演奏する。自分が観客だったとしたら、演奏しなかったら騙されたと思うだろうから。
  • 自伝を著すつもりは無い。どうせ8年間(1962~1970年:ビートルズの活動期間)のことを知りたいのだろうが、そこに至るまで5巻は要する。
  • (ビートルズライブ映像のリリース構想を聞かれて)Hollywood BowlやShea Stadiumのライブ映像が公開されている。他に何を望む?San Francisco(Candlestick Park)での最後のライブは撮影していない。
  • 映画「Let It Be」のDVDはいつかリリースされるだろうが、今はそのことについて話し合っていない(But we're not talking about it right now.)。今は生きるのに精一杯。

ビートルズの映像作品のリリースについてリンゴはあまり関心が無いようで残念です。

インタビューの中で、リンゴはツアーが好きだから続けていると言っています。
ビートルズがツアーを止めた際のリンゴの意向についてあまり目にしたことがありませんが、リンゴはツアーをやりたかったのでしょうか。

2012年5月17日木曜日

ドノヴァン「Yellow Submarine」歌詞提供箇所を語る

以前の投稿でドノヴァンのインタビュー映像を紹介しましたが、それとは別のインタビュー記事が公開されました。

Donovan Q&A, on Dylan Rivalry, Helping Paul McCartney Write 'Yellow Submarine'
http://www.spinner.com/2012/05/16/donovan-dylan-yellow-submarine/

なぜ今ドノヴァンが注目されいているかというと、2012年にロックの殿堂(The Rock and Roll Hall of Fame)入りしたからです。ちなみにビートルズ1988年、ジョン・レノン1994年、ポール・マッカートニー1999年、ジョージ・ハリスン2004年にそれぞれ受賞しています。リンゴはまだなんですね・・・。

今回のインタビューの中でビートルズについて言及した内容は以下のようなものです。

  • ボブ・ディランの紹介でビートルズに初めて会った
  • 自身のアルバム"Sunshine Superman"は、その1年後に発売されたビートルズの"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"に影響を与えた
  • 1996年の初夏にポールがギターを弾きながら自分の家にやって来て、作りかけの「Eleanor Rigby」と「Yellow Submarine」を披露した
  • 「Eleanor Rigby」の冒頭の歌詞は当時「Ola Na Tunjee/Blowing his mind in the dark with a pipe full of clay...」だった。
  • ポールが「Yellow Submarine」の歌詞に困っていたので「Sky of blue, sea of green/In our yellow submarine」という一節を提供した。


ドノヴァンが「Yellow Submarine」の作詞を手伝ったというのは有名なエピソードで、そのお礼にドノヴァンの「Mellow Yellow」にポールがベースとコーラスで参加したそうです。

インタビュー中に再現されたポール訪問時のやり取りは臨場感があって面白いです。40年以上も前のことをここまで鮮明に覚えているか疑問ですが、何度も話しているうちに記憶に刻みつけられたのかもしれません。

以前の投稿でケン・スコットが語ったポールのエピソードを紹介しましたが、ポールは話のネタにされやすいんでしょうね。天衣無縫というか、単なる天然というか。

2012年5月15日火曜日

2012年6月2日はジョージ・マーティン特番と甲虫楽団ライブ


2012年6月2日 22時からNHK-BSプレミアムにて
『ザ・プロデューサー ~ビートルズ・サウンドを創った男 ジョージ・マーティン~』
が放送されます。ロンドンオリンピック直前のイギリス特集の一環だそうです。
http://www.nhk.or.jp/bs/igirisu/

ジョージ・マーティンのドキュメンタリーといえば1992年の「Making of Sgt. Pepper」が思い浮かびますが、


今回の物は日本未放送とのことなので2011年4月にイギリスBBCで放送された
Produced by George Martin
が元ネタだと思われます。

となればHD画質でしょうから楽しみですが、元は90分番組のものを日本独自映像を加えて60分に編集してあるようなので未放送の部分が残ってしまうのが残念です。

ちなみに同日は東京・国立リバプールBEATLES DAYに甲虫楽団が出演する日でもあります。
ライブ終演後でも番組放送時間に間に合うと思うので、この日をビートルズ漬の一日にしたい方ぜひライブにお越しください。

この日は甲虫楽団含め、アルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」の曲を演奏するバンドが多くなる予定です。
45年前のちょうどこの日にアメリカで同アルバムが発売されました(イギリス発売は6月1日)。

2012年5月13日日曜日

ジョージとポールの共演による新作が?

ジョージ・ハリスン没後10周年にあたる2011年にドキュメンタリー映画
「Living In The Material World」が公開されました。
3時間を超える長い作品ですが日本でも劇場公開されました。

同映画の副産物と言えるアウトテイク集「Early Takes Volume 1」が2012年になって発売されました。
この発売に際してオリビア・ハリスン(ジョージの未亡人)が受けたインタビューの中で、
ポール・マッカートニーをはじめとするジョージゆかりのアーティストに彼の未完成曲の完成を依頼する考えがあることを明かしました。

George Harrison's Wife and Giles Martin Discuss Scorsese Documentary, Bob Dylan and Being 'Stifled' by the Beatles
http://www.spinner.com/2012/05/01/george-harrison-DVD-interview-olivia/

ちなみにこのインタビューは「Early Takes Volume 1」の制作にも加わったジャイルズ・マーティン(ビートルズのプロデューサー ジョージ・マーティンの息子)とともに答えています。


もしポールがジョージの音源に録音を加え、そこにリンゴも参加したとしたら、1995年~のアンソロジープロジェクトの時のようにビートルズの新曲として発表されるのでしょうか。今回ジョンは参加できませんが、現役時代にも全員が参加せず完成した曲は多いのでありえない話ではありません。

あるいは、アルバム「LOVE」でデジタル技術を駆使してビートルズの楽曲を再構成した実績があるジャイルズが関与するならジョンの演奏をどこからか持ってきて重ねることもできるかもしれません。

2012年5月11日金曜日

メキシコのビートルズファン

ポール・マッカートニーは現在"ON THE RUN"ツアーで世界中を回っています。

今週はメキシコで5/5、5/8、5/10と三回の公演を行いました。
5/8は7万人を動員し、フリーコンサートとなった5/10は少なくとも8万人が参加しました。パブリックビューイングも含めれば10万人とも20万人とも言われる人が目撃したそうです。

以下、当日の様子を報告するニュース記事です。写真もあります。

He's still got it! Paul McCartney commands crowd of 150,000 as he performs epic three-hour concert in Mexico city
http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2143352/Paul-McCartney-commands-crowd-90-000-performs-epic-hour-concert-Mexico-city.html

メキシコはビートルズファンがとても多く、首都のメキシコシティでビートルズの曲を耳にしない日は無いと聞きます。ビートルズの曲だけを流すラジオ番組が毎日あったり、ファンクラブの会員が100万人を超えるなどどこまでが本当かわからない話が伝わってきます。

とはいえ、甲虫楽団YouTubeチャンネルの国別アクセス数は1位:日本、2位:アメリカに次ぐ3位を誇るメキシコですのでビートルズファンが多いことは間違い無いようです。


1965年にビートルズはメキシコでの公演実現を模索したのですが、時の政府が若者への影響を恐れて拒否したそうです。その後結局公演が実現することはありませんでした。それがかえってメキシコの人のビートルズに対する思慕を深めることになったのかもしれません。

そんなメキシコのビートルズファンを描いたドキュメンタリー映画が2010年に公開されました。
以下がトレーラーです。

"ESPERANDO A LOS BITLES"(Waiting for The Beatles)



ファンクラブの会長を25年務める人物に密着し、2010年のInternational Beatle Week(毎年リバプールで開催される音楽イベント)へメキシコ人ビートルズトリビュートバンドを連れて行く様子を追った映画のようです。途中同バンドによりビートルズの曲も演奏されますが、選曲が渋いです。

それにしてもこのトレーラーに、同じくこの年のInternational Beatle Weekに出演した日本人バンドの人が写っています。本編でも取り上げられているんでしょうかね。



2012年5月9日水曜日

ワシントンDCコンサートドキュメンタリー映画公開延期

以前の投稿で紹介したビートルズ初のアメリカ公演を完全収録したドキュメンタリー映画
"The Beatles: The Lost Concert"は
2012年5月6日にプレミア上映、5月17日~22日に全米公開の予定でしたが直前にすべてキャンセルになりました。

MAY 2012 LIMITED ENGAGEMENT OF “THE BEATLES: THE LOST CONCERT” POSTPONED
http://www.screenvision.com/may-2012-limited-engagement-of-the-beatles-the-lost-concert-postponed/

原因は"last-minute issues"とのことで不明ですが、権利関連でしょうか。

つい先日、アメリカのテレビドラマ「MAD MEN」が
ビートルズのTomorrow Never Knowsを劇中に流すために使用料25万ドルを支払ったというのが
ニュースになっていたくらいビートルズは権利関連の話題には事欠きません。

映画は2012年晩夏の公開を目標としているようですが果たしてどうなるのでしょうか。


2013年6月9日追記
現時点で未だ公開の目処は立っていないようです。法廷闘争に発展しています。

'Lost' Beatles Concert Footage Prompts Lawsuit
http://www.hollywoodreporter.com/thr-esq/lost-beatles-concert-footage-prompts-564821

 2013年12月14日追記
 まだ揉めているようです。

ビートルズのアメリカ初ライヴ映像作品をめぐって映画会社とソニーが訴訟
http://ro69.jp/news/detail/93966

2012年5月6日日曜日

YouTubeのビートルズベース演奏映像チャンネル

甲虫楽団のプロモーションと自分自身の備忘録のために
2010年10月からビートルズの曲のベース演奏映像をYouTubeで公開しています。

甲虫楽団 / Kouchu-Gakudan
http://www.youtube.com/user/kocuhu

YouTubeには他にもビートルズの曲のベース演奏映像を
公開している方が多くいらっしゃいます。
ここではその中から質・量とも充実したチャンネルをいくつか紹介します。
併記している年月は公開を開始した時期です。


Let's play bass of The Beatles !
http://www.youtube.com/user/beatleoyaji
2008年9月~
日本の方が運営しています。着手した時期が早い、チャンネル登録者が3000名を超えている、など名実ともに日本が世界に誇る一大ビートルズベース演奏映像チャンネルです。ビートルズが公式発表した曲ほぼ全てを網羅し、現在は2週目に突入しています。

Canale di rickinroma
http://www.youtube.com/user/rickinroma
2009年11月~
イタリアの方が運営しています。演奏自体も堅実ですが、コピー度が高いことにも注目です。僕自身もかなり参考にしました。最近更新が無いのが残念です。

Maggie8181's channel
http://www.youtube.com/user/Maggie8181
2010年5月~
ポーランドの方が運営しています。女性では随一のチャンネルです。ピッキングはソフトなのですが、安定感がすばらしいです。

beatlefan247's channel
http://www.youtube.com/user/beatlefan247
2010年6月~
イギリスの方が運営しています。映像を見る限りまだ10代ですが、ベースのみならずマルチプレイヤーぶりを発揮しています。なんといっても左利きです。

TheBeatlesbassman's channel
http://www.youtube.com/user/TheBeatlesbassman
2011年11月~
アメリカの方が運営しています。エネルギッシュな演奏と活発な更新頻度が特長的です。映像表現は甲虫楽団のYouTubeチャンネルを参考にしたのかも・・・?

その他、それぞれのチャンネルにまとまった数のビートルズベース演奏映像は無いのですが、とびきり品質の高い映像を2点紹介します。





他にお勧めのチャンネル/映像があれば是非教えてください。

2012年5月5日土曜日

『イエロー・サブマリン』ブルーレイ/DVD発売記念試写イベント観覧者募集中

2012年6月6日にビートルズのアニメ映画「イエロー・サブマリン」がBlu-rayディスクとDVDで発売されます。
ビートルズの映像作品としてBlu-ray版が日本で発売されるのは初めてのことです。

今回の発売に際して映像が1コマずつリマスターされたというので
色や輪郭がより鮮明になっていると思われます。元々カラフルな映像なのでその効果が楽しみです。

発売を記念して6月6日に東京・品川で試写イベント
「ビートルズが歌で世界を救う ~All You Need Is Love~」
が開催されることが決定しました。
EMI MUSIC JAPAN公式サイトならびにヨリモ(読売新聞)のサイトで観覧者を募集しています。

公式サイト(200組400名当選 5月22日締切)
ヨリモ(50組100名当選 5月27日締切)

映像ももちろんですが、音がどれくらい変わったかが興味あります。
トレーラーを見る限りでは1999年にリミックスして発売された「イエロー・サブマリン~ソングトラック~」を基準にしているようです。



このアルバムはビートルズ初のリミックスものとして注目を集めましたが
音ズレなどのミスが目立つ詰めの甘い作品でした。

その点が今回修正されているか興味があります。
リミックス作業からやり直しになるので無理そうですが・・・。


2012年5月4日金曜日

ケン・スコット ホワイト・アルバム録音時のエピソードを語る

ビートルズ中後期のレコーディングにおけるエンジニアとしてはジェフ・エメリックが有名ですが、
1歳年下のケン・スコットもエンジニアとして参加しており、
とくにアルバム「The Beatles」(ホワイト・アルバム)では中心的に活躍していました。
その後はデビット・ボウイのアルバムのプロデューサーとして名を馳せています。

そのケン・スコットが2012年6月に自叙伝を出版するにあたりインタビューに答えていました。

Interview: Abbey Road Engineer Ken Scott Discusses Recording The Beatles' White Album, Says Sessions Were a 'Blast'

http://www.guitarworld.com/interview-abbey-road-engineer-ken-scott-discusses-recording-beatles-white-album-says-sessions-were-blast

「Yer Blues」は狭い部屋にビートルズ4人が入って演奏した
という有名なエピソードについても触れています。
事実自体は目新しいものではありませんがジョンとのやり取りが生々しいです。

その他ホワイト・アルバムについて以下のような事を語っています。
これらは聞いたことの無い内容が多いです。
  • ビートルズのメンバー間の雰囲気が悪かったとまことしやかに伝えられているが実のところは賑やかにやっていた。
  • ベーシックトラックは皆で楽しく演奏するが、オーバーダビングの段になると作曲者の色が濃くなる
  • メンバー全員が揃わないまま録音が進んだのはスケジュールに追われていたから(Appleレーベル初アルバムだから気合が入っていた)。締め切り前最後の24時間は使える全てのスタジオで何らかの作業を行っていた。
  • While My Guitar Gently Weepsでエリック・クラプトンが参加して演奏したときのことは覚えていない。退行催眠を試したが無理だった。
  • Helter Skelterは何も特別なことをしたわけではなく、いつもよりうるさく演奏したに過ぎない。
  • Yer Bluesで途中からボーカルにエフェクトがかかるのはベーシックトラックでの音漏れを目立たなくするため。(←すみません、原文の読解に自信がありません)
  • ホワイト・アルバム以前までは誰もステレオ盤に興味を持っていなかった。作業もいい加減で、結果としてモノラル盤とのミックス違いが生まれた。
  • ミックス違いを楽しみにしてモノラル盤とステレオ盤両方を買う人がいることをファンレターで知ったポールはホワイト・アルバムの売り上げ枚数を増やすために意図的にミックス違いを作るよう指示した。
  • ポールは録音に使用するマイクを見た目で選んでいた。 “That one looks good. Let’s try it.”
  • ドラムの録音に使用するマイクは基本的には バスドラム:AKG D20 タム:AKG D19Cs 頭上:リボン型からコンデサ型に変遷。
  • ギターの録音はキャビネットから1フィート離してNeumann UM87を使用するのを好んだ。

ケン・スコットはジョーク好きなようで、ポールに関する2つのエピソードが本当かにわかに信じられませんが、妙に納得感はありますね。

その他まとめとして
ビートルズはルール無用という点では偉大なミュージシャンだが演奏技術に長けていたわけではないという見解や、若手ミュージシャンへのアドバイス、アナログ録音とデジタル録音の使い分けなどを語ってインタビューは終わっています。


自叙伝はこちらです。日本語版発売の予定は不明です。

Abbey Road to Ziggy Stardust: Off-the-record with The Beatles, Bowie, Elton, and so much more.
http://amzn.com/0739078585


ジェフ・エメリックもビートルズのスタジオの様子を描いた書籍「ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実」を発表していますが、ケン・スコットは記述内容の真偽に異論を唱えていたそうです。
そのあたりが自身の本ではどう描かれているか興味が沸きます。


2012年5月3日木曜日

公演「LET IT BE」のオーディションがリバプールのCAVERN CLUBで開催される

「LET IT BE」2014年3月来日公演が決定しました。今後以下で追跡していきます。
http://blog.kouchu.info/search/label/LIB-Show
先日の投稿に書いたビートルズの曲の生演奏を主体とした公演
「LET IT BE」のオーディションがリバプールのCAVERN CLUBで予定通り開催されました。
その様子がニュース映像としてBBCのサイトに掲載されています。



どうやらポール役は決まりそうですね。この方はポールの特徴的なギター奏法をよく捉えています。


その他、インタビュアーの

「ビートルズを演奏するには年をとりすぎているのではないか?」

という質問に対して

「彼らは自分より年上だ」

と切り返したオーディション参加者がいました。
感心するとともに勇気付けられます。


今度は5/8にロンドンでオーディションがあるそうです。

2012年5月2日水曜日

ドノヴァン ビートルズへのスリーフィンガー伝授とメディテーションについて語る

手前味噌?

ビートルズが1968年のインド滞在時、
シンガーソングライターのドノヴァンからスリーフィンガーというギター奏法を教わった
というのは有名なエピソードですが、
ドノヴァン本人がそのエピソードについて語っている映像が公開されました。


独白はジョンとの交流の話から始まり、肝心のインド滞在中のエピソードに展開します。
要約すると(英語ヒヤリング間違ったらすみません)・・・
  • ジョンが自分の奏法に興味を持ったのでゆっくり弾いて見せた
  • ジョンはじっくり座って2日間で習得し「Dear Prudence」「Julia」を作曲した
  • ポールはジョンが習得している様子を歩き回りながら耳にして「Blackbird」「Mother Nature's Sun」を作曲した
  • ポールの演奏方法は独特
  • ジョージは自分の奏法というよりは演奏のコード進行に影響を受けて「While My Guitar Gently Weeps」を作曲した
ホワイトアルバムの名曲の数々が自分の影響下で生み出されたという自慢ですかね・・・。

さりげなくリリース情報のリーク

その後は1968年のインド滞在の目的でもあったメディテーションについて
マハリシ・ヨギの名前も交えながら詳しく説明しています。
その中で映画監督デヴィッド・リンチが主催する学生支援団体The David Lynch Foundation(学生のメディテーションを推進)が2009年に主催したチャリティ・イベントChange Withinが近々DVD化されるとさらっと漏らしています。

このイベントにはポール・マッカートニーとリンゴ・スターも出演し、
二人で「With a Little Help From My Friends」を演奏したことで話題になりました。


この曲をポールが演奏するところを始めて見たのでベースに注目していたのですが、
雰囲気は維持されつつもフレーズはオリジナルと異なっていました。


以下同団体の公式映像です。



ジョンのスリーフィンガー

話は戻ってジョンのスリーフィンガーですが、独特な方法で演奏しています。
親指でベース音を担当して、人差し指、中指とともに交互に動かして一定のリズムを
刻む点では一般的な方法と同じなのですが、
親指がルート音を無視してかたくなに5弦→6弦という順番で交互に弾いています。
これが独特の雰囲気を生んでいます。
これもドノヴァンの影響なのでしょうか・・・。

2012年5月1日火曜日

節目のビートルズトリビュートバンド来日

RAIN続報

先日の投稿で紹介した「レイン -ビートルズに捧ぐ」についての情報が
渋谷ヒカリエ東急シアターオーブの公式サイトに掲載されていました。

レイン -ビートルズに捧ぐ
公演内容は想像通りのようです。

上記リンク先の紹介文に
『「愛こそが全て」で「友からの少しの助け」だけが必要だった時代へと連れて行ってくれる!! 』
とあります。

「愛こそが全て」= All You Need is Love
「友からの少しの助け」= With a Little Help from My Friends

ということだと思いますが、英語の紹介文の直訳ですかね。
前者はともかく後者は分かる人がどれくらいいるでしょうか・・・。

ちなみに「RAIN」とはビートルズの曲名ではあるものの地味な名前だなと思っていたら、
もとは「Reign」(君臨、統治)という名前で
1970年代に始まったオリジナル曲思考のバンドだったようです。
その後ビートルズトリビュートに専念するにあたり、
表記をビートルズにちなんだ方向に寄せたのでしょう。

今回この演目が興行面で成功できると判断してオファーしたのでしょうが少し意外な気がしました。
以下のような理由で選ばれたのだと想像しています。
  • 渋谷ヒカリエは大人をターゲットにしている
  • 東急シアターオーブはミュージカル専用シアターである
  • 今年はビートルズデビュー50周年である

Bootleg Beatles日本武道館公演(1995)

ビートルズが話題になるたびに海外のトリビュートバンドを日本に呼ぶというのは
定番のようで、1995年4月1日には
トリビュートバンド「Bootleg Beatles」(ブートレグ・ビートルズ)が
日本武道館での来日公演を実施しました。

1995年といえばAnthologyプロジェクトが公開された年です。
4月1日の時点でその存在が発表されていたかわからないのですが、
前年にアルバム「Live at the BBC」が発売されていたので
日本でビートルズの注目度が上がっていたことは確かでしょう。
僕もこのエイプリルフールの公演には行きました。
チケットもビートルズ日本公演のものを模していました。
セットも当然真似しており、アリーナに客を入れず警官隊を配置するなど
ぬかりの無い内容でした(演奏が始まったら警官隊は退出していましたが)。

ステージは本家同様E・H・エリックさんの司会から始まり、
セットリストも当時のままでした。

演奏そのものよりはセット含めた全体の雰囲気に対して
ビートルズ日本公演もこんな感じだったのかなと感動したことを覚えてます。
なお、さすがに日本公演の真似だけで終わると公演時間が短いので
第二部では中後期の曲を演奏していました。
Bootleg Beatlesは現在も活動していますがメンバーは当時と異なります。

The Return来日公演(2006)

ビートルズ来日40周年の2006年にはトリビュートバンド「The Return」が日本でライブを行いました。ビートルズと同じ6月29日に来日したそうです。翌6月30日にはビートルズが来日記者会見を行った現・キャピトル東急ホテル「真珠の間」にてディナーショーが開催されました。
http://www.sptakeda.co.jp/annai.html#9trib

今後の50周年イベント

直近のビートルズ関連の出来事では2009年の音源リマスターがありましたが
その時は海外のビートルズトリビュートバンドの来日は無かったように思います。
「リマスター」の意義がわかりにくかったですかね。

今年以降毎年ビートルズ関連で様々な50周年の節目を迎えます。
2016年のビートルズ来日50周年は
武道館を6月30日~7月2日貸し切って
世界中のビートルズコピーバンドを集めてイベントができたらいいですね。
ザ・ドリフターズ、尾藤イサオさん、内田裕也さんなども呼んで。