2012年10月14日日曜日

レビュー:ギター・マガジン ビートルズ デビュー50周年特集 第三弾

リットーミュージック社の月刊誌「Guitar magazine (ギター・マガジン)」は今年ビートルズ デビュー50周年を記念して彼らのギターに注目した記事「Get Back To THE BEATLES」を連載してきました。
2012年5月号、8月号(以前の投稿参照)に引き続き11月号(2012年10月13日発売)に完結編となる第三弾が掲載されました。今回は1968年~1970年の作品を取り上げています。
21ページにわたって歴史的な位置づけ、楽器、レコーディング技術、ギタリスト3人の個性の各観点からギター用譜面(タブ譜つき)を交えて解説しています。
前回は1965年~1967年という、ビートルズの楽曲の中で一時的にギターの比重が下がった時期でもあったのでコード進行の解析で誌面を埋めていた感がありますが、今回はジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、3人のギタリストが三者三様の個性を発揮して、アコースティックギターの活用が進んだ時期でもあったので譜面も充実しています。市販のバンドスコアより細かく記述されているようです。当然、「The End」のギターバトルは本連載の締めくくりとして全編の譜面とともに詳細に解説しています。
それら譜面の正確性に自信が無いように見える記述もありましたが(「マニア筋」の証言などと第三者の見解を引用するなど)、機材についてはあまり目にしたことが無い仕様やエピソードのうんちく満載で見ごたえあります。この時期は録音機材やエンジニアが頻繁に変わったのでそれが音に与える影響に関する考察が興味深かったです。

今号はこの連載とは別に「Instruments エピフォン・カジノ ~ ジョン、ポール、ジョージに選ばれた音」という14ページの特集も掲載されています。ビートルズの使用したカジノのみならずそれ以前の機種や現行機種まで網羅しているのでこちらもお勧めです。


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