2013年12月31日火曜日

2013年ビートルズ十大ニュース

2013年も今日で終わりです。当ブログの独自視点による2013年のビートルズ関連十大ニュースをカウントダウン形式で振り返りたいと思います。過去に各ニュースに関連する記事を投稿しているのでそちらもご覧ください。

第10位 Hofner 500/1ベース特別色発売

ポール・マッカートニーが現在も使用しているヘフナー社のベースを模した「500/1 Vintage 62」シリーズのペイントが異なるモデルが2種類発売されました。一つはイギリス国旗(ユニオンジャック)柄のJubilee Violin Bass、もう一つはバイオリンの色をイメージしたVintage Violin Finishです。

第9位 ピート・ベスト来日

リンゴ・スター来日に対抗心を燃やしたのかビートルズの初代ドラマー、ピート・ベストが4月に来日公演を実施しました。

第8位 The Bootleg Beatles来日

1995年に来日公演実績があるビートルズトリビュートバンド「The Bootleg Beatles」が5月のグランド ハイアット 東京開業10周年パーティーに出演しました。1夜のみの出演であり、パーティーのチケットが35,000円だったので目撃者が少なく、当日の様子は謎のままです。

第7位 映画「Help!」Blu-ray版発売

ビートルズの主演映画「ヘルプ!4人はアイドル」のBlu-ray版が6月に発売されました。同作はDVDで2007年にリニューアルされているので今回はそれほど話題になりませんでした。

第6位 映画「愛しのフリーダ」公開

ビートルズの秘書であるフリーダ・ケリーのドキュメンタリー映画「愛しのフリーダ」が12月に公開されました。プロモーションのためにフリーダ・ケリーも来日して精力的にインタビューに応えていました。

第5位 「オン・エア~ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2」発売

BBCラジオ番組用のビートルズの演奏を収録した同アルバムが12月に発売されました。カウントダウンイベントも開催されました。

第4位 「The Beatles Bootleg Recordings 1963」発売

ビートルズが1963年に録音した音源でこれまで公式には未発表だったものがまとめてiTunes Store限定で12月に発売されました。今後毎年継続して発売されることを期待させる画期的な出来事でした。

第3位 The Fab Four来日

おそらく世界一のビートルズトリビュートバンド「The Fab Four」が3月に初来日公演を実施しました。甲虫楽団もオープニングアクトとして出演しました。

第2位 リンゴ・スター来日

2月にリンゴ・スターがHIS ALL STARR BANDを引き連れて来日公演を実施しました。オールスタンディングの会場で大いに盛り上がりました。

第1位 ポール・マッカートニー来日

11月にポール・マッカートニーが来日公演を実施しました。来日決定から日本中に旋風を巻き起こしました。当ブログにとっても大きな転換点となりました。

2013年12月27日金曜日

「MUSIC LIFE ポールマッカートニー特別号」発売

ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアーを振り返る書籍「MUSIC LIFE ポールマッカートニー特別号」が2013年12月26日に発売されました。
 http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=1639219

有名無名非常に多くの人がアルバム「NEW」「オン・エア ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2」 そしてポール日本公演について寄稿しています。来日前に発売された「ぴあ Special Issue ポール・マッカートニー 来日記念特別号」と対をなす形です。
2013年のビートルズ関連ニュースやポール日本滞在中のできごとを時系列でまとめた記事、フリーダ・ケリー来日時の独占インタビュー(ビートルズ4人の人形を抱きしめる写真から始まる)も掲載されており、2013年を総括する一冊と言えるでしょう。何十年後に振り返るときにも役立ちそうです。
数ある記事の中でも、バンドの演奏面に注目して公演での全曲を解説したもの、サウンドチェックのレポート、妻ナンシーの誕生パーティーのレポートは貴重だと思いました。

2013年12月25日水曜日

リンゴ・スター「オン・エア - ライヴ・アット・ザ・BBC VOL.2」を語る

雑誌「Beatlefan」創刊35周年記念号となる第205号にリンゴ・スターのインタビュー記事が掲載されています。
http://www.beatlefan.com/headlines2.htm#currentissue

ここでリンゴは今年発売した写真集「Photograph」やアルバム「On Air: Live at the BBC Volume 2」について語っています。ポール・マッカートニーは今回のBBCアルバムについてプレスリリースやライナーノーツで語っていますが、リンゴがこのアルバムについてどう思っているかをあまり目にしません。

今回のインタビューでは以下のような発言をしているそうです。

"Those sessions were really immediate; there were no real overdubs of any sort. They'd tell us, 'We'd like you to be on this show and we'd like you to do 10 songs,' and we'd just say 'OK.' These are the numbers we were playing as we were touring anyway."
"People forget that The Beatles were still a cover band when we first started. We did a few of John and Paul's songs and then we only did songs by John and Paul and then we added songs from George, too. But that's not true, if you listen to the first Beatles album ["Please Please Me"], Paul and John did a couple of songs by other people and George did other people's songs as well, so you can see how we progressed into it just being The Beatles' songs and music."

発言内容自体は1994年のVol.1発売時とあまり変わらず、カバー曲を得意としていたライブバンドとしてのビートルズのありのままの姿と成長してく過程がこのアルバムに記録されているというニュアンスです。

なお、今号にはポール日本公演の様子についても掲載されているようです。

2013年12月21日土曜日

Hofner 500/1ベース「Limited Vintage 62 WHP 3rd Vintage Violin Finish」発売

もう先月の話になってしまいますが、ポール・マッカートニー日本滞在中の2013年11月18日にHofner 500/1ベースのフラッグシップモデルにして現状唯一ポール使用器のレプリカを目指すVintage 62 World History Premium 3rdに新色が追加されました。同日から店頭に出回りだしたようです。
ヘフナー日本語公式サイトに掲載された写真

日本国内向け限定で、Vintage 62 World History Premium 3rd のスペシャルフィニッシュ「Vintage Violin Finish」が国内入荷!
http://www.hofner.jp/news/2013/11/-vintage-62-vintage-violin-finish.php

日本国内限定で20本しか生産されていないそうです。値段は通常色の相場に比べて5万円高い298,000円です。色が違うだけで5万円高いというのはユニオンジャック柄のJubilee Violin Bassと同じです。

この色の意図は不明ですが、現在のポール使用器の色をイメージしたのかなと思っています。ポール使用器はサンバーストの色の差がほとんどありません。
今回面白いのは通常色と比べて色が違うだけでなく、ボディのバインディングの仕様が異なる点です。通常色はボディの白いバインディングを挟むように2本の黒い線が描かれています(1本は白いバインディング内、もう1本はボディ側にバインディングをなぞる様に)。
通常色のバインディング
一方、Vintage Violin Finishは黒い2本の線が両方ともボディ側に存在します。白いバインディングの幅が現行色より狭いのかもしれません。いずれにせよ意図は不明です。ポール使用器の仕様はどちらなのでしょうか。このバインディングについて公式サイトでは「バインディングはVintage 62 WHP 3rdと違ったシンプルなスタイルを採用」と表現しています。
Vintage Violin Finishのバインディング
楽器店に現物を観に行きましたが、前掲の写真ほど赤くは無く、オレンジという印象です。僕が見た個体はボディ側のエンドピンが着いていたので(本来なら着いていないはず)相変わらず仕様がおおらか(いい加減)だと思いました。

2013年12月17日火曜日

ビートルズ未発表音源集「The Beatles Bootleg Recordings 1963」2013年12月17日発売

※本記事は2013年12月18日に更新しました。

ビートルズが1963年に録音した音源でこれまで公式には未発表だったものを集約した59曲入りアルバム“The Beatles Bootleg Recordings 1963”が2013年12月17日午前0時頃から日本のiTunes Storeで販売開始されました。発売当初は1500円で販売されていましたが午前9時までに一旦削除され、その後午後11時までに復活し現在は6000円で販売しています。
https://itunes.apple.com/jp/album/beatles-bootleg-recordings/id778642269 
追記:2014年12月16日頃に4000円へ期間限定値下げされました

12月18日になってようやくユニバーサル・ミュージックのビートルズのサイトで告知されました。
『BEATLES BOOTLEG RECORDINGS 1963』ITUNES限定で配信開始。
http://www.universal-music.co.jp/the-beatles/news/2013/12/18_itunes

あまりにひっそりとした販売開始です。ビートルズのブランド戦略上は不本意なリリースなのかもしれません。

この時期に発売された理由については様々な憶測を呼んでいますが、EU圏でこれらの音源の著作権を維持し続けるためという見方が強いです。EU圏では未発表の音源は録音から50年後の年末までに発表しないと著作権を失うため、駆け込みで規制事実を作ったということです。

今回の音源の前年に録音&発売された「Love Me Do」と「P.S. I Love You」についてはちょうど1年前にこの種の問題に直面しました。以下の記事もご参照ください。

「Love Me Do」と「P.S. I Love You」パブリックドメイン騒動
http://blog.kouchu.info/2013/01/PublicDomain.html

昨年末時点では著作権を50年以上維持することができなかったのでなす術ありませんでしたが、今回はきっちり対処してきたかっこうです。

今作リリースのニュースはロイター通信→共同通信という経路で日本に流入し、様々なメディアが取り上げています。以下の記事が最も詳しいです。
http://www.sankeibiz.jp/express/news/131215/exd1312150003000-n1.htm

<その他の日本の報道>
http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/131214/ent13121409500002-n1.html
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/culture/article/58100
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20131214-1231171.html

<イギリスでの報道>
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2523070/The-Beatles-record-company-forced-release-bootleg-versions-59-songs.html
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-25364624

収録曲はレコーディング過程のもの、BBCラジオで演奏したもの、デモ用に弾き語ったものに分類されます。ほとんどが既に海賊盤で流通済みのものです。録音から50年過ぎてそれら海賊盤が合法になってしまう前に決着をつけたということでしょう。そこはさすがに公式だけあって、いくつか海賊盤より高音質だったり編集段階が前のもだったりする音源が初登場しているようです。
今のところ以下が話題になっています。
  •  1963年1月26日BBCラジオ番組「Saturday Club」のSome Other GuyとLove Me Doが音質向上。この時のLove Me Do完奏音源は初出
  • その他トラック番号37~47、54、56は海賊盤より音質向上
  • 海賊盤の音源そのものを流用した可能性がある音源が複数ある
  • トラック番号39と46のShe Loves Youは別番組だが演奏自体は同じものである(同じテープを2番組で放送した)のでわざわざ別に収録した意図が不明
  • トラック番号20のDo You Want To Know A Secret は1月26日放送分と記載されているが実際は5月25日放送分の音源
  • A Taste Of Honey、Misery、Do You Want To Know A Secretのスタジオ録音アウトテイクのステレオバージョンは初出
  • Moneyスタジオ録音アウトテイクはピアノダビング前の音源で初出
  • Bad To Meは音質が向上
実際は他にも同年録音された音源が流出済みですが、それらに対しては権利を主張しないことになります。公式のカタログとして採用するに値するものだけ選んで後は捨てたということでしょうか。
それにしても少なすぎるので次週のクリスマスイブに第2弾が発売されるという噂もあります。※後日談:結局噂のままで終わりました
ビートルズ側はまだまだ同年に録音した音源を秘蔵しており、今月末までに全部放出しないかぎりそれらの音源に対する権利は失うことになりますが、流出していない以上実害は無いと判断しているのかもしれません。今後法律が変わって保護されることも期待しているのでしょう。

来年以降も同種のリリースが期待できるのは良いのですが、海賊盤との小競り合いに終始せず全て出し切ってほしいです。当時の関係者にとっては面はゆいところも多いと思いますが、もう50年前の事ですし、もはや人類の遺産として公開の義務が生じていると思います。全部の公開は無理でもせめて公式音源として海賊盤とは比較にならない高音質でリリースし続けてほしいものです。

2013年12月16日月曜日

レビュー:大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ サウンド革命の全貌

「大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ サウンド革命の全貌」(日経BPムック)が2013年12月16日に発売されました。

以下で目次が閲覧できます。
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/contents/mokuji/m_225560.pdf

本書は先月発売された『オン・エア/ライヴ!アット・ザ・BBC Vol.2』の徹底検証から始まります。まだ発売からちょうど一か月後のため、製品内容自体の検証はあまりなされていないようです。BBCラジオでの演奏件数が多いことに注目して様々な観点から集計し、その結果から当時の様子やビートルズの意図をくみ取ろうとしています。
本題の「サウンド革命」はまずWho(誰が)に注目し、ビートルズのメンバー、スタッフ、そしてオノ・ヨーコまで、レコード制作に携わった人々がビートルズのサウンドに与えた影響をエピソードを交えて論じています。個々のエピソードは見慣れたものが多いですが、主旨に沿ってコンパクトにまとめています。ここまでは論文調の文章が目立ちます。
次にWhere(どこで)に注目し、ビートルズがレコーディングを行ったスタジオをビートルズとの関わり合いやスタジオの特徴を交えて紹介しています。アビーロードの第1スタジオ~第3スタジオはもちろん、デビュー前に使用したスタジオからBBCラジオ放送用の収録を行ったスタジオまで網羅する徹底ぶりです。このような観点の編集はあまり目にしたことがありません。
最後にHow(どうやって)です。書中ではWhat(何)と題名づけられたパートですが、実際は具体的なレコーディング手法について細かく説明しています。名著「ザ・ビートルズ全曲バイブル」を彷彿とさせるわかりやすいイラストに加え、スタジオの見取り図まで掲載されており脱帽です。「ザ・ビートルズ全曲バイブル」を楽しんで読んだ方にはおすすめです。
以降は「ザ・ビートルズ・ソングの謎」(ビートルズの曲やジャケットの登場人物)、「ザ・ビートルズ ソロ・ソング対決」(ビートルズ解散後の各メンバーの活動を比較)などの研究記事が掲載されています。これらは他の「大人のロック!」ブランドの本で掲載されたものの再録のようです。それ以外にも随所にコラムや対談記事もあり、コストパフォーマンスが高い一冊です。
前半は既視感のある内容でしたが、レコーディングに踏み込んでいくに従いしり上がりに面白くなっていきます。先日発売された大型本「アビイ・ロード・スタジオ ---世界一のスタジオ、音楽革命の聖地」も影響しているかもしれません。

 

2013年12月12日木曜日

ビートルズ アメリカ編集版アルバム13枚組CD 2014年1月20日発売

※日本盤発売後の記事はこちらをご覧ください。

1964年はアメリカの人々にとってビートルズ上陸の年として深く印象に残っています。50周年となる2014年は米国各地で様々なイベントが予定されています。それを後押しするリリースが発表されました。

<プレスリリース>世界を席巻した「ビートルマニア」の50周年記念リリース『THE U.S. BOX』発売決定!
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/news/#605

The U.S. Albums, a new 13CD Beatles collection spanning 1964’s Meet The Beatles! to 1970’s Hey Jude, will be released January 20 (January 21 in North America) by Apple Corps Ltd./Capitol.
http://www.thebeatles.com/news/ladies-and-gentlemen-beatles

当時アメリカでは独自編集(水増しともいう)のビートルズのアルバムを発売していました。音源がイギリス版と異なるものもあります(素材自体が違ったりアメリカで勝手に加工したり)。それを内装&外装まで含めて再現したCDのボックスセットが2014年1月20日(北米は1月21日、日本盤は1月29日)に発売されます。Yesterday And Todayはご丁寧に発禁となったブッチャー・カバーと修正後のトランク・カバー両方が再現されているようです。64ページのブックレット付です(日本盤は別途対訳付)。
モノラル版とステレオ版が存在するものは1枚のCDに両方収録しています。各CDは期間限定で単品発売もされます(ドキュメンタリーCDの「The Beatles’ Story」を除く)。単体は日本盤が存在しません。



 

収録内容
** CD 初登場
Meet The Beatles!
The Beatles’ Second Album
A Hard Day’s Night (Original Motion Picture Soundtrack) **
Something New
The Beatles’ Story [stereo only] **
Beatles ’65
The Early Beatles
Beatles VI
Help! (Original Motion Picture Soundtrack)
Rubber Soul
Yesterday And Today **
Revolver **
Hey Jude [stereo only] **

同様の主旨の主旨の商品は「ザ・ビートルズ ’64 BOX」(2004年)、「ザ・ビートルズ’65 BOX」(2006年)と発売されていましたが、当然次に期待される「’66 BOX」は発売されないままでした。これらボックスは原題が「The Capitol Albums」であることからもわかるようにキャピトル・レコード社から発売されたものという主旨でしたが、今回はその枠をとっぱらい網羅性が増しました。
なお、今回の商品は元素材からして違うものを除いては2009年のイギリス盤リマスター素材を元に改めてCD用にリマスターしているようです。疑似ステレオなど音をアメリカ側で加工したものは収録されないということです。既存の2つのボックスセットはまだ価値があることになります。
発売前の情報としては以下が信憑性高そうです。

伝説を抱きしめようー『THE U.S. BOX』2014年1月29日発売
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/special/2014_usbox.php

2013年12月9日月曜日

ジョン・レノンが亡くなって33回目の12月8日 各地の様子

12月8日はジョン・レノンの命日です。2013年のその日オノ・ヨーコは日本にいて「ジョン・レノン・メモリアル・イベント/ジョン・レノン・デイ」 に出演していました。この模様は12月29日22時からJ-WAVEで放送されるそうです。
http://www.j-wave.co.jp/topics/1311_john.htm
このイベントにはジョンやヨーコと親交がある篠山紀信さんや樹木希林さんも出演しました。LOVE PSYCHEDELICOは前日のジョン・レノン・スーパーライブに続きヨーコと共演です。日本各地ではジョン追悼のライブイベントが多く開催されました。

海外では、リバプールやロサンゼルスでも追悼イベントが開催されたようです。その中でもニューヨーク セントラル・パークの様子は日本でも報道されています。

レノンさん命日 NYで追悼(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20131209-1229013.html

ジョン・レノンの命日、NYに響くファンの歌声(共同通信)
http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2013/12/09john_lennon/



ジュリアン・レノンのツイート
https://twitter.com/JulianLennon/status/409783466369105920

ショーン・レノンのツイート
https://twitter.com/seanonolennon/status/409761732794798080

オノ・ヨーコのツイート
https://twitter.com/yokoono/status/409798048131207169 

2013年12月8日日曜日

レポート:ジョン・レノン音楽祭2013 Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ

2013年12月7日日本武道館でDream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴが開催されました。

セットリスト(演奏曲目)や感想など当日の様子は以下が詳しいです。

ジョン・レノン スーパー・ライヴで陽水、miwa、TOSHI-LOWらが熱演――OTOTOY最速レポ
http://ototoy.jp/news/74622

Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ、終了!オノ・ヨーコの80歳のアニバーサリー・イヤーを締めくくる最大のイベントに!
http://www.universal-music.co.jp/usm_int/john-lennon/news/09_news/

ジョン・レノン スーパー・ライヴで陽水、miwaら熱唱
http://www.sanspo.com/geino/news/20131207/oth13120721570034-n1.html

井上陽水、13回目で登場!ジョン・レノンへの「思い強すぎて」
http://www.sanspo.com/geino/news/20131208/oth13120805040019-n1.html

約3時間20分のイベントでした。各アーティストが基本的に2曲ずつ歌うので転換が頻繁にあるわけですがテンポもよくゆったりのんびりとした雰囲気のイベントでした。 オノ・ヨーコはパフォーマンスも言動も規格外でヒヤヒヤすることもありましたが、そういった部分も楽しめました。最後にはドラえもんも登場しシュールな世界を展開していました。前日に成立した特定秘密保護法への言及が複数回あったのが印象的でした。

その他、前述の報道では触れらていなかった事実と感想を列挙しておきます。
  • アリーナ座席配置はアルファベット+数字型で、各アルファベット1番が最前ブロック。中央最前はE1~F1あたりとなる
  • ステージ両脇にはスクリーンがあり、開演時/終演時にジョンの映像、中盤で本イベントが建設を支援した全学校の写真入り紹介、本編最後に斉藤和義と吉井和哉からのビデオレター(ヨーコ80歳祝いのメッセージ)などが上映された
  • MONKEY MAJIKは本編ではボーカルの2人しか出演していなかったようだが、最後の全員集合時には残りの2人もステージに登場した
  • MONKEY MAJIKのI Feel Fineでは歌の入りを間違えて途中で伴奏とずれた(伴奏が合わせるのかな、と思ったが)
  • OKAMOTO'SのHey Bulldogでベースのハマ・オカモトは原典の雰囲気のまま演奏していた。リフの際にはエフェクターを踏んでいた
  • the HIATUSの細美武士はMCと演奏で会場と一体化する術に長けていた
  • 奥田民生はLove Me Doでハーモニカとボーカルを担当したが、フレーズが被ってしまい両立できない様子をコミカルに演じていた(同じ理由でポール・マッカートニーがリードボーカルに抜擢されたエピソードを思い出す)
  • ドラえもんは当然着ぐるみの出演だが、オノ・ヨーコとリアルタイムで会話していたので声優も会場に来ていたと思われる
  • オノ・ヨーコ出演後にほぼ全出演者が出てきて数曲披露したが、その中に絢香、井上陽水、TOSHI-LOWの姿は無かった
  • LOVE PSYCHEDELICOのNAOKIはイベント開始を告げるギターを弾いたり、オノ・ヨーコの世話役を買って出るなど活躍が目立った。NAOKIから段取りを耳打ちされたオノ・ヨーコはそれに対してマイクを通じて返答するというシーンが何度もあった

個人的に今回の名演ベスト5を挙げます。どれも自分が最も映える選曲・アレンジでした。
  1. Love:井上陽水&奥田民生
  2. Tomorrow Never Knows~She Said She Said:元ちとせ
  3. Revolution:絢香
  4. I am The Walrus:LOVE PSYCHEDELICO
  5. Please Please Me:細美武士(the HIATUS)
観客全員に配られたオノコード

2013年12月7日土曜日

映画「愛しのフリーダ」今日封切 来日時インタビューまとめ

1972年までビートルズ公式ファンクラブ代表を務めたフリーダ・ケリー。彼女を題材にしたドキュメンタリー映画「愛しのフリーダ」が2013年12月7日から日本各地で上映されます。

愛しのフリーダ ザ・ビートルズと過ごした11年間
http://freda.jp/

2013年11月にフリーダ・ケリーは映画のプロモーションのために来日しました。その際行われたインタビューが続々と公開されています。
2013年11月来日時のフリーダ・ケリー


ビートルズのドキュメンタリー『愛しのフリーダ』上映会に元ビートルズの秘書が登場(シネママガジン)
ピーター・バラカンも知らなかったビートルズ秘話に感動!『愛しのフリーダ』イベントレポート(mFound)
ピーター・バラカンさんのラジオに出演

81.3 FM J-WAVE : RENDEZ-VOUSでのインタビュー
 50年間の沈黙を破った!ビートルズに愛された秘書が語る、メンバーの真の姿とは?(Moviewalker)
ビートルズの秘書、フリーダ・ケリー、往時のビートルズや自身との関わりを語る(RO69)
ザ・ビートルズを支えた元秘書フリーダ・ケリーが明かす11年「人生を見せてもらった」(映画.com)
ビートルズの秘書だった私(フリーダ・ケリー) (日本経済新聞)
“ビートルズとの青春”語った「愛しのフリーダ」フリーダ・ケリーさん(ヨリモ)
元秘書が明かす ビートルズの真実 思慮深いジョージ、本当は優しいジョン(東京新聞)
【インタビュー】フリーダ・ケリー、ザ・ビートルズとの想い出を語る(BARKS)
映画「愛しのフリーダ」 “ビートルズの秘書”初めて語る青春の日々(産経ニュース)
【インタビュー】元秘書が語るビートルズ「みんなリーダーになりたいって思ってたのかも?」(RBB TODAY)
元秘書が解くビートルズ50年の「封印」(Newsweek)
ビートルズの光と影──。映画「愛しのフリーダ」監督インタビュー(Stereo Sound)

多くの取材を受けていたことに驚きます。同じような質問をされて大変だったことでしょう。以下に印象的な発言をまとめました。

ビートルズとのかかわり

  • 最初のステージはたった5分しか見ていないんですが、ポールがBEST LOOKINGだと思いました。
  • 私はレザー・ルックが好きでした(笑)。でも彼らは変わらなければならなかったんです。
  • 当時、ビートルズをリバプールで見た人たちは、彼らは絶対にヒットして有名になるっていうのは思っていました。それは見れば分かるもので、それだけのものを持ってた。ただし、ここまでとは思わなかったですね。
  • メンバーはよく私の部屋に立ち寄って世間話をしたの。次のライブでどんな曲を演奏するとか、たわいのない話よ。当時のメンバーは暇さえあると演奏の練習をしていた。

ビートルズの作品

  • (好きな曲) 「フール・オン・ザ・ヒル」(1967年)、「マジカル・ミステリー・ツアー」(同)、「ペニー・レイン」(同)といったところかしら。「ペニー・レイン」は、リヴァプールの「ペニー・レイン通り」がモチーフになっている曲ですが、私自身も当時、ペニー・レイン通りに住んでいましたから。
  •  ポール(マッカートニー)が歌う「ベサメ・ムーチョ」。この曲を聴く時は、ポールが私のために歌っていると思い込むようにしているんです(笑)。
  • ビートルズの曲は今でもよく聴いていて、私のiPhone(アイフォーン)には彼らの曲が全部入っているんですよ。
  • (好きなアルバム)『プリーズ・プリーズ・ミー』、なぜなら最初の作品だから。でも『リボルバー』も『ビートルズ・フォー・セール』も、それに『サージェント・ペパー』も......。全部挙げちゃう(笑)。

ジョン・レノンについて

  • ジョンは、いろんな要素が混ざっていて複雑。そしてとてもに自分に正直な人だったと思います。例えば、彼が沈んでいるときは、無理に彼を元気づけたりなんかする必要はなくて、逆に放っとく必要がある。そんなタイプの人でしたね。
  • ジョンは気分の波がすごく激しくて。人はジョンをよく尊大で他人にきつい人だって思いがちで、確かにジョンには荒れる時もあったけど、実はすごく面倒見のいいところがあったのよ。
  • 歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで勝手なことばかり言う人。口論したこともあった。本当は優しいのに、それをあまり表に出さなかった。
  • (ジョンの訃報に際し)あまりのショックで、誰かとジョンの話をすることさえ出来ませんでした。ジョンの死が持つ意味というものを自分なりに咀嚼(そしゃく)し、自分自身を納得させることが出来るまで、ジョンのことを話題に出来なかったんです。そんな時期がずいぶん長く続きました。

ポール・マッカートニーについて

  • ポールはいつも穏やかで、怒った彼を見たことがない。例えば記者会見があるとして、みんなが騒いでいても、ポールがいればきっとうまくやってくれるだろう、と信頼を寄せることができる。質問されてもどのような状況でもうまくきちっと説明ができる、一番頼りになる人でした。

ジョージ・ハリスンについて

  • ジョージは、とっても思慮深い人。彼は“静かなビートルズ”と言われていますが、実はそんなにおとなしいわけじゃない。、話すと結構喋るんですけど、非常に思慮深い人ですね。
  • 芝地を指す「sod」には、リバプール独特の俗語で「厄介なヤツ」という意味もある。ジョージは苦手な人が部屋に入ってくると絶妙なタイミングで「芝」と言ってみんなを笑い転げさせた。 
  • ジョージはよく気の付くタイプで、『きっとサインしなきゃならない、そこの棚に入っているものはなに?』っていつも訊いてくるの。
  • 思慮深い人で、ひそかにいろいろと寄付行為もしていた
  • 確かにジョージは成長したと思います。ただ、ザ・ビートルズの初期、レザー・ルックの時代からジョージは何曲も歌っていました。ザ・ビートルズが解散したあと、ジョージがたくさんの曲を出したので、ようやくその才能を開花させたというふうにみなさんには見えたんでしょう

リンゴ・スターについて

  • リンゴは“ハッピービートルズ”。メンバーの中でも一番楽しいことを常に探している人。
  • リッチー(リンゴ)はいつもにこにこしてて。ミスター・ハッピーだった。

ブライアン・エプスタインについて

  • 彼はオフィスでは特に厳しく、ミスを許さないところがありました。絶対に「エピー」という愛称で面と向かって呼ぶなんて考えられなかった。あくまで「ミスター・エプスタイン」あるいは「ミスター・ブライアン」。
  • よく彼を「5人目のビートルズ」と呼ぶ人がいますが、私はそうは思いません。むしろ、(ビートルズのロードマネージャーだった)ニール・アスピノールの方が「5人目のビートルズ」でしょう。メンバーが一番信頼していた人だから。
  • 私は「5人目のビートルズ」とか「6人目のビートルズ」という言い方は嫌い。彼らがいなくても、ビートルズはある程度の成功はしたはずです。

メンバー間の関係とビートルズ解散

  • 才能あふれた人であるけれど、やっぱり普通の人間だった。特別な人だと感じるかもしれないけれど、そんなことはなかった。彼らなりにあがき、苦労したことで今がある
  • (ジョンとポール)どちらがリーダーということではなく、二人ともグループをリードしていたということです。確かにグループをスタートしたのはジョンでした。でもポールにはとても強い個性があり、お互いに影響を与え合っていました。だから、どちらがリーダーということはなかったと思います。
  • 曲を作っている時以外しか見てないですが、2人の関係は決して危機的な状況に陥ることはありませんでした。何があっても必ず最後は笑って終わる、というような。
  • ブライアン・エプスタインが亡くなって、ポールが『MAGICAL MYSTERY TOUR』をリードしたのは確かです。でもそれは、ジョンに取って代わったということではないと私は思います。
  • ジョージはあの頃は“QUIET ONE”と言われていましたが、私の印象は違います。彼にもとても大きな音楽のバックグラウンドがあり、面白い表現や素晴らしい言葉をたくさん生み出していました。リンゴもそう。つまり4人はそれぞれ異なる強い個性の持ち主で、誰も誰かに代わることはできなかったんです。
  • (ビートルズ解散時)メンバーたちはグループに入った亀裂を意識していたし、必死に修復しようとしていた。それまでの2年間でいろんなものが壊れてしまい、私はもうここを出て行きたいと思っていました。
  • (ビートルズ再結成は)すべきではないと思ったし、ましてやメンバーの子どもを交えて(の再結成)なんてありえない

現在のビートルズのメンバー

  • 長い間会っていないし、関係はない。コンサートに行ったりするときに顔を出すことはあります
  • (ポール日本公演に参加して)ビートルズの曲がたくさん聴けてうれしかった。日本のファンの反応にポール自身も気をよくしたはず。もう一枚ロックアルバムを出し、数年後にきっとまた来ると思います。
  • (ポールとリンゴが現役で活動しているのは)素晴らしいことです。ポールは今もコンサートで歌って踊っていますね。私も60代ですが、今も若々しい服を着るようにしています。私たちは、年齢にふさわしい行動をとるつもりはまったくないんです(笑)。
  • (映画へビートルズの曲の使用許可が下りたことについて)わたしは滅多なことじゃ驚かない人間なんだけど、監督からスカイプで4曲使えるようになったって教えてもらった時には(嗚咽で)喉が詰まっちゃって。『まだ憶えててくれたのね』って思えてね
  •  もし今、彼ら(ジョンとジョージを含むビートルズ)に再び会えるなら、何か特別な会話を交わすのではなくて、当時のようにカジュアルな話が自然に出来たらいいなと思います。

日本へのメッセージ

  • 日本のみなさん、とくに若い人が知っている“出来上がっているビートルズ”ではなくて、初期のビートルズをぜひ観にきていただきたいです。
 
海外では既にDVDとBlu-rayがリリースされています。以下のような仕様です。
  • 英語、フランス語、スペイン語の字幕あり
  • フリーダケリーとライアン・ホワイト監督によるオーディオコメンタリー
  • 5つの未公開シーン(計10分間)
  • 「The Fest For Beatles Fans」における質疑応答の様子(22分間)
  • ライアン・ホワイト監督 インタビュー
  • フォトギャラリーなど

2013年12月6日金曜日

ポール・マッカートニー公式サイトに2013年日本滞在記 世界がパロッツに注目

ポール・マッカートニー公式サイトに2013年11月の日本ツアー日記が掲載されました。広報担当のStuart Bellの手によるものです。

http://www.paulmccartney.com/news-blogs/news/27717-for-whom-the-bell-tells-issue-25

2013年12月13日追記
ポール・マッカートニー日本語公式サイトに日本語訳の掲載が開始されています。
http://www.universal-music.co.jp/paul-mccartney/news/report

同記事に掲載された大阪公演初日の写真。僕も微妙に映り込んでいます・・・
ポールの日本での毎日について完全オフの日を除き詳細に報告しています。日本側も体感していた出来事に触れているのは感慨深いです。すなわち、関空到着、前日リハーサル、とくダネ!インタビュー、京セラドーム入り待ち、11人との面会、日本語勉強、日本での報道、新幹線での福岡移動、相撲観戦、東日本大震災被災者との面会、妻ナンシーの誕生日パーティー、大相撲の懸賞幕、キャロライン・ケネディの来場、Yesterdayでのサイリウム・・・。
興味深かった記述を以下に抜粋します。
  • 小倉智昭は伝説的なテレビマンだ。収録スタッフは皆丁重に彼を扱っていた
  • 前日リハーサルではアルバム「NEW」からOn My Way To WorkとAlligatorを演奏(後日サウンドチェックで披露されることになる)
  • 11年ぶり来日11月11日公演を記念して招待された11人の最年少は「11」歳
  • 日本ツアー初日と最終日に来たバーガンディーのフロックコートの裏地はアンティーク着物を張り付けたもので、幸運と幸せを表現する模様
  • ショーが終わるのが21時45分というのはポールのライブにしては早い
  • 食事会で、ポールは自身の曲のカバーについて語っていた。Guns N' Rosesが'Live and Let Dieをカバーした時にポールの子供が学校で同曲を父親が作ったと言っても誰も信じなかった
  • ポールは最近自宅で、ビートルズのアルバムジャケットのコンセプトアートを発見した
  • ポールは日本語の発音を改善しようと日本滞在中に継続的に学習していた
  • ポールは新たに「サイコー!」という日本語を気に入って、イギリスに帰ってからも日常的に使うと言っていた
  • スタッフと談笑していたポールは11月20日午前0時になるとピアノの前に座ってナンシーのためのHappy Birthdayを演奏し、その場の皆で歌った
  • ナンシーの誕生日パーティーにはビートルズのトリビュートバンド「Parrots」とクイーンのトリビュートバンド「Gueen」がライブ演奏を行った
  • 観客による赤いサイリウムのサプライズにポールが感動していたのはジェスチャーから明らかだった
  • ポール、バンドメンバー、スタッフの総意として今回の日本滞在はこれまでで一番良かった。日本でのポールに対する反応に感銘を受けた
今回の日本公演に手ごたえを感じたようで良かったです。また来てくれるでしょう。

このブログでパロッツの事を知ったのか、海外のメディアが注目しています。

Paul McCartney reforms the Beatles - with a little help from some Japanese friends
http://www.mirror.co.uk/3am/celebrity-news/paul-mccartney-reforms-beatles---2889901

Paul McCartney gets Beatles tribute band to perform at his wife's birthday party
http://www.nme.com/news/paul-mccartney/74245

甲虫楽団もいつかポールの前で演奏したいものです。

2013年12月3日火曜日

ビートルズBBC関連書籍続々発売

2013年11月11日にビートルズのアルバム『オン・エア~ ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』が発売されました(Vol.1のリニューアル版も同時発売)。日本ではカウントダウンイベントも開催されました。

【イベントレポート】ザ・ビートルズの新作、カウントダウン最速発売イベントにシルク姉さん
http://www.barks.jp/news/?id=1000096168

発売日以降もビートルズの公式YouTubeチャンネルにはプロモーション動画が順次追加されています。



その間日本では関連書籍が続々発売されました。

THE DIG presents BBCセッションズ featuring ザ・ビートルズ
11月9日発売です。Vol.1、Vol.2全曲解説が掲載されていますが、アルバム発売直前に出版されたので、Vol.2は試聴した程度、Vol.1は今回のリニューアルバージョンはまったく聴いていないで書いているようです。日本の芸能人のインタビュー/対談や様々なコラムなどバラエティーに富んだ内容ですが全体的に水増し感があり、後半四分の一程度はビートルズ以外のアーティストのBBCセッションの記事です。
Vol.2を担当したエンジニアや編纂者のインタビューが掲載されている点は魅力的です。ビートルズがBBCで演奏した全曲の一覧とどの音源がVol.1とVol.2に使用されたかを明記した資料が有意義でした。


レコード・コレクターズ 2013年 12月号
11月15日発売です。月刊誌の特集として今作が取り上げられています。こちらにもビートルズがBBCで演奏した全曲の一覧とどの音源がVol.1とVol.2に使用されたかを明記した資料が掲載されているので、この情報だけが必要でしたらこちらの方が安価かつコンパクトで良いかもしれません。


beatleg magazine 1月号
12月1日発売です。巻頭特集として60ページ以上にわたって掲載されています。ビートルズのBBCラジオ出演を番組ごとに時系列に紹介しています。各出演の様子や演奏内容、BBCセッション全体の中での位置づけやLive at the BBCシリーズとの関係、これまでの音源流出状況などを詳しく解説しています。今回のアルバムリリース前から書き進めていたようで、Vol.2に関する具体的な記述は限定的です。特集の最後は10ページを使ってビートルズのBBCセッション関連の海賊盤の変遷を紹介しています。同誌の面目躍如といったところでしょう。
前述の2誌のような情報の一覧性はありませんが、個々の記述は興味深いものが多いです。 その中でもVol.1に収録されているKeep Your Hands Off My Babyのイントロがねつ造されたものだと明言していたのは衝撃的でした。僕も1994年の発売当時、このイントロは打ち込みみたいだと違和感を持っていました。
なお、本号にはポール・マッカートニー2013年来日公演の全公演のセットリスト(サウンドチェック含む)と各会場のライブレポートが掲載されています。グラビアページにはポール関西空港到着時、相撲観戦、「NEW」懸賞旗、メアリー・マッカートニーの写真がありました。


これまでのところ、Vol.1とVol.2の実際の音源を詳細に解析して1994年版や各種海賊盤との違いを明らかにした記事は出てきていないようです。今後の出版を期待します。

2013年11月29日金曜日

「I Want To Hold Your Hand」発売50周年記念ベースTAB譜

今日11月29日はジョージ・ハリスンの命日でもありますが、ビートルズ初期の大ヒットシングル「I Want To Hold Your Hand」(邦題:「抱きしめたい」)がイギリスで発売された日でもあり、今日で50周年を迎えました。日米はじめこの曲でビートルズを知った人も多いと思います。
同曲風のベースタブ譜を共有します。
http://www.kouchu.info/Bass15.pdf

アメリカ版ジャケット
このちょうど1週間前にアルバム「With The Beatles」が発売されていますが、レコーディング時期は1か月以上空いています。この短い間にも変化が生じており、I Want To Hold Your Handのレコーディングでは4トラックのレコーダーと、ポールの2本目のヘフナーベースが初めて使用されたそうです。

ベースのフレーズはFrom Me To YouやShe Loves Youとあまり変わっていませんが、この時期のポール・マッカートニーの中でブームだったのか、All I've Got To Do同様ベースの2つの弦を同時に弾く箇所があります。

同曲は最終的には以下のようになりました。1964年9月の演奏です。 ライブでは2つの弦を同時に弾くことはしないようです。

2013年11月28日木曜日

ライブハウスにおける映像&音声収録術 その2

ライブハウスで自前撮影/録音する例を紹介した前回の投稿は思いのほかアクセスがありました。みなさんお悩みなのでしょう。その記事は、全景を収めるカメラはデジタルズームを多用するのでより解像力が高い機材の導入を検討しているという旨を書いて終えましたがその後結局導入しました。
キヤノンのiVIS HF G20です。
http://cweb.canon.jp/ivis/lineup/hfg20/


アマチュア向けの価格帯(新品でも7万円以下)でありながらプロ用にも通じる質実剛健な作りで、少し大きめのボディがかえって好印象です。「フルハイビジョン映像と同様の画素数で撮影するためリサイズ処理が必要なく、解像度の低下がほとんどない、輪郭のくっきりした映像を実現しています。」という謳い文句に妙に納得して中古で購入しました。

早速9月のライブで導入しました。以下の映像は再エンコードされているもののこのカメラで撮影したフルハイビジョン映像をそのまま使用しています。ちなみに横からドラムを捉えている映像はGoPro HERO3 ホワイトエディションのこれまたフルハイビジョンそのままのものです。

期待通りの高画質ですが、バスドラムが鳴るタイミングで画が揺れているのがわかると思います。これはどうやら三脚自身が振動しているようです。確かに軽量性重視の三脚を使用していました。11月30日のライブではこの点を改善しようと思います。

9月のライブ映像も複数の音素材を組み合わせて編集しています。例えば以下はギターの音源だけにした例です。

ZOOM H1を2台のギターアンプそれぞれの前に置いて収録しました。このライブハウスはステージが広く、2台のギターアンプは舞台の両脇に離れて設置されていたため、分離良く音が録れていることがわかります。

以下はベースをライン録音したものと、ドラムのフットペダルの側にマイクを置いて録音したものを組み合わせた例です。スネアドラムは裏側から録っていることになります。ハイハットはその向こう側に位置するのでこの音源ではほとんど聴こえません。


そして以下が完成形です。

11月30日のライブも同様以上の布陣で収録し、YouTubeで公開する予定です。


2013年11月26日火曜日

今日発売の週刊誌3誌にポール・マッカートニー2013年来日記事 フリーダ・ケリーのインタビューも

ポール・マッカートニーが日本を去ってはや数日。取材の成果が雑誌に出回る頃になってきました。今日2013年11月26日発売の3つの週刊誌にポール来日記事が掲載されました。

週刊女性 2013年 12/10号
ポール・マッカートニー妻誕生会で贈った「ペニンシュラ最上階の夜」

女性自身 2013年 12/10号
ポール・マッカートニー 愛妻誕生日に贈った『抱きしめたい』生絶唱

以下で記事の抜粋を閲覧できます。
ポールが来日中に愛妻へ送っていた“サプライズ生ライブ”【ポール・マッカートニー】

週刊朝日 2013年 12/6号
11年ぶりのポール・マッカートニー来日
ビートルズ・ブームがやってきた!

以下で記事の抜粋を閲覧できます。
ポール・マッカートニー旋風 再び、ビートルズ・ブームが巻き起こる
秘書フリーダが明かしたビートルズ誕生から終焉までの11年


女性誌2誌はそれぞれ2ページで切り口は同じ、ポールとナンシー夫妻の動向に注目したものです。記事の展開も似ており一緒にハッピを着て来日→相撲観戦→サイクリング→東京の高級中華料理店→娘のステラ・マッカートニーの店と来て、ナンシーの誕生日パーティーをクライマックスにしています。このパーティーでは日本人ビートルズトリビュートバンド「パロッツ」(六本木アビーロードに連日出演中)が演奏しました。週刊女性はより周囲の興奮を、女性自身は夫妻のセレブ振りを重点に描いています。いずれもドラマチックかつロマンチックな表現が多用されており、ポールや周囲の関係者が本当にこんな言動をしたのか疑わしいものも含まれます。

週刊朝日は5ページの記事で2部構成です。前半はポール来日公演の様子から始まって、音楽関係者の証言を交えながら徐々にビートルズの偉大さの説明へ移っていき、来日便乗(?)イベントを列挙して終わっています。こちらにも怪しい記述があります。ポールが来日公演中に日本のファンに感謝の意を表したのはアルバム「NEW」のチャート1位に対するものでしたが、この記事ではビートルズの「On Air -Live At The BBC Vol.2」に対するものであるかのように記載されています。
記事の後半は映画「愛しのフリーダ」のプロモーションのために来日したフリーダ・ケリーに対するインタビューです。インタビュアーはビートルズを良く知っているようで、映画もしっかり見た上でインタビューしているので非常に充実した内容です。

2013年11月25日月曜日

Live at the BBC vol.1 1994年版と2013年版の違い

ポール・マッカートニー来日のせいで埋もれてしまった感がありますが、2013年11月11日にビートルズのニューアルバム「On Air - Live At The BBC Volume 2」が発売されてから2週間が経ちました。初週の売り上げランキングで3位になるなど好調のようです。
同日Volume 1に相当する「ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC」も再発されました。これは単なるリマスターではなく、音源自体に手を加えられていることがわかっています。1994年版(旧版)と2013年版(新版)の音の違いについて各曲の冒頭と最後10秒くらいずつ聴き比べて検証しました。
1994年版(日本盤を購入)のレーベル

2013年版(輸入盤を購入)のレーベル

新版の方が各曲の収録時間が長い

旧版は曲同士をクロスフェードさせてラジオ番組のようなテンポを出したかったようですが、今回はしっかり余韻を聞かせており、クロスフェードしていません。
余韻が長くなったのは2009年のオリジナルアルバムのリマスターでもあった傾向でした。技術の向上と、ノイズを恐れずありのままの音源を収録する方針のせいかもしれません。
新版のShe's A Womanは特に旧版よりフェードアウト部分が長く収録されています。

新版の方がヒスノイズが多い

アナログテープに特徴的なサーというノイズを旧版では極力排除しようとしており、そのために音の輪郭があいまいになってしまう点が批判の的になっていました。新版は無理に除去しようとしていません。その結果、Beatle Greetings (Speech)、Riding On A Bus (Speech)、A Little Rhyme (Speech)などのトーク部分にとくにノイズが目立つようになっています。

新版ではベースの音が調整されている

これも2009年のオリジナルアルバムのリマスターと似た傾向ですが、ベースの音量や歪みが念入りに調整されているように感じました。
Too Much Monkey Businessはベースの歪みが消えています。Some Other Guyもだいぶ聞きやすくなりました。

新版では新音源に差し替わっている

最も期待されたのがこの点です。1994年以降に新発見されたより良い音源が使用されているという意味です。しかしながら、それが実感できたのはSha La La La La! (Speech)のトーク部分だけでした。I Saw Her Standing ThereやI Got To Find My Babyには大幅な音質の向上が感じられますが、それぞれ既出のノイズ除去方針転換やベース音調整の結果そう聴こえるだけなのかもしれません。

新版ではテープスピードが調整されている

テープ(レコードかも?)の回転速度が最適になるよう全体的/部分的に調整しているようです。Young BloodやI Forgot To Remember To Forgetでは明らかにテープスピードが上がっており、テンポは速く、音程は高く変化しています。逆にCrinsk Dee Night (Speech)は新版の方がテープスピードが下がっています。その他曲中のテープスピードの変化も敏感に調整しているようです。

ナレーションのあるなし

新版冒頭のFrom Us To Youには「It's the Beatles」というナレーションがかぶせられていますが、旧版にはありません。逆に旧版のThings We Said Todayのイントロにかぶせられたナレーションは新版では無くなっていました。

新旧で収録内容が違う

旧版では分かれていたA Hard Day's NightとHave a Banana! (Speech)が一つに繋げられ、その後にRingo? Yep! (Speech)が新たに追加されています。
新版には2枚目の最後に From Us To Youが追加されています。

新版では音を修正している

旧版で目立ったI Feel Fineのイントロのフィードバック部分のノイズが新版では綺麗に消えています。他にもあるかもしれません。

2013年11月23日土曜日

ポール・マッカートニー 2013 in TOKYO メディアの報道

2013年11月16日に東京入りしたポール・マッカートニーは東京ドームでの3公演を終え、公演最終日の翌朝11月22日には出国したようです。東京滞在中のメディアでの報道を整理します。

東京到着翌日の11月17日は静養したようです。

ポール夫婦でサイクリング 18日ドームへ(日刊スポーツ)
ポール「ツアー終わる頃には日本人」?(日刊スポーツ)

東京公演初日の前にはFMラジオ曲の生電話インタビューに応じたり、東日本大震災の被災者に面会するなどしていました。

東京公演初日の様子はメディアが一斉に報道しました。

「タダイマ、トーキョー」ポール、東京ドーム5万人魅了(朝日新聞)
ポール、年輪と心意気 同じキーで「現役感」全開 「アウト・ゼア」東京公演(朝日新聞)
P・マッカートニーさん:東京ドーム公演にファン5万人(毎日新聞)
らっこ・ライブ・レビュー:ポール・マッカートニー 生と死つなぐ祈りの歌(毎日新聞)
71歳ポール 巧みな進行に永遠のスターは健在 東京公演(産経ニュース)
ポール日本公演 星加さんがルポ(東奥日報)ポール、ジョンとジョージ追悼歌唱(日刊スポーツ)
ポール、東京D公演で5万人沸かせた(日刊スポーツ)
史上最年長!ポール、71歳東京ドーム公演「タダイマ~!」(サンケイスポーツ)
71歳5か月・ポール「タダイマ~」東京D最年長公演(スポーツ報知)
71歳ポール東京D史上最高齢公演(デイリースポーツ)
ポール、シャウト衰えず! 71歳5カ月で東京ドーム公演記録更新(ZAKZAK)
ポール・マッカートニーが東京公演をスタート(MTV Networks)
ポール・マッカートニー @ 東京ドーム(RO69)
【ライブレポート】ポール・マッカートニー、東京公演初日スタート(BARKS)
ポール・マッカートニー公演に行ってきた!「伝説」が目の前で生演奏している不思議(J-CAST)
ポール・マッカートニー、東京公演をスタート(Musicman-NET)
ポール・マッカートニー、東京公演をスタート「エイゴノホウガ トクイデス!」(Billboard Japan)
ポール・マッカートニー、東京公演をスタート(CDジャーナル)

東京公演では多くの芸能人が観に来たようで、目撃情報が多数寄せられるとともに、本人達もブログなどで感想を述べています。

ポールに志村けん興奮「念願の…」(デイリースポーツ)
志村けん、ポール公演で泣いた!「感動と興奮をありがとう」(スポーツニッポン)
志村けん ポール・マッカートニー公演で思わず涙流す(東京スポーツ)
志村けん、ポール来日公演で泣く(シネマトゥデイ)
志村けん「ポールマッカートニー聞きに行った。高2でビートルズを見てから何年ぶりだろう」(J-CAST) 
ポール・マッカートニー日本公演が終了 ミュージシャン、ファンの感激ツイートまとめ  (RealSound)
家入レオ 生「Let it be」に「感無量でした」(スポーツニッポン)
ポール会場でイエローサブマリン音頭流れた!金沢明子ウルウル(スポーツニッポン)
庄司智春 ポール・マッカートニーのライブで鳥肌(アメーバニュース)

東京公演最終日は先週来日したばかりのキャロライン・ケネディ駐日米大使まで来場しました。

ポールに「キャ〜」ケネディ新駐日大使(日刊スポーツ)
ポール公演千秋楽、日本愛爆発で完全燃焼(日刊スポーツ)

なお、11月19日の東京公演2日目のサウンドチェックにポールが遅れたのはケネディ大使のパレードの影響で渋滞したからだとポール自身が語っていたそうです。

映画「愛しのフリーダ」のプロモーションのために来日中のフリーダ・ケリー(ビートルズ公式ファンクラブ主宰・1960年代にポールとの結婚の噂もあった)も最終日に行ったそうです。ポールには会えたのでしょうか。

ポール再来日の秘密 元秘書が証言(日刊スポーツ)

11月20日は妻ナンシーの誕生日ということで、滞在中のホテルでパーティーが開催されたようです。その場に日本のビートルズトリビュートバンド「パロッツ」が招聘され、ポール夫妻の前でビートルズの曲を披露しました。ポールのツアーメンバーのブライアン・レイがその様子を共有しています。

http://instagram.com/p/g8Ewsnu6M1/


ポールが大相撲に懸賞を出したことは肝心の公演以上に話題になりました。11月14日に観戦した際に懸賞の存在を知ったポールは早速セレブパワーを使ってねじ込んだようです。本来は場所前に申請する、15日間全て懸賞を出す、などの規定があるとのことです。

好角家・ポールさん、九州場所に懸賞15本提供(朝日新聞)
ポールさん、結びの一番に懸賞5本…12日目(読売新聞)
ポール・マッカートニーさん:大相撲九州場所 セレブ特例?懸賞金提供(毎日新聞)
【大相撲九州場所】マッカートニーさんが12日目などに懸賞(産経ニュース)
マッカートニーさんが懸賞=大相撲九州場所(時事通信)
マッカートニーさんが大相撲懸賞 九州場所結びの一番に3日間(共同通信)
ポールが懸賞金!21日結びの一番から(日刊スポーツ)
【九州場所】ポールが懸賞 アルバム宣伝の図柄に(スポーツ報知)
マッカートニーさんが大相撲懸賞(デイリースポーツ)
ポールが九州場所に懸賞、総額120万 館内で新譜5度連呼(スポーツニッポン)
懸賞金は特例…国技をも動かしたポール旋風(東京スポーツ)

個人名では懸賞を出せないということで、アルバム「NEW」を宣伝する懸賞幕が土俵の周りを回りました。会場が湧いたそうです。懸賞を勝ち取った日馬富士も嬉しそうでした。

ポールさん懸賞旗に大歓声、九州場所12日目(読売新聞)
大相撲九州場所:ポールさんの懸賞旗に大歓声(毎日新聞)
ポールの懸賞に歓声(産経ニュース)
マッカートニーさんの懸賞に沸く=大相撲九州場所12日目(時事通信)
ポールさんの懸賞旗に沸く [福岡県](西日本新聞)
ポールさん懸賞にどよめく 大相撲九州場所(共同通信)
【九州場所】結びの一番、ポール懸賞に会場沸く!(スポーツ報知)
ポール懸賞第1号は日馬富士「お客さん沸いた」 (朝日新聞)
マッカートニーさんの懸賞金、日馬富士が手に(読売新聞)
日馬、ポール初懸賞5本ゲット/九州場所(日刊スポーツ)
日馬富士、全勝キープでポール懸賞ゲット!/九州場所(サンケイスポーツ)
【九州場所】日馬11連勝!Vもポール懸賞も頂き!(スポーツ報知)
日馬富士、ポールの初懸賞をゲット!(デイリースポーツ)
日馬富士 ポール懸賞ゲット!アナウンスに観客ドッ(スポーツニッポン)

ポール離日後の千秋楽にも懸賞が出されるそうで、日本への置き土産というところでしょうか。
本人はヘフナーベースを携えて人知れず去って行きました。

ポール、6公演で26万人動員し離日(日刊スポーツ)
ポール懸賞旗写真に大喜びし帰国の途(日刊スポーツ)

名残惜しいのか早速こんな噂も浮上しています。

ポール「紅白サプライズ出場」あるのか(東京スポーツ)

2013年11月22日金曜日

アルバム「With The Beatles」発売50周年「It Won't Be Long」ベースTAB譜

今日はビートルズのセカンドアルバム「With The Beatles」が発売されてから50周年です。この記念すべき日をポール・マッカートニーは日本で迎えたわけですが、本人そのことに気づいているでしょうか。
アルバム1曲目の「It Won't Be Long」風ベースのタブ譜を共有します。

http://www.kouchu.info/Bass14.pdf

この曲は非常に良く出来ていると思うのですがあまり陽の目を見ません。ライブで取り上げていればもう少し知名度が上がったのでしょうが、ジョン・レノン自身がもっともバイタリティに溢れていたこの時期にこの程度の曲に構っていられなかったのかもしれません。

このアルバムのステレオ版はほとんどの曲で演奏とボーカルが左右に分かれているので演奏の方だけを聞けばベースはまだ聞き取りやすいのですが、それでも埋もれてしまっていて細部はあまりわかりません。

本人によるあてぶり映像はあるのですが、あまりにいい加減で参考になりません。顔のアップばかりですし。この頃の映像は顔のアップが多いです。


なお、この映像でポールは2代目のヘフナーを弾いていますが、レコーディング時はまだ1代目(キャバーン・ベース)だったようです。

2013年11月21日木曜日

レポート:ポール・マッカートニー2013年千秋楽公演@東京ドーム「マタアイマショウ ゲンキデネ」

※ポール・マッカートニー2014年5月来日公演についてはこちらにまとめていきます。
http://blog.kouchu.info/search/label/Paul2014


※日本公演初日サウンドチェックのレポートはこちらをご覧ください。
※日本公演初日コンサート本編のレポートはこちらをご覧ください。
※東京公演初日コンサート本編のレポートはこちらをご覧ください。

2013年11月21日ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアーが東京ドーム公演でファイナルを迎えました。日本ツアー初日(大阪)、東京公演初日に続いてこの東京公演最終日(3日目)に参加してきました。

本日のセットリスト(演奏曲順)は基本形のままでサプライズ曲目はありませんでした。結局今回の日本ツアーのセットリストは以下となりました。

Eight Days a Week
Save Us
All My Loving
Listen to What the Man Said ※東京公演2日目はJetに変更
Let Me Roll It
Paperback Writer
My Valentine
Nineteen Hundred and Eighty-Five
The Long and Winding Road
Maybe I'm Amazed
I've Just Seen a Face ※東京公演2日目はThings We Said Todayに変更
We Can Work It Out
Another Day
And I Love Her
Blackbird
Here Today
New
Queenie Eye 
Lady Madonna
All Together Now
Lovely Rita
Everybody Out There
Eleanor Rigby
Being for the Benefit of Mr. Kite!
Something
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Band on the Run
Back in the U.S.S.R.
Let It Be
Live and Let Die
Hey Jude

Day Tripper
Hi, Hi, Hi
Get Back ※福岡公演、東京公演2日目はI Saw Her Standing Thereに変更

Yesterday
Helter Skelter
Golden Slumbers / Carry That Weight / The End

登場時の衣装は日本ツアー初日と同様えんじ色(カーマイン)でした。特別な日に着るということでしょうか。
4曲目が終わってジャケットを脱ぐポール
裏地を見せるポール

好調を維持してきたポールですが、さすがに声の疲労は隠せないようでした。その一方、無事に日本ツアーを終えられることからくる安堵からかリラックスして歌をコントロールしているように感じました。Maybe I'm AmazedやThe Long and Winding Roadの出だしの数秒は今回見た3公演の中で一番良かったです。

この日は入場時に赤いサイリウムが配られポールへのサプライズとしてYesterdayのときにかかげるよう指示がありました。今日の様子は来春スカパーで放送されるそうなのでその演出効果を狙っている面もあると思います。
赤く染まる東京ドーム
それに対する返答では無いでしょうが、次の曲では今ツアーで初めてJubilee Violin Bass(エリザベス女王在位60年記念コンサートで登場したユニオンジャック柄ヘフナーベース)を弾くというサプライズがありました。
Jubilee Violin Bass

サイリウムを前後に振ってHelter Skelter
最後の曲を終えるとポールは「アリガトウ トウキョウ マタアイマショウ ゲンキデネ See you next time!マタネ」と言って去っていきました。
舞台袖に駆けて去っていくポール
その他気づいたことを列挙します。後日思い出したら追記します。
  • 日本語のバリエーションが増えていた「ツギノ ウタハ リンダノ タメニ カキマシタ カキマシタ!」「アイシテマス トウキョウ」「チョー サイコウ」「イクゼ トウキョウ」「スゴイネ キコエナイ」(Live and Let Dieの爆発後)
  • ファイナルを意識した発言があった「This is a last night here in Tokyo Dome.This is a last night in Japan. So we're gonna have a party!」※ヒヤリング間違えていたらすみません
  • Everybody Out Thereが終わったあとアコースティックギターをしっかり弾きながら観客にウォオオオを歌わせていた。その後に「Everybody Out There」と本気で叫んでさらに「Thank you. Good singing!」と言っていた。ようやく満足した?
  • Yesterday演奏前にポールが「You are something else.」 と言った。他の公演では聞いた覚えが無いので、これがサイリウムに対するリアクション?
  • 曲が終わったあとの拍手に対する応対が他の公演より長いと感じた。最後だから余韻を楽しんでいる?
  • 目をつぶって歌うことが他の公演より多いように感じた
  • ポールがマジックピアノを弾く曲を終えたとき、ハンドボール大の球状のぬいぐるみ(のように見えた)が客席からステージに投げ込まれた。ポールの頭上を越えていったようで、とくにそれについて反応することは無かった
  • ポールのギターやベースの音量が東京公演初日より大きく聞こえた
  • ラスティのLet It Beのギターソロは見た3公演の中でもっともドラマチックで良かった
  • 日本ツアーのパンフレットは後日インターネット通販で購入できるらしい
東京ドーム内に掲げられたプレート

曲の感想

Eight Days a Week 音が少ないのでポールのランニングベースが堪能できた
Listen to What the Man Said 好きな曲だったので聞けて嬉しかった
アルバム「NEW」の曲 新鮮な気持ちで楽しんで演奏しているように見えた。ライブ映えする曲ばかりで今回のステージで重要な役割を担っていた
My Valentine Newに取って代わられると思ったので演奏したのは意外だった
Nineteen Hundred and Eighty-Five 曲の素晴らしさを再認識した。現代にも充分通用する曲だと思った
Maybe I'm Amazed 最も感動した曲。メンバー全員思い入れが強いように見えた
Another Day ライブで再現するのは大変だったと思う
Here Today 「NEW」収録のEarly Daysに差し替わると予想していた
Your Mother Should Know 演奏しなくて残念だった
Lady Madonna ここまで盛り上がる曲だとは思ってなかった
Lovely Rita ポールにはベースを弾いて欲しかった
Eleanor Rigby アコースティックギターは要らないと思った(何も楽器弾かないのは手持ち無沙汰なのだろうけど)
Being for the Benefit of Mr. Kite! ベースを原曲の雰囲気に忠実に弾いていた。レコーディング以来演奏していないと思われるがどうやって思い返したのか興味ある
Something ステージ後ろに映しだされるポールとジョージの珍しい写真に釘付けになった
Ob-La-Di, Ob-La-Da イントロのピアノのフレーズが原曲と違うのが気になった
Yesterday この曲だけポールが50歳若返ったように見えた
Golden Slumbers / Carry That Weight / The End この曲を作った当時、将来ライブで演奏することを想定していたのだろうか。それぐらいライブのエンディング向きの展開

当日を迎えるまで

ポール来日が決まってからにわかにインターネットでのポールに関する発言が目立つようになりました。今までビートルズ/ポールのファンはどこに潜んでいたんだろうと思うくらいです。当ブログへのアクセスもそれ以前に比べ10倍以上になりました。SNSの浸透によりポールの情報やポールに対する様々な人の思いがリアルタイムで伝わってきて、現実に日本で起きていることとして今日まで臨場感を感じ続けることができました。
チケットの販売が様々な箇所で断続的に行われたので混乱を産みましたがSNSで情報交換してなんとか良い席を確保しようと祭りになったのは今となっては良い思い出です。インターネットはチケットに関する負の感情を増殖させる触媒にもなりましたが、関西国際空港での出迎えやライブ当日の入り待ち/出待ちが賑わったのはインターネットのおかげなわけで、それが今回のツアーの成功にもつながっていると思います。
ポールは日本を去りますがこれを機にビートルズ界隈が活気づくと良いなと思います。

総括

3公演参加した結果、ポールは今とても平穏なんだなと感じました。体調も心境も非常にすがすがしい状態なのではないでしょうか。ライブ、レコーディング、メディア対応、ファンサービスをさながら武道の達人のように力を抜いてほとんど無意識にこなしているように見えます。自分の知らないところで膨れ続ける世界中の人々の憧れや思い入れは本人にとって相当なプレッシャーだったと思いますが、今やそれを全て受け入れているようでもあり全て受け流しているようでもあります。その両者は突き詰めるとほとんど同じなのだと思います。
昔から良くも悪くも自分を客観視することが苦手なように見えるポール。ビートルズ時代はよき理解者であるジョン・レノンの視点によって良い具合に起動修正できていましたが、ビートルズ解散後の様々な混乱を切り抜け、ポール自身一個人でなく人類規模の視点で「ポール・マッカートニー」を俯瞰する境地に達したように思います。それが「今回のツアーがこれまでの日本ツアーの中で最も良い」という評価を多く目にする理由なのかなと思っています。

「タダイマ」で始まった日本ツアーは「マタアイマショウ」で終わりました。この連鎖が続くことを祈ります。
終演2時間後の東京ドーム ポール公演の痕跡が消えている

2013年11月20日水曜日

ベース・マガジン 2013年12月号特集「ポール・マッカートニーから学ぶ、ベース・ラインの作り方」

ポール・マッカートニー日本滞在中の2013年11月19日に発売されたリットーミュージックの月刊誌Bass magazine(ベース・マガジン) 2013年12月号に奏法特集「ポール・マッカートニーから学ぶ、ベース・ラインの作り方」が掲載されています。
10ページのこの記事は1ページごとにテーマを決め、そのテーマにふさわしいビートルズの2曲についてベース譜を4小節ずつ掲載してフレーズ構築の方法論を解説しています。各ページの最後ではそのテーマの活用例としてオリジナルのベース譜を4小節掲載するという流れです。
ビートルズの初期から3テーマ、中期から3テーマ、後期から2テーマ、最後にビートルズ解散以降で1ページという構成で、結局3曲×9ページ=27種類のベース譜が掲載されています。
著者もビートルズトリビュートバンド経験があるとのことで、特に中期で選んだ曲が玄人好みで興味深かったです(「For No One」など)。記事中で、ポールはあまり低音を使わない、高音をを使う場合は1弦よりは2弦の高フレットを好むという主旨の分析がありましたが、まさにその通りだと思いました。
僕はポールがあまり低音(4弦の5フレット未満)を使わないのはヘフナーベースの4弦の鳴りが悪いからだと想像しています。また、リッケンバッカーのベースは2、3弦の12フレット近辺がジャズベースやプレシジョンベースに比べて良い音がするので(とくにスライドさせたとき)、ポールもそこが気に入ったのかなと思っています。

2013年11月19日火曜日

レポート:ポール・マッカートニー2013年東京公演初日

※日本公演初日サウンドチェックのレポートはこちらをご覧ください。
※日本公演初日コンサート本編のレポートはこちらをご覧ください。
※日本公演最終日コンサート本編のレポートはこちらをご覧ください。

2013年11月18日、ポール・マッカートニー東京公演の初日を迎えました。
僕にとって大阪公演初日以来1週間ぶりのポールでしたが、明らかに体調が良さそうでした。登場した時点から血色が良く、顔が引き締まって見えました。声の調子も良く、今年のライブの中でも屈指の声の伸び、高音の安定感があったように思います。
セットリスト(演奏曲目)は大阪公演と同じでした(大阪公演初日のレポートはこちら)。

ジェスチャーやフェイク(ウォー、イェー、メロディを変えて歌う)も多く、ポール自身体調の良さを楽しんでいるようでした。飛ばし過ぎてアンコールの頃には声のスタミナ切れを感じるくらいでした。
バンドメンバーもテンションが高く、ところどころミスがあるほど楽し気でした。とくに「Queenie Eye」では誰かが入りのカウントを間違えたようで、ポールも指折り数えて確認していました。後で怒られないか心配になりました。
今回は東京ドームアリーナ中央のPAブースの直前で鑑賞しましたが、下馬評ほど音は悪くない と思いました。たしかに反響は京セラドームより感じましたが。音響はポールのボーカルを中心に調整されているようで、逆にベースの音が不明瞭だったというのが正直な感想です。会場の特性でこれ以上大きくできなかったのかもしれません。
先週はAブロック中央3列目で鑑賞したので会場全体の雰囲気はわからなかったのですが、今回Cブロックから見たことで開演前からの盛り上がりを実感できました。

その他感じたことを列挙します。
  • 登場時の衣装は大阪公演2日目と同じ紺色。豪華なえんじ色は日本公演最終日に着る?
  • 期待された江戸っ子MCは無く、標準語だった。
  • 同時通訳のスピードは改善されていた。いつも同じ場所で同じ内容を話すのであらかじめ準備していたのかもしれない。していたのは心の準備だけだったとしても効果はありそう。
  • Everybody Out There演奏後、福岡公演と同様歌唱指導があった。まだ足りなかったか・・・。
  • アリーナの一角に芸能人席があった。大きな通路に面しているので皆の注目を浴びて大変そうだった。マスクで顔を覆っている人が多かったが周りが芸能人だらけだったのですぐバレてしまっていた。
  • コールアンドレスポンス(ポールの即興の歌を客席に真似させる)がいつになく激しかった。ポール自身もお題が難しすぎたと感じたようだった。
  • Band On The Runの出だしでベースを間違えたのか思ったような音が出なかったのかポールがベースのコントロールパネルのつまみを回していた。
  • 東日本大震災の被災者に捧げる歌はLet It BeではなくYesterdayだった。 
  • 帰り際に四股を踏むポール。

エンディング
PAブースのゴジラとポール人形



終演後のグッズ売り場

2013年11月18日月曜日

今日からポール・マッカートニー2013年東京公演 鑑賞のポイント

ポール・マッカートニー来日公演は折り返し地点を過ぎ、今日から東京公演です。これまでの公演の様子から感じた鑑賞ポイントを紹介します。ネタバレを含みます。

思い思いに楽しめば良いという意見も多いと思いますが、ポールの期待をあらかじめ知ってそれに答えれば演奏も熱を帯びてより感動が増すという好循環が期待できるのでご一読ください。

開演前のBGM

開演1時間ほど前からポールやビートルズの楽曲を分解して再構成(リミックス)したBGMが流れ、ステージ両脇のスクリーンにポール関連の様々な写真をコラージュした一続きの映像が上下に流れ続けます。その時に使われた音源を含むと思われるものが以下で公開されています。
https://soundcloud.com/embassydjs/chris-holmes-beatles-paul

登場時の衣装

これまでの3公演ではえんじ→紺→緑と日替わりの長ジャケットを着用していました。残り3公演なのでこの3種を日替わりに着ると思いますが、どれで出てくるか注目です。えんじの場合は裏地に豪華な日本風の模様があるので脱ぐときにそれを見せる可能性があります。

日本語MC

これまでの公演では土地土地の方言をMCに取り入れていました。東京ではどのような言葉を使うのか興味津々です。

同時通訳

ステージ脇のスクリーンにポールがしゃべる英語がちょっと遅れ気味に日本語で表示されます。ポールの位置からはそれが見えないようなので、日本語が分かったらリアクションするのが良いと思います。

新曲「Save Us」への観客参加

イントロから入っている印象的なハンドクラップ(手拍子)、サビなどの「ウォーウォーウォーウォー」、サビ終わりの「セイヴァス、セイヴァス」とそのあとの「ア、ア、ア、ア」に参加するとポールが喜ぶと思います。

新曲「Queenie Eye」への観客参加

「O.U.T spells OUT」 の後の「アウッ」。後半は「アウッ」と言う箇所が2倍になります。Cメロ(静かになって裏声で歌う)後の「ヘイ!」をポールと交互にこぶしを振り上げて歌うと楽しいと思います。

新曲「Everybody Out There」への観客参加

この曲は観客と歌うことを目的に作られたのでがんばらなくてはなりません。イントロはバスドラムに合わせて手拍子、歌い出しの「ヘイ!」を一緒にやると良いと思います。サビの「ウォオオオ」は必須です。これも後半は2倍(歌いっぱなし)になります。最後はポールがシャウトして煽るので観客もより大声で叫ぶべきでしょう。福岡ではこの曲の参加度合いが不満だったのか、演奏後にポールから「ウォオオオ」の歌唱指導がありました(大阪公演初日は無かった)。

ラスティのギターの裏

ラスティー・アンダーソン(ステージ向かって左)の白いギターの裏に「ARIGATO」と書かれています。Paperback Writerの最後等ひっくり返してカメラに見せることがあるので反応すると良いと思います。

アルバム「NEW」日本チャート1位

「NEW」が日本で1位になってありがとうというような事をポールが言います。実際は洋楽チャート1位だと思いますが・・・。

レーザー光線

Being for the Benefit of Mr. Kite!やBand on the Runでは天井にレーザー光線で模様が描かれるようです。結果的に模様になっているだけかもしれません。

Something

ジョージ・ハリスンに捧げたSomething演奏終了後のポールの行動に注目してください。ジョン・レノンに捧げるHere Today演奏時は別の舞台にいるので、そちらでは見られない行動です。

All Together Now、Ob-La-Di, Ob-La-Daの大合唱

この2曲はポールも観客皆が歌うことを期待しているようです。実際にOb-La-Di, Ob-La-Da演奏前にはそのように述べ、曲の後半では演奏を止めて観客に歌わせるところがあります。

Live and Let Die

間奏が終わった時にラスティーが寝転んで、そのあとにコーラスにギリギリ間に合わないというコントがあります。演奏最後の爆発時にポールは耳を塞いで「だめだこりゃ、爆音で一時的に耳が聞こえない」みたいなジェスチャーをします。

Hey Jude

冒頭タンバリンを振っているブライアン(ステージ向かって右)は途中からベースを演奏するため、タンバリンを投げます。後半で「男性」「女性」と区別して歌わせるところがあります。

Get BackとI Saw Her Standing There

これまでの3公演ではセットリストはほぼ固定でしたが、大阪で演奏したGet Backの代わりに福岡ではI Saw Her Standing Thereを演奏しました。東京でどちらを演奏するか注目です。

アリーナ最前ブロックアップグレード

スタッフが当日会場を見渡してカメラ映りが良い人やポールが見て盛り上がりそうな人を選んで最前ブロックに案内することがあるようです。若い女性、奇抜な衣装、子供連れが有利です。それらしいスタッフがいたらアピールすると良いかもしれません。