ジャイルズ・マーティン 米人気テレビ番組に出演「Sgt.Pepper's~リミックス作業の最初に聴こえて来たのは父の声だった」

2017年5月26日に全世界同時発売された『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 』50周年記念エディションは全英1位、全米3位、日本5位(洋楽部門では1位)と好調な売れ行きを見せています。そんななか、今作のリミックスを手掛けたジャイルズ・マーティンがアメリカの人気番組" The Tonight Show Starring Jimmy Fallon"2017年6月5日放送分に出演しました。
同番組の司会者ジミー・ファロンはポール・マッカートニーやリンゴ・スターとも何度も共演経験のある人気司会者です。

この中でジャイルズ・マーティンが語ったことは以下のようなことでした。
  • 父(ジョージ・マーティン)の葬式(2016年3月)後すぐにビートルズ側から『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 』のリミックスのオファーがあった。作業を開始して最初にテープから聴こえてきたのは父の声だった。
  • 自分が音楽業界に入ったのは聴力が低下し始めていた父の耳となるため。 父は自身の聴力の低下を公にしたくなかった(だから息子である自分に白羽の矢が立った)。父は本来息子が音楽業界に入ることを望んでいなかった。
  • 今回はポール、リンゴ、オノ・ヨーコ、オリヴィア・ハリスンのために作業した。
ジミー・ファロンは今作への賛辞を述べてインタビューを締めくくっています。実際アメリカでも今作は好評なので出演に至ったのでしょう。

直近のジャイルズ・マーティンのインタビューでは下記が詳しいです。今回の番組で明かしたようなことに加え、『The Beatles Anthology 2』や『Love』の制作現場、ビートルズの曲をリミックスする上での心構え、ポール・マッカートニーとの仕事についても語っています。


コメントを投稿

0 コメント