2018年6月23日土曜日

ポール・マッカートニー「Carpool Karaoke」出演

米TV番組『The Late Late Show with James Corden』の名物コーナー「カープール・カラオケ」にポール・マッカートニーが出演しリバプールを巡りました。
涙ぐむジェームズ・コーデン
このコーナーでは番組司会者ジェームズ・コーデンの車に大物ミュージシャンが相乗りしたていでカラオケとトークを展開します。毎回ゲストとジェームズ・コーデンの歌唱力を堪能できるのが人気の秘訣だと思います。ジェームズ・コーデンは高い声も良く出て歌が上手いです。
今のポールにそれは期待されていないのか、リバプールを車で観光するような内容になっており、車外のシーンも多いです。インターネットに本編が公開されています。↓

以下、思いつくままに感想を書きます。数字をクリックすると映像のその箇所に飛びます。

00:04 リバプールが不慣れなジェームズ・コーデンは車中から電話で助けを求める。語る台詞はビートルズの曲「Help!」の冒頭の歌詞ほぼそのまま
00:25 電話の相手が登場。ポール・マッカートニーだった!白髪を隠さなくなったようである。車で巡るのは有名人の彼にとっては好都合らしい
00:36 「音楽かけていい?」と聞くジェームズ。このくだりはこのコーナーのお約束。流れた曲はビートルズの「Drive My Car」
00:59 ときどきポールの運転シーンに切り替わる。ゲストが運転するのは珍しいがそもそもポールが運転するところを見るのが珍しい。エンジン音やクラクション音はおそらく後付け。ジェームズ・コーデンの歌が控えめで残念
01:24 ポールの初作品について聞くジェームズ。ビートルズファンにとっては目新しくない質問…ジェームズが「その曲覚えている?」と言ったことに対して、本人に聞くまでもなくこっちだってそれを知っているよ!と言いたくなる("I Lost My Little Girl"としてその後リリース済み)
02:25 車がPenny Laneに差し掛かったところで2曲目は「Penny Lane」。ポールの声の調子は悪くないようである。車を降りて標識にサインを書き加えるポール。すぐ剥がされたりしないだろうか・・・
03:17 「Penny Lane」の間奏中に窓から見える景色について雑談する二人。話は続くが間奏が終わって慌てて歌を再開。こういうギャグセンスは万国共通なのか・・・
05:16 ポールの亡くなった母が夢に現れたというエピソードを神妙に聞くジェームズ。こんな表情はこのコーナーでは見たことない。そのエピソードから生まれた曲「Let It Be」が今日の3曲目。イントロのポールの表情が印象的。ここでジェームズがハーモニーを加える。こうやってゲストとハモりまくるのがこのコーナーの醍醐味。歌唱後に涙ぐむジェームズ。これも異例。ミュージシャンの祖父と父が「今からこれまでで最高の曲を演奏するぞ」と言って聴かせてくれたのがこの曲だったとのこと。もし祖父がこの場にいたら喜ぶに違いないというジェームズに同意するポール
7:37 ポールが10代を過ごした家に到着。ポールは家を出てから再び立ち入るのは今回が初めてとのこと。ジョン・レノンと共作した完成したての「She Loves You」を聴いたポールの父が「アメリカかぶれのYeah YeahでなくちゃんとYes Yesといいたまえ」と苦言を呈したという鉄板ネタを披露
9:42 この家での生活から後に様々な歌が生まれたというポール。「A Day in the Life」の中間部の歌詞もそうだという。これって学生の朝を描いた歌詞だったのか??その一節を実際にポールは歌って見せるが、それが同曲のことだとジェームズはわかっているだろうか・・・
11:06 ビートルズとして売れた後もこの家に住んでいたので、家を取り巻くファンの目を欺くために入念に変装したがすぐバレてしまったというポール。今日も既に家の周りにファンが集まり始め、「また変装しなくては」と笑うジェームズ
12:01 部屋にあったピアノで「When I'm Sixty-Four」を弾き語るポール。この曲を歌うポールを見るのは初めての気がする。少なくともコンサートでやったことは無いはず(観客が歌うのを伴奏したのを除き)。これは即興だったのか、コードを1か所間違っている。ジェームズもあまりついて行けていないが最後はしっかりハモる
13:45 4曲目の「Blackbird」を終えたところで、これもコーナー定番のジェームズの七変化。ここまで真摯にやってきたので無いかと思ったらやっぱりあった。ビートルズのコスプレをするがそれぞれクオリティーが低い・・・しかも最後のヒッピーの扮装はビートルズとは直接関係ないように思う
14:21 5曲目は「Come on to Me」。撮影時点では未発表の最新シングルだがジェームズはメロディも歌い回しもバッチリ。毎回思うが、ゲストの曲をしっかり練習してきていることに感心。でも、ハンドルに歌詞を貼っている?ここで車を降りてCarpoolは終了
15:43 ここからはリバプールのパブでのサプライズギグ。 ジュークボックスで選んだビートルズの曲を幕の後ろで控えていたご本人が登場して生演奏し、たまたま居合わせた客がびっくり、その後もジュークボックスでの選曲に応じて1曲ごとに幕を開け閉めして演奏・・・という演出だがヤラセが過ぎる。まあ、こういったコントだということだろう。終盤観客の最前列画面手前にいる客はSLO(ポールのコンサートのVIPパッケージを取り仕切る)のシェリーに見える…。ただ、外から覗き込んでいる人や途中から会場になだれ込んで来る人のリアクションは本物だと思う
19:34 ポールに飲み物を進めるジェームズ。それに応じビールを飲むポール。ポールが本番のステージ上で飲み物を飲むのは初めて見た気がする。それもビールだなんて。今回演奏はいつものツアーバンドだが、Back in the U.S.S.R.の後にドラムのエイブと指を合わせるパフォーマンスは今回もしっかりやっていた。
20:13 最後はジェームズも参加して「Hey Jude」。ポールがこの曲を立って弾き語りするのは珍しい。そのまま『The Late Late Show with James Corden』収録ホールの映像に切り替わり「Hey Jude」の最後のリフレインを観客全員で歌い踊りながらポールの新作の宣伝をするジェームズ。奇異な演出に見えるが、それだけジェームズにとっても特別なコーナーだったということだろう。満足げな表情。

サプライズギグで演奏したのは下記のようです。★の抜粋が放送されました。
A Hard Day's Night★
Ob-La-Di, Ob-La-Da★
Jet
Drive My Car
Come On to Me
I've Just Seen a Face
Love Me Do★
I've Got a Feeling
I Wanna Be Your Man
Back in the U.S.S.R.★
Birthday
Lady Madonna
Hey Jude★
ポールはリバプールの港のビートルズの像のところにも行ったはずで、未公開映像が多そうです。いつか公開してくれると良いのですが・・・。追記:2018年8月20日に1時間の拡大版が放送されることになりました。

ジェームズにとって今回の収録は印象的だったようで事あるごとに語っています。


二人は2013年にもテレビで共演しています。

同年のポールの「Queenie Eye」のミュージックビデオにジェームズ・コーデンが出演しています。→https://youtu.be/5CfLUmVso30?t=2m38s
2011年にはテレビ雑誌の表紙で共演

 

2018年6月22日金曜日

ポール・マッカートニー ホワイトアルバム50周年記念盤リリース予定について認める

5年ぶりのニューアルバム「Egypt Station」を2018年9月7日に発売することを発表したポール・マッカートニーがプロモーション活動を活発化させています。
アルバムジャケットの元になったポールのリトグラフ"Egypt Station"(1988年)
ポール・マッカートニー 5年ぶりのニュー・アルバムを9月7日リリース!ザ・ビートルズ x 現代的なサウンドともいうべき強力作!(ユニバーサル ミュージック)

まずは先行シングル「I Don't Know / Come On To Me」が配信開始になりました。


この度公開されたDIY誌のインタビューで、ポールはビートルズのアルバム『The Beatles』(通称「ホワイトアルバム」)50周年記念盤を準備中である事を明かしました。
2018年11月の発売が予想されます。

Paul McCartney on new album 'Egypt Station' and collaborating with the next generation: “I feel lucky that these people are interested in working with me” (DIY)
ポール・マッカートニー、若いアーティストとのコラボやニューALへの『サージェント・ペパーズ』の影響について語る(Billboard JAPAN)※同インタビュー記事の抜粋

ホワイトアルバム50周年記念盤の準備は終わったか?という問いに対してポールは以下のように答えています。
It’s all in place, I’ve just got a couple of essays [to approve]. It’s all lined up and it’s really good. 
製品に添付される文章のチェック中ということでしょうか。さらに収録音源の印象については
Something sparks another memory, but it’s really nice because we were a great little band – I think we can agree on that. So for me to be a part of that and to be remembering it is great; all these little things remind me of it and I do learn things.

The album itself [‘The White Album’] is very cool and it sounds like you’re in the room; that’s the great thing about doing remasters. But we’ve also got some demos of the songs, so you get things stripped right back to just John’s voice and a guitar. You just think, how fucking good was John?! Amazing. We were just doing it; it was amazing. We were having a good time.
発言の主旨としては・・・、ビートルズが素晴らしいバンドだったことを思い知らせてくれる。リマスターのおかげでスタジオ内に居合わせた感覚になれる。いくつか収録されたデモ音源ではむき出しのジョンの声とギターに接してジョンってサイコー!と思うに違いない・・・という感じでしょうか。

正式発表を待ちたいと思います。『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』50周年記念盤を聴いた印象ではこの企画に最も合っているのはホワイトアルバムだと感じたので楽しみです。

我々甲虫楽団もホワイトアルバム50周年を記念して同アルバム全曲を曲順通りに演奏するライブを開催します。もちろんRevolution 9もやります!まだどこをどう演奏するか決まってませんが・・・。2018年11月3日東京・江古田の「Buddy」でお待ちしております!

2018年6月13日水曜日

Hofner 500/1 WHP Special Edition (Miyaji 100th Limited Edition) 発売

宮地楽器100周年記念限定モデルのHofnerバイオリンベースが発売されます。 ポール・マッカートニー使用器を意識したVintage 62 World History Premium 3rdが現行品として発売されていますが、そこからさらに一歩踏み込んだ仕様になっています。
右用モデル/左用モデル
Hofner/500/1 WHP Special Edition (Miyaji 100th Limited Edition) 【ご予約受付中】
Hofner/500/1 WHP Special Edition (Miyaji 100th Limited Edition) LH Left Hand 【ご予約受付中】
 右用10本、左用8本の限定生産です。通常左用の値段が高いことが多いのですが、今回はどちらも同じ398,000円(税込)です。

以下がこだわりポイントです。皆ポール使用器に近づけようとしているものです。
現行品より狭い41mm幅のナット
高めに装着されたピックガード。固定する金具(ステー)が2段曲げ(現行品は1段)
赤いワッシャー
ヴィンテージの個体を参考にした暗めの塗装。塗膜は薄く
BASSMANステッカーが付属
2018年5月12日開催のライブイベント『「A DAY IN THE LIFE」〜愛と下北沢とビートルズ〜』に展示されていたプロトタイプを見ましたが、何といっても現行品より狭いナット幅が衝撃です。これだけで随分と品が良い印象になります。こればっかりは他のこだわりパーツとは異なり現行品では再現が難しいので一番のアピールポイントでしょう。

ここまでこだわるのなら個人的には以下も実現してほしかったところです。
  • さらに狭いナット幅
  • 指板のRをきつく
  • Hofnerデカールの貼り付け位置
  • ペグのつまみを小さく
  • コントロールパネルのスイッチを根元まで白一色で背が低いものに
  • コントロールパネルの「M」のフォント
Hofnerのバイオリンベースの新商品としては現在のポール使用器をイメージして経年劣化を再現したRelicモデルが発表されていますが、日本ではまだ発売されていないようです。

追記:2018年7月9日に日本での発売が発表されました。
Hofner 500/1 Violin Bass Relic Series !!
 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Hofner/500/1 Relic 61 LH (Left hand) Violin Bass【在庫あり】
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