2018年5月20日日曜日

ジョージ・ハリスンの初めてのエレキギター約4800万円で落札

ジョージ・ハリスンが初めて所有したとされるエレキギターが43万米ドル(約4800万円)で落札されました。当初の想定落札価格は20~30万米ドルでした。取り扱ったのは近年この種のオークションで定番となっているジュリアンズ・オークションズです。
 

GEORGE HARRISON FIRST ELECTRIC GUITAR, THE HOFNER CLUB 40 (Julien's Auctions)

ジョージが1959年に他のギターとの交換で入手した初めてのエレキギターがこのHofner Club 40です。同機種を同じころにジョン・レノンも入手していますが微妙に仕様が異なります。
ポール・マッカートニーもジョンから借りて一時的に使用
このギターは1966年のビートルズドイツ公演のプロモーション兼ねて、ビートルズもかつて出演していたStar Clubからの要請で供出されました。贈答品ということでその際ギターの表面にビートルズ四人の名前が記入されましたが、これはビートルズ本人が書いたものではなく、ロードマネージャーのニール・アスピノールの手によるものでした。当時はよくあることでした。
当時の写真?今よりもサインが鮮明
このギターはStar Club主催の“Beat Band Battle”コンテストの優勝賞品として地元のバンド「Faces」に譲られました。
ギターを入手して喜ぶFacesのメンバー
 ビートルズのドイツ公演の際にはFacesのフランク・ドスタルがビートルズの楽屋を訪れ、ギターのお礼に携帯用キーボード「Tubon」をプレゼントしています。
 
このギターはその後フランク・ドスタルが所有していましたが、2017年に亡くなったことを踏まえ、今回オークションに出品されることになりました。

現時点では落札者は不明ですが、この類のオークションに必ず参戦してくるジム・アーセイなのか気になります。

2018年4月30日月曜日

イベント『「A DAY IN THE LIFE」〜愛と下北沢とビートルズ〜』2018年5月12日開催

ビートルズの楽曲を生演奏するミュージシャンが一堂に会するイベント『「A DAY IN THE LIFE」〜愛と下北沢とビートルズ〜』が2018年5月12日 北沢タウンホールで開催されます。
イベント公式サイト
​A DAY IN THE LIFE​〜愛と下北沢とビートルズ〜
開催日時 2018.5.12(土) 12:00-17:00(予定)
​場所 ​北沢タウンホール
​​入場料 ​¥900- 全席自由

約300名を収容できるホールでの5時間に及ぶライブイベントです。今年東京で開催されるビートルズ系イベントとしては4月8日開催『FOOL ON THE HOLIDAY』に続くビッグイベントでしょう。ちなみに『FOOL ON THE HOLIDAY』はチケット販売開始早々完売し、僕はチケット購入していたものの当日行けなかったので当ブログではスルーする形になってしまいました…。

『「A DAY IN THE LIFE」〜愛と下北沢とビートルズ〜』はビートルズコピーバンドが寄り合ったライブイベントではなく、主催の下北沢BREATH(ブレス)さんが出演者、出演順、演奏曲目までプロデュースし、演奏の合間は映像やトークなどでつなぐ有機的なイベントになっています。プロアマ問わず様々なバックグラウンドを持ったミュージシャンが集まりますので、普段ビートルズコピーバンドのイベントを見慣れている方にとっても新鮮だと思います。

入場料は破格の900円! それ以上取ると北沢タウンホールのレンタル費用が跳ね上がる、という事情もあるようですが下北沢BREATH(ブレス)さんのイベントにかける高い志と気合を感じさせます。

我々甲虫楽団もビートルズの1967年をテーマに出演させていただきます。15分という短い時間ですが、サイケデリック感満載の演奏をお届けいたしますのでご来場お待ちしております。また、この日が新ギタリストだいすけのお披露目公演になります。

当日会場でお会いできることを楽しみにしております!

2018年3月17日土曜日

「Lady Madonna」発売50周年記念コーラス譜

2018年3月15日はビートルズ17枚目のシングル「Lady Madonna」イギリス発売50周年です。
ポール・マッカートニーの曲です。ビートルズに依存しない自分のオリジナリティという自負があったのでしょう。ビートルズ解散後にWingsのライブでもいち早く取り上げ 、以降現在に至るまでポールのセットリストに欠かせない1曲となっています。
とはいえこの曲は50年代の音楽の影響を色濃く受けているようで、サウンドはハンフリー・リッテルトンの「Bad Penny Blues」、歌詞と歌唱はファッツ・ドミノの「Blue Monday」から拝借しているという説があります。
前者は確かにピアノの雰囲気が、後者は仕事がテーマで曜日を歌詞に盛り込んでいる点が似ています。

パクリだけでは終わらないのがビートルズ。サビの最後には美しい四声コーラスを聞かせてくれます。

2018年3月6日火曜日

ビートルズのトリビュート・ライブ『LET IT BE 〜レット・イット・ビー PARTII〜』2018年6月来日公演

ビートルズに扮したミュージシャンがビートルズの曲を生演奏するショー『LET IT BE』が2014年、2015年に続いて3度目の来日公演を実施します。今回は内容がバージョンアップされており「PARTII」と冠されています。

2014年/2015年公演も含め『LET IT BE』に関する投稿は以下をご参照ください。
http://blog.kouchu.info/search/label/LIB-Show
 
 
 
LET IT BE 2018  日本公演 公式ホームページ
 ビートルズ・トリビュートライブの決定版「レット・イット・ビー」 2018年日本ツアー開催決定!(プレスリリース)


【主催】
サンライズプロモーション東京 
テレビ愛媛 愛媛新聞社(愛媛公演)

【協力】
ザ・ビートルズ・クラブ

【会場】
相模原市民会館 (神奈川)
アイプラザ豊橋 (愛知)
サンケイホールブリーゼ(大阪) 
高知県立県民文化ホール(高知)
松山市民会館(愛媛) 座席表 公演チラシ
東急シアターオーブ(東京)

<チケット販売>
チケットぴあ
ローソンチケット
イープラス 神奈川 愛知 高知 東京
MY Bunkamura 東京 S席~B席 プレミアムシート
ザ・ビートルズ・クラブ会員 特別優待受付  
チケットムーヴ.net 神奈川

<2014年/2015年公演からの変遷>
※2014年→2015年→2018年
東京公演数:8→8→5
地方公演数:6→0→7
東京公演S席料金:9800円/8800円→据え置き→1300円値下
東京公演A席料金:8300円/7300円→500円値上→1800円値下
東京公演B席料金:6800円/5800円→1000円値上→1300円値下
東京公演プレミアムシート料金:19800円/18800円→2300円値下→2000円値下
プレミアムシート対象席 10列目以内→7列目以内→6列目以内
東京公演座席数:1972→1502→1972
公演内容の目玉:キャヴァン・クラブ再現→ビートルズ日本公演再現→「1980年のビートルズ」


今回は「PARTII」ということで「1980年のジョンレノンの誕生日にビートルズが再結成されたら」という設定のパフォーマンスが追加されるとのことです。これにともない各メンバーのソロ作品が演奏されるようです。※曲目は変更される場合があります
ジョン・レノン:「(Just Like) Starting Over」「Watching The Wheels」
ポール・マッカートニー:「Band On The Run」「Live and Let Die」
ジョージ・ハリスン:「What is Life」「My Sweet Lord」
リンゴ・スター:「It Don't Come Easy」
ビートルズのメンバーのソロ作品に興味がある方は楽しめそうです。

<演奏予定曲目>
I Saw Her Standing There/ She Loves You/ I Wanna Hold Your Hand/ All My Loving /Yesterday /Help! /I'm Happy Just To Dance With You [Short version]/ I Feel Fine [Short version]/ Twist and Shout/ Day Tripper/ Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band/ With A Little Help From My Friends/ Penny Lane/ Strawberry Fields Forever/ When I'm Sixty-Four/ Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)/ A Day In The Life/ Come Together/ Get Back/ Revolution/ The End/ Because/ Got To Get You Into My Life/ What Is Life [Short version]/ (Just Like) Starting Over [Short version/ It Don't Come Easy [Short version]/ Band On The Run [Short version]/ Watch ing The Wheels/ My Sweet Lord/ Black bird/ Here Comes The Sun/ Imagine/ Slow Down [Short version]/ Long Tall Sally/ Live And Let Die/ While My Guitar Gently Weeps/ Back In The U.S.S.R./ Let It Be/ Hey Jude 他 約40曲

この「LET IT BE」はメンバーが固定されたバンドではなく裏方や演出も含んだ舞台芸術なのでキャストが誰かによって印象が大きく変わります。誰が来日するかわかるようでしたらこちらのブログで共有します。2015年公演は事前にキャストはわかりませんでした。


2018年2月24日土曜日

レポート:『The 75th Anniversary HAPPY BIRTHDAY GEORGE』&『ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展』

ジョージ・ハリスンの手書き作詞原稿の展示を中心とした『ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展』が2018年2月17日~3月11日 東京・渋谷ヒカリエで開催中です。ジョージの誕生日直前となる2月23日に同所で開催されたスペシャル・イベント『The 75th Anniversary HAPPY BIRTHDAY GEORGE』に参加してきました。
生誕75周年記念『ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展

『ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展』はワンルームマンションくらいのスペースに所狭しと展示物が並んでいます。流して見るとあっという間に終わってしまいますが、作詞原稿(復刻版)が展示の中心なので書いた当時のジョージの気持ちや利用風景に思いを馳せながら見るといくらでも時間を過ごせそうです。字面からジョージの几帳面さが伝わってきます。
ビートルズ目線ではルーフトップ・コンサートでジョージが着用したマリークワントのコートが目玉です。
ルーフトップ・コンサート
パティ・ボイドとの結婚式で初お目見えしたらしい
スペシャル・イベント『The 75th Anniversary HAPPY BIRTHDAY GEORGE』は展示会と同フロア別の場所で150名程度が参加しました。司会進行はサッシャさん(J-WAVEナビゲーター →オフィシャルブログ)。2016年のビートルズの映画『Eight Days A Week』ワールドプレミア東京会場で司会していたことを思い出します。
前半1時間はアイ・ミー・マイン展の展示物をスクリーンに投影しての解説でした。講師はジョン・レノン・スーパー・ライブのベーシストとしておなじみの押葉真吾さん。作詞原稿を中心に紙面から読み取れることを空想や伝え聞いているエピソードを引用しながら語っていました。
その後観客席から有志3名が登壇しジョージの誕生日祝いのシュプレヒコールを行いました。そのとき他の観客はメッセージボードを掲げるならわしです。今回の展示会やイベントを主催しているザ・ビートルズ・クラブらしい演出でしょう。
イベントのお土産。ピックはジョージが来日公演で使ったものと同種らしい
 続いて登壇したのはTHE BAWDIESのROYさんとTAXMANさんです。THE BAWDIESは4人組・楽器を弾きながら歌う・お揃いの細身のスーツ(今回もそうでした)・メンバーにTAXMANがいる、ということでビートルズのフォロアーと思われがちですが、実際は当時のビートルズと近い目線でそれ以前の音楽をリスペクトしているバンドです。単なるファンとは違うコメントはどれも興味深いものでした。

<印象に残ったコメント >
  • ビートルズは当時同じルーツ(ブルースやR&B)を持つ他のバンドに比べて圧倒的にポップ
  • ジョージのギターは当時のギタリストに比べてオリジナリティがある。当たり前のフレーズを弾かない
  • ビートルズが演奏したカバーには愛を感じる。オリジナルを超えてしまっている
  • ロックなジョン・レノン、ポップなポール・マッカートニーを側で見ていたジョージは両方の ボーカルスタイルを取り入れ洗練されている
  • 高校時代好きだったバンドから派生してビートルズを聴き始めたちょうどそのころにジョージが亡くなったので衝撃を受けた
イベントの最後はTAXMANさんのギター1本でジョージのヒット曲「Got My Mind Set on You」をROYさんが歌いました。この曲自体R&BのカバーなのでTHE BAWDIESのビートルズに対するシンパシーは首尾一貫していると思いました。本気の熱い演奏でした。