2015年1月29日木曜日

ポール・マッカートニー2015年4月 来日公演 チケット販売情報まとめ

※この記事は2015年4月28日に更新終了しました。

2014年5月に予定されていた日本・韓国ツアーを「ウイルス性炎症」によって中止したポール・マッカートニーが2015年4月に改めて日本公演を行うことが発表されました。2015年1月29日18時情報解禁でしたが、15時頃から号外が配布されだしたようです。3年連続でポールが日本に来ることになります。
http://outthere-japantour.com/

 <日本武道館公演>

2015年4月28日 17時30分開場 18時30分開演 日本武道館 座席表
SS席:100,000円(アリーナ及び1階南スタンド) ※クラウドサージ分はアリーナ限定(4/26に判明)
S席:80,000円 2階南スタンド 南東/南西スタンド前方
A席:60,000円 南東/南西スタンド後方 北東/北西スタンド1階 中央寄り
B席:40,000円 東西2階席後方 北東/北西スタンド2階中盤
C席:2,100円 ※25歳以下限定。ビートルズ武道館公演のA席と同料金 1階スタンド後列
注釈付きB席:40,000円 ※4/28発表&発売 北東/北西スタンド1階 北寄り
D席:20,000円 ※4/28発表&発売 立見席(2階最後方)
参加席:20,000円 ※4/28発表&発売 北東/北西スタンド2階 北寄り
※VIPパッケージやサウンドチェック参加券は存在しない

前売りチケットは、全て「座席指定引換券」であり入場には「座席番号入り特別チケット」への引換が必要。「座席番号入り特別チケット」への引換は、4/26(日)・4/27(月) 東京ドームにて、4/28(火)日本武道館にて実施 引換の詳細は→こちら

 <ドーム公演>

http://www.paulmccartney.com/news-blogs/news/out-there-japan-tour-2015 
2015年4月21日(火)     京セラドーム大阪(大阪府)
2015年4月23日(木)25日(土)27日(月)     東京ドーム(東京都)

ブロック割り図(座席表とまではいかない)↓


東京ドーム/京セラドーム 公演
16:30開場 18:30開演
S席 - 18,000円 A席 - 16,000円 B席 - 14,000円
参加席-10,500円(大阪4/16から 東京4/20から販売開始)

※京セラ公演のみ
  注釈S席 - 18,000円  バルコニーS席-18,000円(2/28から販売開始)
※東京ドーム公演のみ    S席(注釈付き) - 18,000円(3/28から販売開始)
   S席(注釈付き)【当日引換券】- 18,000円(4/21から全公演順次販売開始)
  体感席 - 5,500円(4/25当日券から全公演順次販売)

サウンドチェック参加券 67,000円 ※別途、本公演のチケットが必要
VIPパッケージ#1(FRONT ROW PACKAGE) 93,500円 ※両側最前ブロック1列目
VIPパッケージ#2(HOT SOUND PACKAGE) 83,500円 ※正面最前ブロック3〜7列目


チケット販売スケジュール

チケット販売スケジュールを以下にまとめています。http://goo.gl/0WhHak
ご自身のGoogleカレンダーに追加する場合は以下を「他のカレンダー」→「URLで追加」から入力してください。
http://www.google.com/calendar/ical/kouchu.info_k8v2oa387lnncmqdb1fn27k28s%40group.calendar.google.com/public/basic.ics

チケット販売終了分

日本武道館公演 一般発売 4月4日 10:00
チケットぴあ  ※販売開始時はSS席・S席・A席のみ ※店頭販売あり
※4/10 20時、4/14 10時、4/16 10時 4/18 10時、以降も連日席種復活
※4/18 10:00~B席40,000円販売開始 (4/16 15時半ごろ発表)

当日券販売
4/21公演  注釈S席/参加席を販売
4/23公演 14時から22ゲート前当日券売り場にてS席注釈付き/参加席を販売
4/25公演 14時から22ゲート前当日券売り場にて 体感席などを発売
4/27公演 14時から22ゲート前当日券売り場にて 体感席などを発売

東京ドーム一般発売 2/28 10:00 ※東京公演店頭販売3/1 10:00~
東京ドーム公演チケット販売概要
4/27参加席  4/27S席(注釈付き)【当日引換券】
4/26 東京ドームで4/27公演のチケット販売

日本武道館公演 キョードー東京 発売日(4/4)特電 0570-550-955 4/5〜 0570-550-799

ポール・マッカートニー / NEW - ジャパン・ツアー・エディション+4月27日 東京ドーム 公演チケット2枚
販売期間:4月8日12時0分~4月20日23時59分→4月22日8時まで延長

チケットぴあ 4/23S席(注釈付き)【当日引換券】
 
東京ドーム一般販売 ローソンチケット イープラス キョードー東京  CNプレイガイド

大阪公演チケット販売概要 ※4/16 S席/A席/B席のSOLD OUTを明言
当日券 注釈S席 参加席
チケットぴあ 東京ドーム 大阪 大阪バルコニーS席 ローソンチケット イープラス 大阪 大阪バルコニーS席 CNプレイガイド

公式ツイッター プレゼントクイズ「2013年の日本ツアー最終公演でどの曲に合わせて観客が一斉に赤いペンライトを振ったか」4/27公演2名招待

 ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015東京公演S席鑑賞と東京フリータイム 【1泊2日】(ほっこく観光)

ポール・マッカートニー、ミートフリーマンデーのためコンサートチケットプレゼント ※論文審査あり

『NEW - ジャパン・ツアー・エディション』ドリーム・チケット・キャンペーン
初回出荷分の商品内に、10枚限定で4月28日(火)に開催される日本武道館公演のチケット引換券がランダムに封入

公式ツイッター プレゼントクイズ『アウト・ゼアージャパンツアー2015』の総動員数は?4/25公演2名招待

公式ツイッター プレゼントクイズ「ポールがソロ名義で初めて東京公演をした年」 4/23公演2名招待

公式ツイッター プレゼントクイズ「ポールがソロ名義で初めて大阪公演をした年」 4/21公演2名招待

iTSCOM Life 4月号プレゼント ※ケーブルテレビ イッツコム契約者限定

チケットぴあアフター5クラブ ※法人会員限定

チケットJCB 2/26 10:00~2/27 23:59 2/28 0:00~  東京ドーム ※4/23 4/27 S席のみ

三菱UFJニコスチケットサービス 2/23 10:00~ 東京ドーム  ※4/23 4/27 S席のみ

カンフェティ 東京ドーム 3/6 19:00~ ※4/23 4/27 S席のみ

FMラジオ局電話予約 4月8日~4月14日 ※S席・A席のみ 
TOKYO FM NACK 5 InterFM   文化放送

『ぴあSpecial Issue ポール・マッカートニー来日記念号2015』発売記念LIVEモニター募集 ※プレゼント

ザ・ビートルズ・クラブ電話販売 4/7 13:50~4/9 13:45  ※キャンセル分

日本武道館公演 チケットぴあ 先行先着販売「プリセール」 ※S席・A席のみ
4月2日 0:00~4月4日 9:30

日本武道館公演 チケットぴあ 先行抽選予約販売「プレリザーブ」2次受付 ※SS席・S席・A席・B席のみ
受付期間:3月26日 11:00~3月31日 23:59 結果発表: 4月1日 18:00

日本武道館公演 キョードー東京 先行抽選予約販売 ※C席のみ
3月20日 4:00~3月25日 23:59 結果発表: 3月27日 16:00

日本武道館公演 チケットぴあ 先行抽選予約販売「プレリザーブ」 ※SS席・S席・A席・B席のみ
3月20日 4:00~3月25日 23:59 結果発表: 3月27日 18:00

日本武道館公演 ザ・ビートルズ・クラブ 先行抽選予約販売 ※SS席・S席・A席のみ
3月20日 4:00~3月23日 11:00 結果発表: 3月24日 11:00 

日本武道館公演 キョードーグループ 先行対面先着販売 ※SS席・S席・A席・B席のみ
3月21日 10:00~

日本武道館公演 ポール・マッカートニー公式サイト 先行先着予約販売 ※SS席・S席・A席・B席のみ
3月21日 10:00~ Crowdsurge(クラウドサージ:通称CS)  「座席指定引換券」の事前発送は無し

パルシステム 東京ドーム  ※4/23 4/27 S席のみ 生活協同組合会員限定

コープサービス 東京ドーム 3/23~3/29  ※4/23 4/27 S席のみ 生活協同組合会員限定

イープラス 最終先着先行
2/27 21:00~2/28 9:00

ポール・マッカートニー公式サイト経由(クラウドサージ) 先行予約
先着 購入前に座席位置確認可能 2/26 18:00~2/28 0:00
※2/26 16:00までにPaulMcCartney.comにてメールアドレスの登録が必要→後に制限解除

bayfm 公演限定 先行予約
抽選 S席のみ 東京4/23(木)、27(月)公演のみ 2/24 9:00~22:00

ローソンチケット プレリクエスト
抽選 S/A/B席  ※初のA席とB席の販売 2/23 12:00~2/24 23:59 東京

CNプレイガイド
抽選 S席のみ 2/23 10:00~2/25 10:00 東京

イープラス プレオーダー
抽選 S席のみ 2/21 11:00~2/25 23:00 東京 大阪

ザ・ビートルズ・クラブ ファンクラブ先行受付
抽選 S席のみ 一公演につき一人2枚まで
1/29 18:00~2/2 20:00(コンビニ前払決済)
1/29 18:00~2/3 20:00(ビートルズ・クラブ・カード、一般のクレジットカード)
→4/21、4/25公演は申込多数のため抽選と他日程への振り替えが発生
2/17~ 4/23 4/27 公演のみ受付再開→受付終了
http://www.i-bcc.jp/bcc0618ticket/fanclub/

チケットぴあ「プレリザーブ」2次受付
抽選 S席のみ 2/18 11:00~2/26 11:00 大阪 東京
※東京公演は第3希望まで申込可能でそのうち1公演のみ当選

VIPパッケージ / サウンドチェック参加券
先着 一公演あたり上限2枚 累積上限2枚 2/21 10:00~2/27 18:00
サウンドチェック参加券 一公演あたり上限1枚 累積上限1枚
VIPパッケージ#1 一公演あたり上限2枚 累積上限2枚
VIPパッケージ#2 一公演あたり上限2枚 累積上限2枚

VIPパッケージ / サウンドチェック参加券 2015/2/6 18:00発表
基本的に一公演につき一人2枚までだが、日本ツアー公式サイトにおけるサウンドチェック参加券の販売のみ一人1枚
http://outthere-japantour.com/sc_j.htm
http://www.i-bcc.jp/paul/sc/index.html ※ザ・ビートルズ・クラブ会員限定
受付期間:2/11 10:00~2/15 23:59
結果発表開始日時:2/17 10:00
アメリカン・エクスプレスカード チケット・アクセス
2/21~2/25

InterFM 公演限定 先行予約
抽選 S席のみ 東京4/23(木)、27(月)公演のみ 2/22 11:00~20:00

FM COCOLO 先行予約 先着 ※大阪公演のみ 先行販売での初の先着方式
2/19 6:00~11:00 「HIRO T’S AMUSIC MORNING」番組内
2/21 10:00~14:00 「THE MAGNIFICENT SATURDAY」番組内
2/22 14:00~18:00 「THE BEAT GOES ON SUNDAY」番組内

FM802 先行予約 先着 ※大阪公演のみ 先行販売での初の先着方式
2/17 15:00~19:00 「802 RADIO MASTERS」番組内
2/20 7:00~12:00 「BRIGHT MORNING」番組内
2/22 16:00~18:00 「SUNDAY SUNSET STUDIO」番組内

ZIP-FM 公演限定 先行予約
抽選 S席のみ 東京4/23(木)、27(月)公演のみ 2/21 15:00~

FM NACK5 公演限定 先行予約
抽選 S席のみ 東京4/23(木)、27(月)公演のみ 2/21 9:00~24:00

FMヨコハマ 公演限定 先行予約
抽選 S席のみ 東京4/23(木)、27(月)公演のみ 2/20 7:00~22:00

TOKYO FM 公演限定 【S席200枚】先行予約
抽選 S席のみ 東京4/23(木)、27(月)公演のみ 2/16 9:00~14:00

J-WAVE「PARADISO」チケット先行予約
抽選 2/13 11:30~16:00 J-WAVE「PARADISO」番

チケットぴあ「プレリザーブ」
抽選 S席のみ 2/10 11:00~2/17 23:59 大阪 東京
※東京公演は第3希望まで申込可能でそのうち1公演のみ当選

チケットぴあ「いち早プレリザーブ」 ※ぴあカード保有(予定含む)者限定
抽選 S席のみ 2/9 11:00~2/12 11:00大阪 東京
※東京公演は第3希望まで申込可能でそのうち1公演のみ当選

チケットぴあ最速抽選先行
抽選 S席のみ 一公演につき一人2枚まで
1/29 15:00~2/8 23:59 結果発表開始日時: 2/14 18:00頃



ポール・マッカートニーさん 4月に“やり直し公演”(NHK)
ついに実現!ポール・マッカートニーさん再来日へ(テレビ朝日)
ポール・マッカートニーさん、4月に来日公演 計4回(朝日新聞)
P.マッカートニーさん:4月来日 東京と大阪で公演(毎日新聞) 
ポール・マッカートニーさん4月に来日 東京、大阪で公演(産経ニュース)
ポール・マッカートニー4月来日!4公演(日刊スポーツ)
ポール・マッカートニー来日公演決定、4・21京セラなど(サンケイスポーツ)
ポール 4月に4公演リベンジ来日決定(デイリースポーツ)
ポール・マッカートニー、4月に来日公演「昨年は残念だった」(スポーツニッポン)
ポール4月に“リベンジ公演”京セラDに東京Dで開催(スポーツ報知)
ポール・マッカートニー4月に“リベンジ日本公演”決定(東京スポーツ)
ポール、“リベンジ”来日公演決定 無念の全公演中止から約1年(ORICON STYLE)
ポール・マッカートニー、4月に来日公演が決定(RO69)
ポール・マッカートニーの再来日公演が決定(amass)
ポール・マッカートニーの再来日公演が決定!4月に東京ドーム&京セラドーム(Billboard JAPAN)
ポールさん4月に再来日公演(時事通信)

日本から人知れず帰国した後アメリカツアー2014年6月分の公演を10月に振り替えましたが、日本と韓国の公演については放置されたままでした。アメリカの場合は同じ会場でチケットもそのまま使えましたが、日本の場合は東京会場だった国立競技場が使えなくなることがわかっていたせいか早々と払い戻しになりました。

2014年12月に入ってから活発に行われたポールの新曲「Hope for the Future」のプロモーション活動において本人の口から2015年来日について語られていました。
ポール・マッカートニー、「来年は必ず再来日公演を実現させる」と誓う(RO69) 
ポール日本公演に意欲「来年また行くよ」(日刊スポーツ)
ポール 来年日本でリベンジ公演!英紙で意欲 東京D、武道館検討(スポーツニッポン)
Paul McCartney: I lost a stone in ONE WEEK after being struck down by stomach bug(Mirror)
ポール・マッカートニー「日本公演は延期になっているだけ」(dot.ドット 朝日新聞出版)  
ポール・マッカートニー 本誌が掴んだ再来日ツアーの日程を公開(週間女性)

2015年1月27日火曜日

書籍「MUSIC LIFE ビートルズの音楽遺産 2014-2015」発売

2014年はビートルズ関連のボックスセットが多く発売された一年でした。これを振り返る書籍「MUSIC LIFE ビートルズの音楽遺産 2014-2015」が2015年1月26日に発売されました。

  シンコー・ミュージック・ムック MUSIC LIFE ビートルズの音楽遺産 2014-2015

本書では、2014年をビートルズ作品リリース方針の転換点と位置付けています。1987年オリジナルアルバムのCD発売以降、2009年リマスター盤発売でさらに強化された感があった音源と商品ラインナップの統一の原則が緩和され、ビートルズ現役時代の音源やリリース形態を尊重したものになったというわけです。それらを「音楽遺産」ととらえ、各ボックスセットとその原典となった過去の商品群を緻密に解説しています。さらに、この記念すべき2014年を総括する記事も多く収録されています。

とくにモノLPボックスは企画意図や製作工程まで詳しく解説しています。今回の音は、当時の意図を尊重しつつも、当時ならではの諸般の事情は改めて現代の基準で判断しなおしているという論調です。
USボックスについて1960年代のアメリカ盤の解説は詳細でしたが、今回のボックスに収録されているミックス違い音源の一覧表が無かったのは残念でした。
USボックスに収録されたミックス違い音源のうちDoctor Robert、And Your Bird Can Sing、I'm Only Sleepingについてはデジタル技術を用いて解析しています。アルバム「Revolver」での試行錯誤の過程(とくにADTの使い道)が追体験できるそうです。
モノLPボックスの音と2009年モノCDを聴き比べた記事もありました。モノLPボックスの評価は高いようです。モノラルLPはジョン・レノンのボーカルが引き立ち、ポール・マッカートニーのベースの音色が良いというのは同感です。

2014年をどっしりと観察した重厚な内容です。5年、10年と時が経つごとに価値が増してくると思いました。

2015年1月22日木曜日

和解?「RAIN」と「LET IT BE」が同時期に北米ツアー実施

いずれもかつて日本公演を行なったビートルズトリビュートショー「RAIN」と「LET IT BE」。日本では同じ系列とみなされていますが、実際は別団体です。後発の「LET IT BE」は「RAIN」を真似したと2013年に「RAIN」から訴えらました(過去の記事もご覧ください)。その後どうなったか気がかりでしたが、一部の報道によると訴訟は2014年に棄却または取り下げられたようです。
係争中の間「LET IT BE」はイギリスを中心に活動してましたが、これで晴れて「LET IT BE」も「RAIN」のお膝元である北米で活動できるようになったのでしょう。2015年1月から北米ツアーを開始しています。カナダの東海岸から始まり、国境沿いをアメリカに入ったり出たりしながらカナダの西海岸まで達しています。同じ時期に「RAIN」も北米ツアーを開催していますが、こちらは逆にアメリカ西海岸から始まり、南回りにアメリカ東海岸に達します。これは互いにバッティングを避けた結果でしょうか?
以下の地図に2015年1月~3月の両ショーの公演地をプロットしました。=「LET IT BE」、=「RAIN」です。
とはいえニューヨーク州周辺は稼ぎどころなのかニアミスが多く、とくにバッファローでは1日違いで14kmほど離れた会場で両者は公演を行なっています。このときの両者を比較すると「LET IT BE」の会場の方がキャパシティが多く(4,000弱 対 2,000弱)、チケット代金も高め(~65ドル 対 ~55ドル)のようです。現地の人はどちらを選ぶのでしょう…。

それにしても短期間にこれだけの公演数を日本公演の約半額のチケット代金で開催できるとは、北米でビートルズや観劇が深く根付いている様子が伺えます。

2015年1月9日金曜日

キャヴァン・クラブの元オーナー レイ・マックフォール死去

ビートルズがデビュー前後の2年半の間に292公演を行なったことで有名なキャヴァン・クラブの当時のオーナー、レイ・マックフォールが2015年1月8日に亡くなりました。88歳でした。
左からポール・マッカートニー、ジョン・レノン、レイ・マックフォール、シンシア(ジョンの前妻)


 Legendary Cavern Club owner Ray McFall has died (Liverpool Echo)
Cavern Club owner Ray McFall dies (BBC)
Ray McFall - obituary (The Telegraph)
Ray McFall: Accountant who took over the Cavern club and gave the Beatles the break that set them on course to rule the world (THE Independent)
ザ・ビートルズをブッキングしたキャバーン・クラブのオーナー死去(BARKS)
キャヴァーン・クラブの元オーナーでビートルズを発掘したレイ・マクフォールが死去(RO69)

1959年にキャヴァン・クラブのオーナーとなったレイ・マックフォールはそれまでのジャズ主体の公演内容からロックンロール中心に方針転換し、その後のマージー・ビート旋風に大きく貢献しました。
ビートルズの初出演は1961年2月でしたが、このときビートルズはレイ・マックフォールがならず者の象徴として禁止していたジーンズを履いていたため危うく公演が中止になるところでした。ジョージ・ハリスンが交渉してなんとか中に入れたそうです。
そんなビートルズの演奏を見た瞬間にレイ・マックフォールは打ちのめされ、直ちにレギュラー出演を決めたそうです。「ハンブルグでの過酷な公演活動から戻ってきたビートルズはとてもよく訓練された特異なバンドだった」と後年語っています。
その後もキャヴァン・クラブにはThe WhoやThe Kinksなども出演し栄華を極めましたが、レイ・マックフォールは1966年に破産しキャヴァン・クラブを手放しています。

訃報に際しキャヴァン・クラブは翌日の演奏を追悼に充てました。今年のInternational Beatle Week中のキャヴァン・クラブでの演奏もレイ・マックフォールに捧げたものになるそうです。
A TRIBUTE TO LEGENDARY CAVERN OWNER RAY MCFALL (The Cavern Club)

ビートルズ研究の大家、マーク・ルーイスンは追悼ツイートをしています。彼の著作にはレイ・マックフォールの証言が多く掲載されています。

2015年1月8日木曜日

グリン・ジョンズ アルバム「LET IT BE」を「ゴミの寄せ集め」と評す

ビートルズによる1969年1月の通称「ゲット・バック・セッション」で現場監督を務め、そこから未発表のアルバム「Get Back」を作り上げたグリン・ジョンズは2014年11月に回顧録「Sound Man」を上梓しました(追記:日本語版「サウンド・マン 大物プロデューサーが明かしたロック名盤の誕生秘話 」が2016年2月22日発売)。これがきっかけになっているのでしょう、先月ニューヨーク・タイムズの取材に応じました。
ポール・マッカートニー、グリン・ジョンズ、ミック・ジャガー
 What He Saw From the Control Room Glyn Johns on Recording Rock Greats
 

この中で、 Get Backについては以下のようなことを語っています。
  • ジョージ・マーティンの下でエンジニアとして働くのだと思っていたら彼はビートルズに嫌気が差してプロジェクトを放り出していたので自分がプロデューサー的な役割を担うことになった。
  • 自分は既に業界では一定の成功を収めていたがビートルズに会って舞い上がってしまった。
  • 生身のビートルズは至ってふつうの人だった。大衆はそれを知らないので彼らの素晴らしい演奏をありのままに記録したいと考えた。
  • 自分の立場やビートルズの扱いに困惑していたところ、ジョージ・マーティンは自分をランチに連れ出して励ましてくれた 。
  • ジョージ・マーティンは自己の能力に自信を持っていたので自分のように困惑することはなかった。
  • ジョン・レノンがセッションの成果物をフィル・スペクターに渡したことにはがっかりした。それ以上にがっかりしたのはフィル・スペクターが行ったことだ。あれはビートルズとは何の関係もない。アルバム「Let It Be」はゴミの寄せ集めに過ぎない。一度も全体を通して聴いたことは無い。ばかげているしうんざりするほど甘ったるい。
苦労してアルバム「Get Back」を作り上げたのにボツにされ、フィル・スペクターにリメイクされたことがよほど悔しかったのでしょう。40年以上経ってもこの口ぶりです。

ビートルズ以外にはLed Zeppelin、The Rolling Stones、Eric Claptonについても語っています。

2015年1月11日追記
自著のプロモーション期間中ということなのか他のインタビュー記事も掲載されました。

Soundman: A Chat with Legendary Producer Glyn Johns  (Rock Cellar Magazine)
ゲット・バック・セッションについてより多くのことを語っています。同セッションが当初チュニジアでのライブとそれに至る過程を収めたテレビ用ドキュメンタリーとして始まった等、よく知られているエピソードを裏付ける発言があります。
アップル社の屋上で行われた通称「ルーフトップ・コンサート」がグリン・ジョンズの発案だとは知りませんでした。リンゴ・スターがグリン・ジョンズに屋上を案内したことがきっかけだそうです。
ビートルズが当初提示していた「ゲット・バック」というコンセプトに忠実に仕事を進めてきたのに、それを反故にされたことが相当無念な様子でした。後年発売された「Let It Be... Naked」には溜飲を下げたそうですが、同アルバムを聴いたことは無いそうです。
印象的だった発言は当時の現場の雰囲気はそれほど悪くなかった、というものです。映画「Let It Be」が暗い仕上がりなのは当時のマネージャー、アラン・クレインのせいであると評していました。
「ゲット・バック・セッションの現場の雰囲気は悪くなかった」と証言する人は多いので、映画が再リリースされるときは陽気に編集したバージョンが収録されると良いなと思います。

昨年の出版直後の他のインタビュー映像も以下に共有しておきます。