2017年4月28日金曜日

レポート:ポール・マッカートニー 東京ドーム公演 2017年4月27日

※この記事はのちほど更新します。

サウンドチェックのレポートは→こちら

ポール・マッカートニー. ワン・オン・ワン ジャパン・ツアー2017 東京ドーム公演の初日に行って来ました。2013年以降ポールのライブに参加するのは今日で8回目ですが、今日の演奏が一番良かったです(2015年日本武道館公演の特別な雰囲気はまた別の話)。

セットリスト

赤字=2016年「One On One」ツアーで演奏しなかったもの(単体イベント等は除く)
青字=2013年/2015年日本公演で演奏しなかったもの

A Hard Day's Night
Junior's Farm

Can't Buy Me Love
Letting Go
Temporary Secretary

Let Me Roll It
I've Got a Feeling
My Valentine
1985
Maybe I'm Amazed
We Can Work It Out
In Spite of All the Danger
You Won't See Me
Love Me Do

And I Love Her
Blackbird
Here Today
Queenie Eye
New
The Fool on the Hill
Lady Madonna
FourFiveSeconds
Eleanor Rigby
I Wanna Be Your Man
Being for the Benefit of Mr. Kite!
Something
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Band on the Run
Back In The U.S.S.R.
Let It Be
Live And Let Die
Hey Jude
Yesterday
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
Hi, Hi, Hi
Birthday
Golden Slumbers
Carry That Weight
The End

2016年「One On One」ツアーで演奏したが今日演奏しなかった曲
※飛び入りゲストやご当地ソングを除く
Save Us
Here, There and Everywhere
I Saw Her Standing There
Jet

2017年現時点までに日本武道館でしか演奏していない曲
※サウンドチェックを除く
Jet
Drive My Car
Every Night
Magical Mystery Tour

2016年の「One On One」ツアーのセットリストを知っている人、2013年/2015年日本公演のセットリストを充分堪能した人、2017年日本武道館公演に参加した人にとってはサプライズに乏しいセットリストでしたがそれを差し引いても良い演奏でした。とくにMaybe I'm Amazed、Band on the Run、Back In The U.S.S.R.、Let It Beは素晴らしかったです。歌と演奏に気迫がこもっていたように思います。ポール本人も手ごたえを感じているように見えました。「どうだ!やったぞ!」という感じです。
毎度の関心事のポールの声の調子ですが、一昨日の日本武道館公演より安定感と爆発力があったと思います。少なくとも疲労による劣化は感じません。 後半かすれが目立ちましたが制御不能というよりは前半飛ばし過ぎて息切れしたような感じで、かえってかっこよく感じました。
MCはリラックスしており、観客とのコミュニケーションがこれまで以上に増えました。アンコール時に観客をステージに上げる演出を日本武道館公演に続き実施しています。
こういった様子を見るに、ポールにとって日本は異国の地というよりはホームグラウンドになってきた気がします。欧米と同様のスタンスでライブに取り組んでいるように感じます。


















甲虫楽団からのお知らせ

 『甲虫の森 ~第四区~』 ポール・マッカートニー特集
甲虫楽団と女性が在籍するビートルズバンドとの対バンイベント
日付:2017年5月6日(土)
開場:19:00
開演:19:30 ゲストバンドRed berry
終演:22:00予定
場所:下北沢「Breath(ブレス)」 下北沢駅南口改札 徒歩2分
料金:一般 2,000円  学生/未成年 1,000円   ※要別途1オーダー
詳細は→こちら

2017年4月27日木曜日

レポート:ポール・マッカートニー サウンドチェック 2017年4月27日 東京ドーム


ライブ本編のレポートは→こちら

ポール・マッカートニーは2017年4月27日から東京ドーム公演を始めます。本公演の前に行われるサウンドチェックに参加してきました。
Matchbox

名前の通り、ポールが本公演で演奏する楽器の様子を一通りチェックする主旨のものです。ポールの日本公演では2013年から毎回サウンドチェックへの参加権利を発売しています(日本武道館公演を除く)。

サウンドチェックのセットリスト

Everybody is working in the Tokyo Dome(??) レゲエ風の曲(アドリブ?)
Matchbox
Coming Up
Drive My Car
C moon
Miss Ann
Things We Said Today
Every Night
Ram On
Midnight Special
Lady Madonna
(計40分)
Drive My Car

サウンドチェックの流れ

  • 東京ドーム25番ゲートでチェックイン
  • 写真付身分証明書による本人確認
  • お土産はバッグ、パンフレット、厚紙のチラシ(?)、おもちゃのチケット(?)、ラミネートパス。その他リストバンドとペットボトルの水を支給。
  • 椅子に座って待機4列×6~70?(サウンドチェック参加者は250名超と思われる)
  • 着席順に係員の案内でアリーナへ移動(早くチェックインすれば早くアリーナに入れる)
  • アリーナへは一塁側から入る。そのため待機の際の椅子は右側に座った方がステージ側に居られる確率が上がる
  • アリーナに移動してからは自由行動
  • アリーナのBブロックとCブロックの間の通路に広がって立って鑑賞
  • コンパクトカメラによる写真撮影は可能(かつては15分という制限があったが撤廃)
  • iPadによる撮影は禁止
  • 録音・動画撮影は禁止
  • フラッシュや測光ライトの使用は禁止 
  • 三塁側から退場
  • そのまま会場内で開場を待つこともできる
  • 一旦退出する人は11番ゲートから
  • 退出時に一人ずつピックを手渡しでくれる


参加日記

幸運にも2013年、2015年に続き3度目のサウンドチェック参加。これまですべて平日である初日に一人で申し込んだ作戦勝ちか(→2013年サウンドチェック →2015年サウンドチェック)。過去2回は京セラドームだったので今回初めて東京ドームのサウンドチェック参加となる。
2013年のラミネートパス
2015年のラミネートパス
受付終了5分前に25番ゲートに到着。手荷物検査を受けたのちゲートを通過し、チケットと写真付身分証明書を提示。係員が名簿に蛍光ペンで印をつけていた。その後にお土産の受け取り。係員がリストバンドを手に、ラミネートパスを首に直接かけてくれた。ハワイに飛行機で降り立つ際にレイをかけてもらうような心境。
リストバンドとラミネートパス
 One On Oneロゴ入りバッグは元々ノベルティグッズとしてロゴを入れることを想定した商品らしい→7950-32 Field & Co.® Venture 15" Computer Messenger15インチのノートパソコンを入れるためのものということか。中にはパンフレットなどが入っているがバッグをぞんざいに扱うと中の厚紙(チラシ?)が曲がってしまうので注意。
バッグ
チラシ?の厚紙
おもちゃのチケット(?)
 階段を下りると通路にパイプ椅子が大量にならべてあり、そのほぼ最後尾に着席。14時45分ごろ場内から音が聞こえてきた。バンドメンバーは到着しているらしい。
椅子に座って待機
 15時に係員から指示があり椅子の右わきに立ってそのまま4列で整列。順番にアリーナのBブロックとCブロックの間の通路に入場した。ここからは自由行動なので中央の人垣に参加する人、Cブロック側の柵に寄りかかる人、脇にずれて最前列に陣取る人など様々。 ドラムのエイブ、キーボードのウィックスが念入りに楽器を調整している。ギター/ベースのブライアンはステージに居たが、もう一人のギターのラスティの姿は見えない。VIPパッケージの商品を企画しているSLOのシェリーが通訳を従えてBブロック側の柵の向こうから注意事項を説明して回る。いつものように禁止事項の案内や、自分がサンフランシスコ出身でポールがよくSan Francisco Bay Blues を演奏してくれるという話で自己アピール。

16時ごろポールが舞台の下手から登場。1時間近く立っていた観客も一気にヒートアップ。
ポールは 「サウンドチェッカーズ」「サイコー」と話したあとメンバーと輪になってしばし談笑。
ポールの鉄板のギャグか??
カラフルなレスポールを持つと短調のレゲエ調の演奏が始まり、ポールがアドリブでギターソロを弾きだした。ひとしきり弾くと短いフレーズを歌い始める「Everybody is working in the Tokyo Dome」と言っているようである。アドリブか?
演奏が終わるとスムーズにMatchboxを演奏開始。この中にもTokyoというフレーズを混ぜていた。
ここでヘフナーへの楽器交換。ついでにジャケットを脱ぐと着ているシャツが日本武道館告知ビデオでも着ていたステラ・マッカートニーのものであることがわかる。
Coming Upを演奏。シャウトしまくっていて本編に影響しないか心配になった。演奏が終わると「サンキュー」「アリガトー」と歓声にこたえた。カンペは見ていないので「アリガトー」は覚えているらしい。続いてDrive My Carを演奏しグラウンドピアノへ移動。 直前にサウンドチェック恒例の謎の液体を口にしていた。

定番のC Moonを演奏し「サンキュー、チェッキーズ」と一言。そのままMiss Ann(リトル・リチャードのカバー)へ。原曲よりキーが低くポールの低音が堪能できる。他の曲もキーを下げて歌えば良いのにと思った。ここでサウンドチェッカーズからのポール!、ポール!、ポール!、・・・コール。それに対しポールは「サンキュー」。
 アコーティックギター(マーチン)に替えてThings We Said TodayとEvery Nightを演奏。ここまできて、一昨日の武道館公演が壮大なサウンドチェックだったのではないか?という仮説が頭の中に浮上してくる。
さっとウクレレに持ち替えてRam Onを演奏。終盤の口笛をミスったのか笑っていた。すぐにテキサン(ビートルズ時代にYesterdayを演奏したギター)に持ち替え。急いでいるのか?
 ギターを弾きながら「列車の歌だよ。監獄の側を走っているんだ」と説明した後Midnight Specialを歌い出した。バンドメンバーのコーラスが堪能できる。また途中でTokyoと歌っていた。
終わったあとは「どうだった?」とサウンドチェックならではの質問を観客に投げかけていた。
マジックピアノに座ってストリングスとピアノが融合した音色でスキャットを弾き語ったあとLady Madonnaの短縮バージョン(間奏が無い)を演奏。その後チェンバロなどの音色に切り替えて少し弾いて次に何をやるか??と期待をもたせたところで唐突に止めてサウンドチェック終了を宣言するポール。「また後で」とサウンドチェック参加者に優越感を与える一言を残して去って行った。
ここまでで約40分。少々短めのサウンドチェックとなった。既に開場時間が過ぎていたので切り上げたのかもしれない、一旦場外に出るために11番ゲートをくぐるところで一人ずつピックを渡してくれた。これまでのサウンドチェックではSLOのシェリーに言わないともらえないものだったはず。


甲虫楽団からのお知らせ

 『甲虫の森 ~第四区~』 ポール・マッカートニー特集
甲虫楽団と女性が在籍するビートルズバンドとの対バンイベント
日付:2017年5月6日(土)
開場:19:00
開演:19:30 ゲストバンドRed berry
終演:22:00予定
場所:下北沢「Breath(ブレス)」 下北沢駅南口改札 徒歩2分
料金:一般 2,000円  学生/未成年 1,000円   ※要別途1オーダー
詳細は→こちら

2017年4月25日火曜日

速報:ポール・マッカートニー 2017年 日本武道館公演終了

2017年4月25日ポール・マッカートニー日本武道館公演が無事終了しました。最終的な感想は東京ドーム公演が終わらないと固まらない思いますので、詳細なレポートはポールが帰国してから改めて書きます。
1曲目
今日の日本武道館公演を終えて、ポールと日本はいままでよりもっと仲良くなれたと感じました。ポールも観客も力が抜けてリラックスした雰囲気に包まれていました。 今回のジャパン・ツアーの基本セットリストはまだ明らかになっていませんが、日本武道館公演ではかなりいじってきた印象です。ポールソロファン大満足のセットリストだったのではないでしょうか。 ポールとファンの意識がシンクロしたような気がしました。
 気になるポールの声ですが、いつものように尻上がりに良くなりました。衰えはあるなりによくコントロールできていたと思います。 とくに高音部で2013年や2015年の日本公演のようにむりやり絞り上げるのではなく、細い隙間を通すような歌い方を多用しているのが新しかったです。 聴いていて心地よいものでした。
 <セットリスト>  
赤字=日本公演初披露 ※サウンドチェックで披露済みの場合があります
青字=2013年/2015年日本公演では演奏しなかった曲

A Hard Day's Night
Jet
Drive My Car
Junior's Farm
Let Me Roll It
I've Got a Feeling
My Valentine
1985
Maybe I'm Amazed
We Can Work It Out
Every Night
In Spite of All the Danger
Love Me Do
Blackbird
Here Today
Queenie Eye
Lady Madonna
I Wanna Be Your Man
Magical Mystery Tour
Being for the Benefit of Mr. Kite!
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
Back In The U.S.S.R.
Let It Be
Live And Let Die
Hey Jude
Yesterday
Hi Hi Hi
Golden Slumbers
Carry That Weight
The End

 <事実関係整理>
  • 客席は9割程度埋まっていた。1階席の空席が目立つ
  • 当日2万円の立見席を販売
  • 「座席番号入り特別チケット」は手袋をした係員が引換券と照合して全員と1枚ずつ交換(まさか本当にやるとは・・・)
  • ポールはサウンドチェックを実施。開場時間までに終わらせていた
  • 開演は約30分遅れ(優秀!)
  • 公演時間は約2時間(やはり・・・)
  • 2015年に 北東・北西2階に設置されたディスプレイは無し
  • 2015年に実施したステージ床のディスプレイ化は無し
  • マジックピアノの前面にディスプレイが貼付けられた
  • 2015年に配布された光るリストバンドの演出は無し
  • Live and Let Dieの衝撃波増加
  • 煙(炭酸ガス?)の演出が増えた
  • ポールの日本語MCが多い
  • アンコール時に観客をステージに上げた(海外では定番だが日本では2002年以来)

マジックピアノの前面がディスプレイに
お約束
受け継がれる伝統芸能
 引き続き4月27日東京ドーム公演初日をレポートしますのでご期待ください。

甲虫楽団からのお知らせ

 『甲虫の森 ~第四区~』 ポール・マッカートニー特集
甲虫楽団と女性が在籍するビートルズバンドとの対バンイベント
日付:2017年5月6日(土)
開場:19:00
開演:19:30 ゲストバンドRed berry
終演:22:00予定
場所:下北沢「Breath(ブレス)」 下北沢駅南口改札 徒歩2分
料金:一般 2,000円  学生/未成年 1,000円   ※要別途1オーダー
詳細は→こちら

2017年4月24日月曜日

ポール・マッカートニー2017年日本武道館公演前夜 同所でリハーサル

※公演当日の速報(セットリスト等)は→こちら

ポール・マッカートニー一行が日本武道館公演の前夜4月24日に同所を訪れ18時過ぎから1時間程度リハーサルを行いました。
2017年4月24日19時過ぎの日本武道館
リハーサルの音漏れに耳を傾けるみなさん
もともと同日はツアーグッズの販売が行われておりそのために来た人、リハーサルの実施を予想して来た人、SNSでリハーサルの事実を知って駆け付けた人、多くの人が日本武道館前に集まっていました。僕は最後の1曲しか聴けませんでしたが、本番さながらの熱の入った演奏で、ポールの声の調子も良いようでした。
ツアーグッズ販売テント
ツアーグッズは同日14時半から開始され、当初は長蛇の列のようでしたが夜になるとそれほど並ばずに購入できたようです。
日本武道館公演限定Tシャツ
日付と地名入り
日本武道館公演限定TシャツのMサイズを測ってみたところ、身幅47~48cm(黒の方が少し大きい??)、着丈67cm、袖丈19.5cmのようでした。


ポールの来日は一斉にメディアで報道されました。羽田空港での熱烈歓迎にポールも上機嫌です。

★=おすすめ
ポール・マッカートニーさん来日(NHK)★
ポール2年ぶり来日…ファン700人が歓声(日本テレビ)
「ポール」絶叫とともにマッカートニーさん来日(読売新聞) ★
ポール来日、羽田にファン700人 2年ぶり単独公演(朝日新聞) ★
サイン!投げキス!ハイタッチ!ポール・マッカートニー、来日で大サービス(サンケイスポーツ) ★
ポール・マッカートニー、プライベートジェット機で来日 「ハーイ、ジャパン!」(サンケイスポーツ)
ポール・マッカートニー来日 約5分間ファンに神対応(東京スポーツ)
ポール2年ぶり熱狂来日 ファンを駆り立てる本当の思い(東京スポーツ)★
ポールが夫人抱き寄せ来日 あす2年ぶり武道館公演(日刊スポーツ)
ポール来日 700人出迎え、「ハ〜イ、ジャパン」に涙流す女性も(スポーツニッポン)
ポール・マッカートニー、2年ぶり来日「ハーイ、ジャパン」(スポーツ報知)
ポール・マッカートニー来日 ファンにサインなどサービス満点(デイリースポーツ) ★
ポール「ハ~イ」2年ぶり来日 25日から武道館&東京D公演(中日スポーツ)
ポール・マッカートニー、自家用機で2年ぶり来日(ORICON)
ポール・マッカートニー、来日公演に向けて日本に到着(NME JAPAN)
ポール・マッカートニー、来日公演のため妻・ナンシーと共に羽田国際空港に到着(Musicman-NET)
ポール・マッカートニー、羽田国際空港に到着(BARKS)
ポール・マッカートニー、羽田に到着! いよいよ今週からツアーが始まる!!(RO69) ★
ポール・マッカートニー来日、空港にファン700人がお出迎え(Billboard JAPAN)
ナンシーが着ていたジャケットは幻の1980年ウイングス日本公演のツアーグッズのようです。その点を報じているメディアは今のところありません・・・。
追記:このジャケットを着たのはナンシーの発案のようです。「教えてポール!」でポールが質問に答えていました。

前日に本番の会場でリハーサルするとはポールの気合が感じられます。いよいよ明日初日です。終わりましたらレポートします。

甲虫楽団からのお知らせ

 『甲虫の森 ~第四区~』 ポール・マッカートニー特集
甲虫楽団と女性が在籍するビートルズバンドとの対バンイベント
日付:2017年5月6日(土)
開場:19:00
開演:19:30 ゲストバンドRed berry
終演:22:00予定
場所:下北沢「Breath(ブレス)」 下北沢駅南口改札 徒歩2分
料金:一般 2,000円  学生/未成年 1,000円   ※要別途1オーダー
詳細は→こちら

2017年4月23日日曜日

ポール・マッカートニー来日 ワン・オン・ワン ジャパン・ツアー 2017チケット販売振り返り

ポール・マッカートニーが2017年4月23日夜に羽田空港に降り立ちました。直前までチケット関連の話題には事欠きませんでしたが残す話題は当日券販売のみとなりました。ここまでのチケット販売について振り返ります。
この記事は東京ドーム公演一般発売時の記事(→こちら)の続編です。
Paul McCartneyさん(@paulmccartney)がシェアした投稿 -

Paul McCartneyさん(@paulmccartney)がシェアした投稿 -


2017年4月8日10時に日本武道館公演のチケットが一般発売されました。最も驚いたのはC席(25歳以下限定で2100円)が発売されたことでしょう。事前に抽選販売され、「受付終了」になっていたはずですが、ツアー公式サイトで一般発売当日ちゃっかり「受付終了」の文字が消えていました。これは想像するに武道館公演の正式発表時に一般発売日とともにC席の存在を明記していたので一般発売日に販売した実績が不可欠なのでしょう(そうしないと嘘を発表したことになる)。これは今後の教訓となりました。
日本武道館公演特設ページ

その後SS席とB席については在庫が無くなったり復活したりを繰り返していました。これは売れにくいS席とA席に誘導するためと思われます。今回の日本武道館公演は前回まで(~2015年)と異なり、事前に座席番号が明らかにされました。これにより2015年に比べて安価な席の範囲が北から南へ(ステージは北に設置)、そして階上から階下へ拡大していることがわかりました。この結果、ごく近い範囲にS席/A席/B席が隣接することになりましたが、価格差がそれぞれ2万円ですから複雑な感想を持った購入者も多いと思います。
主催者としてはより正面な方、よりステージに近い方に価値を見出している様子で、前者が後者に勝ると考えているようです(後ろで近いよりは正面で遠い方が価値がある)。ところが実際はそうとは限らず、高価な日本武道館公演に足を運ぶようなディープなファンの価値観は様々です。武道館ならではの北西や北東の1階最前列がアリーナ最前列より良いという方もいるでしょう。僕もそうです。この点(価値観のズレ)が日本武道館公演のチケット販売方法に批判を呼んでいる大きな理由の一つだと思います。
 事前に座席番号を明らかにするという最終手段(この点の考察は→こちら)を使ったにもかかわらず、日本武道館公演のチケットは完売とはなっていないようです。空席を作っても誰も得しないので当日券での格安な放出を期待します。今さら先に買った人に気を使ってもしかたありません。定価は先に席を押さえるための費用だったということです。どうしても批判が怖いようでしたらC席(25歳以下限定2100円)扱いで放出すれば、先輩ファンたちは大目に見てくれるはずです。将来のビートルズ/ポール・マッカートニーファン育成のための投資と考えることもできます。

この窮状がポール側に伝わっているのか、はたまた実際に特別な思い入れがあるのかわかりませんが、日本ツアーならびに日本武道館公演に向けてポールは特別な映像を公開しました。


販促が目的なら具体的に公演内容に踏み込む発言をすることで瞬時に完売させることも可能だったはずですが(例:「世界初公開の曲をやるよ」「リッケンバッカーのベース弾くよ」)そうでは無いので、純粋に気合が入っているのかもしれません。それはそれでうれしいことです。やはり「Let Me Roll It」は演奏するのでしょう・・・。

東京ドーム公演は当初売れ行き不振がささやかれていましたが、結局は普通に売れたようです。行きたい人は確実に行くことができるこの状況はちょうど良いと考えることもできます。
 2013年以降のチケット販売を振り返ってみると今回はこれまでに比べて売る方も買う方も力が抜けていたように思います。とくに売る側はかつてはもっと必死でした。今回は販売方法や販促がずいぶんとシンプルになりました。買う方もすっかり段取りがわかっており、省エネでチケットを確保してきた印象です。良席は相変わらず高値で取引されていますが、その周辺の席の価格は随分と落ち着きました。そもそも前回は行ったが今回は行かないという人が多いです。
この4~5年の間に「ポール・マッカートニーの日本公演」に日本人が慣れたと言えるかもしれません。これをポールと日本の関係が新たなステージに入ったと考えたいです。

以下について待っていた人も多いと思いますが結局ありませんでした・・・。
  • 日本武道館公演VIPパッケージ販売
  • 東京ドーム公演VIPパッケージ キャンセル分再発売
  • ザ・ビートルズ・クラブ経由 キャンセル分再発売
  • より安価な席種(例:「参加席」「体感席」) ※当日券で出る可能性はまだある(追記:出ました。日本武道館公演で立見席2万円)
  • ポールと面会できるキャンペーン(2013年はあった) 

甲虫楽団からのお知らせ

 『甲虫の森 ~第四区~』 ポール・マッカートニー特集
甲虫楽団と女性が在籍するビートルズバンドとの対バンイベント
日付:2017年5月6日(土)
開場:19:00
開演:19:30 ゲストバンドRed berry
終演:22:00予定
場所:下北沢「Breath(ブレス)」 下北沢駅南口改札 徒歩2分
料金:一般 2,000円  学生/未成年 1,000円   ※要別途1オーダー
詳細は→こちら