2014年6月25日水曜日

ポール・マッカートニー復帰後初ビデオレター公開「I feel great.」

2014年日本/韓国ツアーを中止したポール・マッカートニーがイギリス帰国後初めてファンに向けて動く姿と声を公開しました。これにて復帰と考えてよさそうです。
主旨はアメリカツアーの日程に関するお知らせですが、冒頭で自分の体調が良いことと、皆が体調を気にかけてくれたことへの感謝を語っています。

マッカートニーさん「僕は元気」 ビデオメッセージ掲載(共同通信)
マッカートニーさん「僕はとても元気」(NHK)
ポール・マッカートニー、7月から北アメリカ・ツアーを再開(RO69)
ポール・マッカートニー、全快! 動画で報告!(シネマトゥデイ)

2014年6月18日に72歳の誕生日を迎えたポールはその前日に行われた誕生パーティーの様子が報じられています。

From rock royalty, a toast to Sir Paul at 72: McCartney joined by Ringo Starr's wife, George Harrison's widow and members of The Eagles at birthday party at The Ivy

What a line up: Marjorie Bach (1), sister of Ringo Starr's wife Barbara Bach (2); Glenn Frey (3) of The Eagles; Sir Paul (4) with wife Nancy Shevell (5); George Harrison's widow Olivia (6); The Eagles' Joe Walsh (7), husband of Marjorie Bach; Cindy Millican (8), Glenn Frey's wife

ジョージ・ハリスンの妻やリンゴ・スターの妻の姿もあります。

2014年6月21日土曜日

RickenbackerとHofnerの楽器が2014年6月21日から日本で値上げ

リッケンバッカーとヘフナーの日本での定価が2014年6月21日から値上げされました。
Vintage 62 "Mersey" Left Hand
リッケンバッカー製品価格改定
ヘフナー製品価格改定

また、これに先立ってバイオリンベースのラインナップが変わっています。おそらく2014年5月ごろのことで、本国の方針変更に伴うものです。この件については過去の投稿もご覧ください。

Hofner 500/1 ベース モデル名を「Liverpool」「Cavern」に変更?
※その後「Liverpool」は発売されないまま「Mersey」に変更

「Mersey」(旧「V62」)と「Vintage 62 World History Premium 3rd」の関係がどうなるか興味津々でしたが、結局「Mersey」という名称は左利きモデルにのみ採用されました。リアピックアップの位置を見ると「Mersey」と「Vintage 62 World History Premium 3rd」は実際別物のようです。かつては「Cavern」(旧「V61」)のみ左利きモデルが存在しましたが、名称変更を機に「Mersey」「Standard」(旧「V64」)にも左利きモデルが用意されました。

これらの製品は今回以下のように値上がりしています。値段はすべて税抜きです。

Vintage 61 "Cavern"  |  Vintage 64 "Standard"
¥ 330,000 → ¥ 360,000
¥ 345,000 → ¥ 375,000 ※Left Hand

Vintage 62 World History Premium 3rd
¥ 356,000 → ¥ 380,000

Vintage 62 "Mersey" Left Hand
¥ 345,00 → ¥ 375,000

HCT500/1 J  |  HCT500/1 CV
¥ 107,000 → ¥ 130,000

IGNITION BASS
¥ 47,500 → 変化なし
¥ 57,000 → 変化なし ※Left Hand 

23,000円/24,000円/30,000円という3種類の値上げが行われています。

一方リッケンバッカーは現状ビートルズを意識したモデルは以下の2つのみですが、いずれも値段は変わりませんでした。

Model 360/12C63 Fireglo
¥ 500,000 → 変化なし

Model 325C64 Jetglo
¥ 480,000 → 変化なし

現行品の中ではポール・マッカートニーが使用したベースに近いRickenbakcer 4003は¥ 290,000から¥ 295,000へ5000円値上げしました。一方12弦ギター360/12 は¥ 340,000から¥ 395,000円と5万5千円も値上がりしており、モデルごとの変更幅が大きく異なります。


 なお、Hofnerはよりポール使用器の仕様に近づけたバイオリンベースのニューモデル「500/1-AB.」の発売を予告しています。
New Violin Bass model 500/1-AB. Built entirely to the exact specification of Paul McCartney's 63 bass. Extra light weight and especially ideal for playing at home. Available soon!
どのような仕様でいくらで発売されるのか要注目です。

2014年6月19日木曜日

ビートルズ初主演映画「A HARD DAY’S NIGHT」日本版Blu-ray2014年8月20日発売 日本各地で上映会開催

2015年3月11日追記
ポール再来日記念『A HARD DAY’S NIGHT』特別上映 2015年4月11日(土)北海道から沖縄まで全国7箇所で開催されることが発表されました。

『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』という邦題で日本でも劇場公開されたビートルズ主演映画「A HARD DAY’S NIGHT」の日本語版Blu-rayが2014年8月20日に発売されます。これを記念して2014年8月15日に日本各地の映画館で上映会が開催されます。
初回限定版

通常版

http://www.vap.co.jp/harddaysnight/
「A HARD DAY'S NIGHT 」がイギリスで公開されて50年…
節目の年に待望のBlu-ray化! ビートルズの音楽が、ここにある。
4Kデジタルリストアによって、映像がより高画質に。
音声は、モノラル/ステレオ/5.1の3種類を収録
初回限定版(本編87分+予告編+特典ディスク1枚) 6,800円+税
   通常版(本編87分+予告編) 4,800円+税

<特典映像>
1.You Can't Do That! The Making of A Hard Day's Night(1994年制作)
2.Things They Said(2002年制作)
3.The Beatles: The Road to A Hard Day's Night マーク・ルイソンのインタビュー
4.In Their Own Voices: The Beatles on A Hard Day's Night ビハインド・ザ・シーンおよび写真にヴォイス・オーバーされた1964年のビートルズのインタビュー
5.Anatomy of a Style レスター監督の手法の分析
6.Picturewise リチャード・レスター監督の新しいインタビュー

A HARD DAY’S NIGHT特別上映 2014年8月15日(金) ※2014年8月6日に詳細情報を追記
TOHOシネマズ六本木ヒルズ ※2回上映 初回は どぶろっく おのののか が登壇予定
TOHOシネマズららぽーと横浜 
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ     
TOHOシネマズ梅田     
TOHOシネマズ天神     
ディノスシネマズ札幌劇場 ※2回上映

※六本木のみ8月9日0時チケット販売開始  他のTOHOシネマズは8月13日0時販売開始

映像も音もシーンごとの最善の素材に戻ってブラッシュアップされています(=シーンによって品質にばらつきがありうる)。音は5.1チャンネルサラウンドも新たに編集されました(ジャイルズ・マーティンが関与)。ビートルズの曲の新たなリミックスバージョンが聴けることになります。
今回はこれまで発売されてきた同作品には収録されていなかった新たな特典映像が含まれます。海外ではこのリニューアル版の発売が既に発表されていましたが(北米では6月発売、イギリスでは7月発売)、この度日本版の発売が発表されました。

2014年6月16日月曜日

リマスターしなおした「The Beatles in mono」アナログLP盤2014年9月発売

※2014年9月8日「MONO LP BOX試聴会」に行ってきました。レポートは→こちら

デジタルの技術を使用せずにアナログのマスターテープから1960年代当時の手順に倣って製作されたビートルズのモノラル盤LPレコード14枚セット「The Beatles In Mono」(日本での名前は「ザ・ビートルズ MONO LP BOX」)が2014年9月8日(北米は9月9日、日本は9月10日)に発売されることが発表されました。
英米オフィシャルストアでは限定でTシャツつきの販売も
THE BEATLES’ ORIGINAL MONO STUDIO ALBUMS REMASTERED AT ABBEY ROAD DIRECTLY FROM THE ANALOGUE MASTERS FOR VINYL RELEASE
ザ・ビートルズがMONOに回帰 ビートルズのオリジナル・モノ・スタジオ・アルバムを、アビイ・ロードでアナログ・マスターから直接リマスター

Please Please Me
With The Beatles
A Hard Day's Night
Beatles For Sale
Help!
Rubber Soul
Revolver
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
Magical Mystery Tour
The Beatles (2枚組)
Mono Masters (3枚組)

ボックスセットには108ページのハードカバー本が付属します。日本向けボックスセットは輸入国内仕様(ブックレット翻訳、解説、歌詞・対訳付) で、価格は59,800円+税です。海外版より1~2万円高いイメージです。 アルバムごとの単品販売もされますが、日本向け仕様の商品は用意されません。


1968年ごろまではビートルズ本人にとってモノラル盤の方が本流でした。アナログ盤は生産されるごとに、再生するごとに、または置いておくだけで次第に劣化していくと言いますので、新品で発売される今回の商品は当時の生の雰囲気を味あわせてくれそうです。2009年のリマスターとは異なり音自体に手は加えられていないはずなのでなおさらです。元にしたマスターテープは劣化しているでしょうが・・・。そこがリマスターの腕の見せ所ということでしょう。
追記:「Please Please Me」のマスターテープは接着剤が染み出して正常な再生が困難だったため、今回のLP作成にあたりテープを作り直したそうです。

ステレオのアナログ盤ボックスセットは2012年に発売されましたが、その時は2009年のデジタルリマスター音源を元にしていました。同じ趣旨のモノラル版LPは2012年当時既に準備完了していて2013年発売予定と案内されていましたが、結局それはリリースされないまま新たにアナログのマスターテープからリマスターしての発売となりました。2012年のステレオLPボックスセットは音質や盤質に批判が多かったため方針転換したようです。今回は全てドイツで生産されます。

2012年ステレオLPボックスについては過去の投稿をご覧ください。

2009年リマスター版ビートルズのアルバムがアナログLPで2012年11月12日発売(日本向けは11月14日)

ビートルズリマスター版ステレオアナログLP全世界発売 まとめ


2014年8月14日追記
7月にメディア関係者向けに実施された試聴会が下記で報告されています。

『ザ・ビートルズ MONO LP BOX』試聴会に行ってきました! (mFound )
The Beatles MONO LP BOX試聴会(Phasemation.jp)
東京でビートルズ『MONO LP BOX』試聴会が開催。実際にLPの音を聴きました(SA-CDラボ)

2014年8月21日追記
今回のボックスセットを開封する様子
 

2014年9月3日追記
アナログレコード専門家・音楽評論家Michael Fremer氏による詳細なレビュー↓
http://www.analogplanet.com/writer/46615

以下は同氏による開封映像

2014年6月12日木曜日

ビートルズ オーストラリア公演50周年

1964年6月12日にビートルズ唯一となったオーストラリアツアーの初日を迎えてから50周年となりました。オーストラリア公演は結局この一度しか実現しなかったため思い入れが強いのでしょう、テレビで特番が放送されるなど盛り上がっています。

展示会も開催されています。
The Beatles In Australia

日刊紙The Sydney Morning Heraldには特集記事が掲載されています。著名人がコメントを寄せました。
How the Beatles music changed Australia

EMIからは新たに編集された映像が公開されました。
50周年を機に当時のインタビュー音源の全編が初めて公開されました。 文字に書き起こした資料も併せて公開されています。⇒こちら

5人組のビートルズ
病欠していたリンゴ・スターがオーストラリアから合流したため、一時的に代役のジミー・ニコルと共存していたのも特徴的です。
お役御免となりオーストラリアを一人去るジミー・ニコル
アデレードでは30万人以上のファンが一目ビートルズを見ようと集まりました。この群衆はビートルズ史上最大だったそうです。


アデレードの様子
オーストラリア公演のパンフレットとチケット
 50周年を記念してビートルズのオーストラリア関連映像&音源集の発売が模索されたようですが結局実現しなかったようです。2016年の日本公演ではどうなるでしょうか。「ミート・ザ・ビートルズ 【JAPAN BOX】(初回生産限定盤) 」の例があるので期待したいです。

2014年6月10日火曜日

ポール・マッカートニー アメリカツアー2014年6月分延期

体調不良のため2014年5月の日本ならび韓国公演を中止したポール・マッカートニーは6月14日から予定されていた米国公演のうち6月分を10月に延期することを発表しました。これにより、7月5日のオールバニ (ニューヨーク州)公演が初日となります。

Paul McCartney June Dates Re-Scheduled To October

この発表の中で、ポールはイギリス帰国後初めて公にコメントを出しています。
"I’m sorry but it’s going to be a few more weeks before we get rocking in America again. I’m feeling great but taking my docs' advice to take it easy for just a few more days. Look forward to seeing you all soon.” — Paul McCartney
調子は良いが医者からもう少し休めと言われた、というところでしょうか。


強制払い戻しとなった2014年アジアツアーとは異なり、今回は明確に延期で同会場のチケットは延期後もそのまま有効だそうです。ポールが病に倒れてから3週間程度でここまで決めるとは仕事が速いです。日本も見習いたいものです。
日本の場合は次回公演があったとしても一からチケット取り直しになってしまいます。苦労して2014年5月公演の良席を入手された方はやりきれない気持ちでいることでしょう。

チケット払い戻し期限は当初6月9日でしたが、その後6月23日まで延長されています。

チケット払い戻し期間延長のお知らせ(日本ツアー公式サイト)

チケットを返却することは公演が無いことを認めることになるので手続きを躊躇していた人が多いと思いますが、発券のほとんどを担当したセブン-イレブンでの返金処理がその高額さのせいで滞っていることも影響しているでしょう。

ポール公演の払い戻しでセブン-イレブンが悲鳴 高額チケットだらけで現金足りず…(J-CASTニュース)

チケット額面以外の手数料のうち主催者側が直接徴収していないもの(決済手数料や郵送料)は払い戻し対象外になるようです。そこまで払い戻すとそのまま主催者側の全額負担になってしまうのでこれは致し方ないと思います。 逆に払い戻し対象になる手数料があることに驚きました。

1980年のウイングス公演の時のように払い戻さずチケットを手元に残している人もいるようです。当時と違って券面は画一的なデザインですので記念品として残す人はそれほどいないと予想していますが、それでも高額なのでチケット払い戻しをいつ打ち切れば良いか主催者は困っているかもしれません。ポール公式サイト(Crowdsurge)経由で買った場合はチケット返却の義務が無いので払い戻しを受けつつ実券を手元に残すことができます。郵送料600円は返ってきませんが、チケットの実券代と思えば納得できるかもしれません。

肝心のポールの容態ですが、日本での様子も含めて不明な点が多いです。様々な報道やその後の行動から察するに目的や期間は不明ですが日本で入院していたことは事実と考えて良いと思います。補償問題や今後のツアー日程の調整もあって軽はずみな行動は取れないのだと思いますが、アメリカ公演初日までには中止/延期の影響を受けた人々に対して元気な姿を見せてほしいものです。1975年と1980年の来日公演中止の際は日本向けにメッセージを語る機会がありました。


今回については今のところそのようなものはなく、日本のファンのフラストレーションは解消されないままです。「ビートルズやポールの曲を聴く気になれない」などポールに対して失恋のような複雑な思いを抱いている方も多いように思います。