2017年12月31日日曜日

2017年ビートルズ十大ニュース

2017年も今日で終わりです。当ブログの独自視点による2017年のビートルズ関連十大ニュースをカウントダウン形式で振り返りたいと思います。過去に各ニュースに関連する記事を投稿しているのでそちらもご覧ください。

第10位 The Return来日するもすぐ帰国

アメリカのビートルズトリビュートバンド「The Return」が2015年に続き来日公演を行いました。ところが2公演を終えた直後に、主目的だったはずの東京公演(5日7公演)が日本側主催者のごたごたで中止となり早々に帰国となりました。今後のビートルズトリビュートバンドの来日に悪影響を与えないことを祈ります。

第9位 ビートルズ使用楽器復刻

 ポール・マッカートニーが使用したリッケンバッカーのベースを意識した「Limited Model 4001S Special Satin Mapleglo」、ジョージ・ハリスンが1969年1月に使用したことで有名なオールローズ・テレキャスターの復刻版『George Harrison Rosewood Telecaster』が発売されました。ポールのベースと言えばヘフナーのバイオリンベースですが、今年もポール使用器に肉薄する製品は発売されませんでした。そろそろ期待したいです。

第8位 ビートルズゆかりのミュージシャン死去

今年も訃報が相次ぎました。ビートルズのルーツであるチャック・ベリー(3月)やファッツ・ドミノ(10月) 、後輩のトム・ペティ(10月)、日本ではムッシュかまやつさん(3月)などです。ミュージシャンではありませんがビートルズに花を添えたアーティストといえるマジック・アレックス(1月)も今年亡くなっています。ビートルズ関係者で存命な人を探す方が難しくなってきました。

第7位 ザ・パロッツのチャッピー吉井さん死去

日本のビートルズ演奏界の重鎮チャッピー吉井さんが9月に亡くなりました。 亡くなってその偉大さを思い知らされました。ザ・パロッツは若手メンバー二人に交代して活動を継続しています。

第6位 NHK連続テレビ小説『ひよっこ』にビートルズ登場

1960年台の東京/茨城が舞台の朝ドラ『ひよっこ』でビートルズ来日が描かれました。ビートルズの曲や公演そのものは巧妙に避けていましたが 実際の報道映像でビートルズ本人(日本滞在時の映像ではありませんが)も登場しており、当時の様子を忍ばせる夢のある内容でした。

第5位 リンゴ・スター ニューアルバム発売 誕生日イベント日本でも開催

リンゴ・スターがニューアルバム『GIVE MORE LOVE』を9月に発売しました。ポール・マッカートニーが2曲参加していることでも話題です。例年7月7日のリンゴの誕生日にアメリカでは本人参加の盛大なイベントが開催されますが、今年は同アルバムのプロモーション兼ねて日本でも同日に公式イベントが開催されました。

第4位 ビートルズのクリスマスレコード発売

ビートルズ現役時代にファンクラブ向けに配布されていたソノシートをそれぞれレコードとして復刻したセット商品が12月に発売されました。ファン向けのリラックスした内容に心温まります。

第3位 ビートルズ関連展覧会 日本で開催

 11月からビートルズ展『Ladies and Gentlemen…The Beatles!』、12月からジョン&ヨーコの写真展『GIVE PEACE A CHANCE JOHN&YOKO'S BED-IN FOR PEACE 1969 PHOTOGRAPHY BY GERRY DEITER JAPAN 2017-2018』が東京で開催されました。こういった人が集うリアルイベントは今後も引き続き開催してほしいです。

第2位 『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』50周年

ビートルズのアルバムの中で最も手が込んでいることで知られる『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』が50周年記念としてリミックスされ様々なセット商品が発売されました。12月にはハイレゾ音源の配信が開始されています。50周年記念イベントが世界各地で開催されました。我々甲虫楽団も同アルバム全曲通し演奏ライブを3回開催しました。来年以降も50周年リミックスの発売を期待したいです。

第1位 ポール・マッカートニー来日

昨年の紅白歌合戦での衝撃の来日発表後、今年の前半はポール来日で盛り上がりました。来日公演が1年おきのペースになってからこれで3回目。ポールもそれを迎えるファンも慣れたものでリラックスした雰囲気に包まれました。ポールと日本はより仲良くなった気がします。今のところ今年の紅白歌合戦には出ていないようです。


2017年12月26日火曜日

『Magical Mystery Tour』放送50周年記念「Your Mother Should Know」ベースタブ譜

2017年12月26日はビートルズのテレビ映画『Magical Mystery Tour』放送50周年です。エンディングのシーンで使用された「Your Mother Should Know」風のベースタブ譜を共有します。
http://www.kouchu.info/Bass33.pdf
『マジカル・ミステリー・ツアー』:ビートルズのサイケなアルバムに秘められたストーリー(RollingStone)

無計画・無秩序に制作された映画はその分カラフルな映像と音声が特徴的ですが、最初に放送されたときは白黒放送だったという最後までグダグダでした。視聴者はテレビの前で唖然としたことでしょう。翌日ポール・マッカートニーが釈明のためにテレビに出演したぐらいです。今でいう炎上状態です。
Paul McCartney justifies Magical Mystery Tour

同作品は2012年にレストア版が発売済みなので、今年は新たな話題も無く静かな50周年となりました。
日本では12月1日にザ・ビートルズ・クラブが月刊The Beatles 臨時増刊号『まるごと1冊マジカル・ミステリー・ツアー』 を発売しています。
甲虫楽団は11月18日に同アルバム全曲通しライブを開催しました。
レポートは→こちら

 Magical Mystery Tourについての当ブログの記事は以下からまとめてご覧いただけます。
http://blog.kouchu.info/search/label/Magical Mystery Tour



2017年12月17日日曜日

レビュー:『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』〈50周年記念デラックス・エディション〉HDデジタル・オーディオ(96kHz/24bit)

※リミックス各曲のレビュー→こちら
 
ビートルズ初のハイレゾ(Hi-Res)音源配信となる『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band』が2017年12月15日0時に解禁となりました。良い耳&良い機材&大音量で聴かないと違いがわからなかもしれません…。僕はよくわかりませんでした。
 

 曲目は50周年2枚組CD(リミックスアルバム+同じ曲順のアウトテイク+α)と同内容です。50周年スーパーデラックス版のブルーレイに収録されていたハイレゾ音源と15曲は同じで、残りのハイレゾ版は初公開です。
日本では5つのサイトから購入できます。→https://lnk.to/Beatles_HiRes

今回FLAC(無劣化が売りのフォーマット)で購入し、50周年スーパーデラックス版のCDを取り込んでFLACにした音源と聴き比べてみました。

・OS:Windows 10 (64bit)
・プレイヤー:foobar 2000 WASAPI接続 ※CD音源は96kHz/24bitにアップコンバート
・スピーカー:KRIPTON KS-1HQM (USB DAC 内蔵アンプスピーカー)
・ヘッドフォン:Roland QUAD-CAPTURE(USB DAC)+ Sony MDR-ZX700 (ヘッドフォン)

「ハイレゾは音が良い」という先入観からか、ハイレゾの方が高音と低音に解放感があるような気がしました。CD音源は上下から押し込められている、とでもいいましょうか。ドラムのハイハットやベースのピッキングに注目すると違いがわかるかも、という程度です。
歌やギターにあまり違いは感じませんでしたが、よく聴くと残響がよりきめ細やかなような気がします。
何度か曲中の同じ一部分をハイレゾとCD由来音源を瞬時に切り替えて聴き比べましたが結局この程度の違いしか感じられませんでした。スピーカーとヘッドフォン両方試しましたが印象は変わりません。
ストリングスやインド楽器などの生楽器によい影響が出ると予想していましたが、そんな感じもするものの想像したほどではありませんでした。

ここまでは今回リミックスされたアルバムの13曲についての感想ですが、 その後に続くアウトテイクの方がより違いがわかりやすかったです。オーバーダビングを繰り返す前なのでハイレゾで復活する音の成分が多いと想像しています。とくにドラムの瑞々しさが違います。曲によってはハイレゾとCDでは明らかに音量が違うのでマスタリングの方針が違うのかもしれません。

今回のハイレゾ音源に5800円の価値があるかと問われれば微妙です。とくにハイレゾ音源を買うような人は50周年記念盤を購入しているはずですのでより躊躇すると思います。50周年記念最上位版を購入した人にはダウンロード権を与えるようにすればハイレゾ音源の拡大にもなってよかったと思います。
 今回聴いた感じだと『The Beatles』(ホワイトアルバム)の方がハイレゾ音源に合っていると思いました。来年のリリースを期待したいです。

2017年12月15日金曜日

ジョン・レノン37回目の命日

2017年12月8日はジョン・レノンの37回目の命日でした。ニューヨークのセントラルパーク内にあるStrawberry Fieldsのモニュメントには多くの人が集まり大合唱が行われました。これは毎年恒例です。




各国のメディアはジョンの功績や死の経緯を取り上げました。 当時の警察や医療関係者がインタビューに応えています。
Cops and Surgeon Who Tried to Save John Lennon’s Life Recall Night of ‘Bedlam,’ Nearly 40 Years Later



日本ではジョン・レノンとオノ・ヨーコの反戦パフォーマンス「ベッド・イン」を題材にした写真展が命日当日から開催されています。
GIVE PEACE A CHANCE JOHN&YOKO’S BED-IN FOR PEACE 1969 PHOTOGRAPHY BY GERRY DEITER JAPAN 2017-2018 写真展開催決定

前日にはNHK クローズアップ現代+で取り上げられました。
GIVE PEACE A CHANCE ~ジョン・レノン 名曲はこうして誕生した~ - NHK クローズアップ現代+

ポール・マッカートニーはオーストラリアツアー中でしたが、命日当日は公演がありませんでした。今回のオーストラリアツアーは今年の日本公演では演奏されなかったジョンとの共作曲『A Day in the Life』が演奏されています。
ポールは久しぶりのオーストラリア公演ということで積極的にメディアに登場しています。

ビートルズ関係者は比較的静かにこの日を迎えました。オノ・ヨーコの意向もあって命日よりも誕生日を重視するようになっています。

George Harrisonさん(@georgeharrisonofficial)がシェアした投稿 -