2017年11月30日木曜日

ムック『大人のロック! 編 ザ・ビートルズ 源流と進化』2017年11月29日発売

書籍『ザ・ビートルズ史 誕生』とイベント「TOKYO BEATLES WEEK 2017」を融合させたようなムック『大人のロック! 編 ザ・ビートルズ 源流と進化』が2017年11月29日に発売されました。
 大人のロック!編  ザ・ビートルズ 源流と進化|日経BPブックナビ【公式サイト】
ザ・ビートルズ史 上 :マーク・ルイソン,吉野 由樹,山川 真理,松田 ようこ|河出書房新社
Tokyo Beatles Week 2017

前半「ビートルズ・サウンドの源流」はあまりに膨大な『ザ・ビートルズ史 誕生』のエッセンスを「サウンドの源流」にこだわってコンパクトに精錬しています。『ザ・ビートルズ史 誕生』と同じく、ビートルズのメンバーの出生からデビュー年までを対象にしています。
後半「ビートルズ・サウンドの進化とロックの黄金時代」 は「TOKYO BEATLES WEEK 2017」を再構成したような印象です。同イベント登壇者が多く執筆に参加しており、イベントでの発言を書き起こしたコラムもいくつか掲載されています。今年は1967年から50年後ということで同年の出来事に注目した記事が多めです(『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』、『Magical Mystery Tour』、Our World)。
 『ザ・ビートルズ史 誕生』「TOKYO BEATLES WEEK 2017」を体験した方、興味があるが未体験の方、両方にお勧めできる書籍です。本書の前文に主旨がまとまっているので書店で手に取った方は前文を読んで購入を決めると良いと思います。

2017年11月21日火曜日

レポート:ビートルズ展「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」有楽町インフォス

2017年11月18日から始まったビートルズの展示会「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」に行って来ました。規模にはあまり期待しない方が良いと思います。
11月20日(月)19時過ぎ
パンフレット 入場券の半券 缶バッジ
この展示会については前回の投稿もご覧ください→こちら

入場券はビートルズ日本武道館公演のチケットを模したものです。引換券(前売券)を持参すると缶バッジがもらえます。バッジは色が何種類かあるようで、くじ引きのように箱に手を突っ込んで1つ取ります。前売券は主催の楽天チケットほか、各種プレイガイドで購入できます。 入場時に写真撮影OKとの説明がありました。

展示スペースは1フロアで入った瞬間に全貌が見えます。想像より小さいと思います。この点は2012年の「デビュー50周年記念 ザ・ビートルズ展」の方がストーリー性があって良かったです(当時のレポートは→こちら)。

体験型の展示が特徴的で、アルバム『Abbey Road』のジャケットで有名な横断歩道の書割の側ではスタッフが控えていて写真撮影を申し出てくれます。他には「Yellow Submarine」を歌うことができるカラオケブースがありました。会場は静かで開放的なのでここで歌う猛者はいるのでしょうか…。
目玉は「リンゴによるドラムレッスン」です。
シンバルが遠い・・・
 映像のリンゴが提示する3種類のリズムパターンを電子ドラムで一緒に叩くというものです。叩くとヘッドフォンからドラムの音が鳴ります。これがなかなか楽しいです。リンゴのリズムの上で自由にフレーズを叩いて楽しむ人がいそうです。リンゴの演奏とのズレを判定するようなゲーム性はありませんでした。
 一方、パンフレットや事前の報道にあった「ヒストリーブース」は無いようでした。アメリカの展示では電話ボックスのようなブースにこもってビートルズへの思いを録音して主催者に伝えるというものでした。

当時のビートルズが実際に関わった展示物は以下の写真にあるものでほぼ網羅できていると思います。楽器はありません(パンフレットにはジョン・レノンのJ-160Eが載っていますが)。
サイン入りデビューシングル
リンゴがフリーダ・ケリーに贈ったドラムスティック
サイン入りカード(ドラムはピート・ベスト)
リンゴが1964年に着たスーツ
リンゴがアルバム『Abbey Road』のジャケットで着たスーツ
ポール・マッカートニーの直筆歌詞「What You're Doing」
宣誓書にサイン

サイン
ジョン・レノン直筆 アメリカ初公演セットリスト
サイン入り書類
ポールがシェイ・スタジアム公演で着たジャケット
ビートルズ最終公演でジョージ・ハリスンが使用したセットリスト
小規模ではありますが、映像(日本語字幕)や音声(英語のみ)コンテンツが豊富なのでそれらをじっくり堪能したら2時間くらいは滞在できそうです。場外に物販コーナーがありますが、展示会オリジナル商品は無いようでした(5000円買うと展示会缶バッジと同じデザインのコースターがもらえる)。何故かポール・マッカートニーのOUT THEREツアーのトートバッグがありました。

今回の展示会、宣伝では「デビュー55周年」「ビートルズ日本公演の1966年までの展示品が中心」など日本人にとっての必然性を強調しています。実際日本公演関連の展示もありますが、全体としてはアメリカ上陸50周年を機にアレンジされた「ビートルズとアメリカ」をテーマにした展示会です。そのつもりで行けば充分楽しめると思います。

2017年11月7日火曜日

ビートルズ展「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」アメリカから上陸 2017年11月~2018年1月 有楽町

※展示会に行って来ました。レポートは→こちら

ビートルズのアメリカ上陸50周年の2014年に成立し、以降全米ツアーを行っている展覧会「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」が来日します。東京は2017年11月18日~2018年1月28日有楽町インフォスで開催されます。2018年2月~5月に大阪に行きその後世界各地を回ったあと2019年にアメリカに帰るという情報もあります。


グラミー・ミュージアムとFab Four Exhibitsという二つの団体がタッグを組んで作り上げたパッケージで、ビートルズがツアー活動でアメリカを席巻した1964年~1966年を重点的に取り上げています。

ビートルズ展「Ladies and Gentlemen…The Beatles!」(日本公式サイト)
LADIES AND GENTLEMEN...THE BEATLES! (The Grammy Museum)
Fab Four Exhibits, LLC

日本初!『Abbey Road』の衣装など貴重なビートルズ関係の品400点以上を展示(マガジンサミット)
ビートルズの日本初公開の品々集めた展示会 18日から(NHK)
土屋アンナ“人から愛される人になって”(日テレNEWS24)

2017年11月18日~2018年1月28日 有楽町インフォス(東京都千代田区丸の内)
一般:前売券1,800円/当日券2,200円
学生:前売券1,300円/当日券1,500円
前売券は主催の楽天チケットほか、各種プレイガイドで販売

発表情報変更履歴:
初日 11月3日→11月18日
一般当日券 2000円→2200円
有楽町インフォスの会場の様子
有楽町インフォスの会場の様子

アメリカでの展示では、長らく紛失していたジョン・レノンのJ-160Eや、エド・サリヴァン・ショー出演時の「The Beatles」ロゴ入りバスドラムヘッドが一時的に展示されていたようですが、これらは日本には来ないと思われます。
以降の写真や映像は全てアメリカでのものです。
シェイ・スタジアム公演でポール・マッカートニーが着ていた衣装




リンゴ・スターが映画「A Hard Day's Night」とアルバム「Beatles for Sale」のジャケットで着たスーツ
エド・サリヴァン・ショーを意識しているのだろうがベースの機種が全然違う!
空港での記者会見を真似できる
リンゴのドラムレッスン
関係アーティストの展示も
ビートルズファンの部屋
ヒストリーブースここにこもってビートルズへの思いを録音するらしい
アルバム「Abbey Road」ジャケットの書割

ビートルズとアメリカの関係に興味がある人にはうってつけの展覧会だと思います。開催初日の11月18日は甲虫楽団による「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」「Magical Mystery Tour」全曲演奏ライブ当日なので行けませんが、翌週明けに行って当ブログでレポートします。

甲虫楽団からのお知らせ

我々甲虫楽団は「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」「Magical Mystery Tour」リリース50周年記念全曲通しライブを開催します。
ビートルズ展とライブ会場は有楽町駅~新桜台駅で乗換なし徒歩込40分で移動できます。新桜台からライブ会場最寄りの江古田へ歩く途中には ビートルズ楽器の知識や技術で有名な60s' SOUND GUITAR SHOP「with」があります。3か所ハシゴもお勧めです!

日時:2017年11月18日(土)18:15開場 19:00開演 21:30終演予定

内容:1stステージ『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』全曲
   2ndステージ『Magical Mystery Tour』全曲+α
   ※終演後22:30の閉場までご飲食・ご歓談いただけます

場所:江古田「Live House Buddy(バディ)」
    西武池袋線江古田駅南口すぐ
http://www.buddy-tokyo.com/

料金:3000円(1ドリンク込み)
   学生1000円(ドリンク含まず。受付時に学生証を提示してください)
   ※予約不要・全席自由です。来場順にお好きな席にご着席いただけます。
   ※席数に余裕があるためご予約は受け付けておりませんが
    ご来場を予定されている方はお名前と人数を
    メンバーへまたは「応援メッセージ送信フォーム」(→ https://goo.gl/Vgs9oy )よりお知らせいただければ幸いです。
    来場者数見込みを把握したくご協力をお願いいたします。
   ※前売券の販売はありません。

2017年11月3日金曜日

『サージェント・ペパー~ビートルズの音楽革命~』2017年11月3日放送 カットシーンまとめ

『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』発売50周年を記念してイギリスBBCが制作したドキュメンタリー番組『Sgt Pepper’s Musical Revolution』の日本語版『サージェント・ペパー~ビートルズの音楽革命~』が2017年11月3日NHK-BS1で放送されました。日本語吹替と日本語字幕を駆使した丁寧な作りでした。
追記:再放送決定 2017年11月18日(土) 午後10時00分(50分
NHKドキュメンタリー - サージェント・ペパー~ビートルズの音楽革命~  ※「みんなのレビュー」あり
NHKオンデマンド | サージェント・ペパー~ビートルズの音楽革命~ ※12月1日まで購入可能

本編については以前の英語版についての投稿をご覧ください。→こちら
以前の投稿にも書きましたが、1995年に公開された「Free as a bird」のプロモーションビデオの素材と思われる高精細の映像が使われているのが実は見どころだと思います。

今回の放送は49分間で、英語版より10分短縮されています。英語版に比べて17箇所シーンがカットされていますが、とくにジョージ・ハリスン作「Within You Without You」についてはガッサリ削除されています。かわいそうなジョージ・・・。ナビゲーターのハワード・グッドールはこの曲に思い入れがあるのか英語版ではたっぷり解説していました。

カットシーンを以下にまとめます。数字は日本語版のどの時点からカットされているかを示します。
  • 06:52 リンゴのインタビューの後、スタジオでのセッションの様子の音声
  • 08:00 Strawberry Fields Forever初期バージョンの音声(日本語版は途中で切れる)
  • 13:01 Strawberry Fields ForeverがPenny Laneや『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』の方向性を決めたとする解説
  • 15:11 ポールのピアノ演奏に影響を与えたリトル・リチャードの映像(英語版は2回登場するが日本語版は1回だけ)
  • 18:20 Penny Laneの手拍子を録音する様子の音声
  • 19:57 Being for the Benefit of Mr. Kite!は当時からしても古臭い曲だが、皮肉にも当時最先端の技術を使用して制作されたとする解説
  • 28:15 転調は万華鏡のようなものだとの解説
  • 29:33 テープスピードを上げることで声が若くなり、サージェント・ペパーのテーマ幼年期や過去といったものに合致するという解説
  • 32:50 She' Leaving Homeの対比的な曲の構成は親にも家出少女にも共感を表しているとする解説
  • 35:15 LP盤のB面にひっくり返すとWithin You Without Youが来てびっくりするぞという解説
  • 36:03 このアルバムの中でひときわ異彩を放つWithin You Without Youは20世紀のポップソングのターニングポイントとなったとする解説
  • 36:36 ジョージ・ハリスンとインド音楽(ラヴィ・シャンカルにも言及)・東洋思想との出会いについて解説
  • 37:37 インド音楽家によるタブラの実演を踏まえてインド音楽のリズムについて解説
  • 38:28 インド音楽家による歌唱シーン(日本語版は途中で切れる)
  • 40:15 A Day in the Lifeにサージェント・ペパーの全てが詰まっているとする解説
  • 46:44 A Day in the Lifeのファイナルコードについて補足説明
  • 48:43 スタッフロールの長さを調整 ※その他エンディングには一部映像のカット割りを英語版と変えているところあり

甲虫楽団からのお知らせ

我々甲虫楽団は「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」「Magical Mystery Tour」リリース50周年記念全曲通しライブを開催します。

日時:2017年11月18日(土)18:15開場 19:00開演 21:30終演予定

内容:1stステージ『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』全曲
   2ndステージ『Magical Mystery Tour』全曲+α
   ※終演後22:30の閉場までご飲食・ご歓談いただけます

場所:江古田「Live House Buddy(バディ)」
    西武池袋線江古田駅南口すぐ
http://www.buddy-tokyo.com/

料金:3000円(1ドリンク込み)
   学生1000円(ドリンク含まず。受付時に学生証を提示してください)
   ※予約不要・全席自由です。来場順にお好きな席にご着席いただけます。
   ※席数に余裕があるためご予約は受け付けておりませんが
    ご来場を予定されている方はお名前と人数を
    メンバーへまたは「応援メッセージ送信フォーム」(→ https://goo.gl/Vgs9oy )よりお知らせいただければ幸いです。
    来場者数見込みを把握したくご協力をお願いいたします。
   ※前売券の販売はありません。

2017年11月2日木曜日

ビートルズからのクリスマスプレゼント レコードとハイレゾ配信 2017年12月15日リリース

ビートルズが現役時代にファンクラブ向けにソノシートで配布していたいわゆる「クリスマス・レコード」をシングルレコードのボックスセットで復刻したもの、ならびに『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』2017年リミックスのピクチャー・ディスク仕様LPとハイレゾ配信という3つの商品が2017年12月15日にリリースされます。



『クリスマス・レコード・ボックス』、『サージェント・ペパーズ』ピクチャー・ディスク仕様LPの発売決定!(ユニバーサル ミュージック ジャパン)

クリスマス・レコードは当時のファンクラブ向けクリスマス・メッセージということでビートルズがアットホームかつハイテンションで語りかけてきます。その後訪れる様々な困難やメンバーの死を思うと余計に感動的です。
クリスマスにちなんだちょっとした演奏を披露しているのが特徴です。とくに1967年に収録された「Christmas Time (Is Here Again)」 はビートルズが作った唯一のクリスマス・ソングで長らく一般的には流通していませんでした。

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』はビートルズの作品として初めて96KHz/24bitのハイレゾ音源で配信されます。96KHz/24bitの音源は50周年記念エディションの最上位版にBlu-rayで収録されていましたが、Blu-rayには収録されていなかった曲も今回配信されます。どうやら50周年記念エディションの2枚組CD(曲目は→こちら)と同じ内容のハイレゾ音源になるようです。
こちらは是非聴いてみようと思います。

甲虫楽団からのお知らせ

クリスマスには少し早いですが、我々甲虫楽団の今年の活動の締めくくりとして「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」「Magical Mystery Tour」リリース50周年記念全曲通しライブを開催します。

日時:2017年11月18日(土)18:15開場 19:00開演 21:30終演予定

内容:1stステージ『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』全曲
   2ndステージ『Magical Mystery Tour』全曲+α
   ※終演後22:30の閉場までご飲食・ご歓談いただけます

場所:江古田「Live House Buddy(バディ)」
    西武池袋線江古田駅南口すぐ
http://www.buddy-tokyo.com/

料金:3000円(1ドリンク込み)
   学生1000円(ドリンク含まず。受付時に学生証を提示してください)
   ※予約不要・全席自由です。来場順にお好きな席にご着席いただけます。
   ※席数に余裕があるためご予約は受け付けておりませんが
    ご来場を予定されている方はお名前と人数を
    メンバーへまたは「応援メッセージ送信フォーム」(→ https://goo.gl/Vgs9oy )よりお知らせいただければ幸いです。
    来場者数見込みを把握したくご協力をお願いいたします。
   ※前売券の販売はありません。