ジョン・レノン76回目の誕生日 各地の様子

2016年10月9日はジョン・レノン76回目の誕生日でした。ハリウッドのキャピトルレコード前にある Hollywood Walk of Fameやニューヨークのセントラルパーク内にあるStrawberry Fieldsのモニュメントに今年も多くの人が集まりました。
John Lennon Public Birthday Celebration at Hollywood Walk of Fame Star 10/9/2016


SNSでは関係者が誕生日を祝っています。
Sean Ono Lennonさん(@sean_ono_lennon)が投稿した写真 -

オノ・ヨーコは毎年ジョンの誕生日に開催されているイマジン・ピース・タワーの点灯式に出席しました。息子のショーンも一緒です。
ビートルズの新作映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-THE TOURING YEARS』が劇場公開中の日本では当日各地で「発声可能」上映会が開催されました。名前の通り通常の映画鑑賞とは異なり静粛にしている必要は無く、歓声を上げたりヤジを飛ばしたり歌ったりしてよいというものです。今回はサイリウムを振ったりコスプレをしても良いらしいです。この種のイベントは『アナと雪の女王』辺りから増えて来た気がします。会場は50年前にタイムスリップしたような熱狂的な様子だったようです。次週の追加開催も告知されています。
『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』発声可能上映回リポート&追加日程が決定

前日の10月8日はフェス「Desert Trip」に出演したポール・マッカートニーが同じく出演者であるニール・ヤングと共演し「A Day in the Life」と「Give Peace a Chance」(ジョンのソロ作品)を演奏しました。これは翌日のジョンの誕生日を意識してのことでしょう。

さらに前日の10月7日に同フェスに出演したローリング・ストーンズはジョン作の「Come Together」を初披露しています。これもジョンの誕生日を意識したのかもしれません。

これを受けて(MCでも触れています)ポールは「I Wanna Be Your Man」を演奏しました。

ビートルズバージョンではリンゴ・スターが歌っている同曲ですが、元々ローリング・ストーンズに提供されたものです。
ポールはニール・ヤングともう1曲「Why Don't We Do It In The Road」を共演しています。
この曲はビートルズ時代も含め、ポールはライブで演奏したことが無い曲でした。ローリング・ストーンズの「Street Fighting Man」へのアンサーソングとして作られたという説がありますが、今回初披露となったのはそれを裏付けるものかもしれません。

なお、ポールはこの日いつも通りジョージ・ハリスン作の「Something」を演奏していているので1日でビートルズ全員のボーカル曲を演奏したことになります。同曲ではウクレレのチューニングを気にして歌い直す珍しい一幕がありました。こういった場合の常套句として「ライブ演奏している証拠」とポールは言います。

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