2019年4月12日金曜日

「Get Back」発売50周年記念ベースタブ譜

2019年4月11日はビートルズ19枚目のシングル「Get Back」イギリス発売50周年です。同曲風ベースTAB譜を共有します。
http://www.kouchu.info/Bass05.pdf
原点回帰をスローガンに行われた1969年1月のセッションのテーマソングとして後世に認識されている曲です。同セッションで取り上げた楽曲はデビュー前のように歌いながら演奏して完成させる前提ですのでベースラインがシンプルでアドリブ要素が強くなっています。
とくにポール・マッカートニーがボーカルを担当するこの曲はやりすぎなくらいシンプルで、3弦の開放弦と2~3弦の5フレットと7フレットだけでほぼ演奏できます。とはいえ、随所に登場する印象的なG→Dのコード変更に参加するのは1回だけ、「Get Back」と歌った直後のシンコペーションも最初のうちは参加しないなど、あえて他のメンバーとずらすという工夫は感じられます。

2019年4月8日月曜日

主人公だけがビートルズを知っている??映画『イエスタデイ』 2019年10月11日 日本公開

※2019年6月12日に邦題と日本公開日が公表されたことにともない一部更新
※2019年7月18日に日本版イメージ画像と予告編が公開されたことにともない一部更新

ミュージシャンである主人公がビートルズの存在しない世界に紛れ込み、ビートルズの楽曲を新曲として発表することでスターダムにのし上がっていく・・・という映画『YESTERDAY』は2019年6月28日から海外で上映されることが発表されていましたが、日本でも10月11日から上映されることが決定しました。2016年に同じくビートルズを題材とした映画が『イエスタデイ』という邦題で劇場公開されているのですが今回の邦題も『イエスタデイ』となりました
日本限定イメージ画像
海外版イメージ画像


映画『イエスタデイ』公式サイト(2019年7月13日劇場情報追加) 
アカデミー賞監督ダニー・ボイル×アカデミー賞ノミネート脚本家リチャード・カーティス最新作『イエスタデイ』邦題&日本公開日10月11日(金)決定! エド・シーラン写る初場面写真到着!!(東宝東和)
このあらすじを見て、日本の漫画『僕はビートルズ』を思い出す方も多いでしょう。ミュージシャンがビートルズの曲を新曲として発表して世界を巻き込んだ騒動になっていくという点は同じですが、『僕はビートルズ』の方は今作のようなパラレルワールドへの遷移ではなく、ビートルズデビュー前へのタイムスリップという手法でビートルズが存在しない世界を提示していました。 そのため、50年以上前の時代との隔たりや同時代を生きるビートルズ本人との関りが大きなテーマとなっています。
 今回は現代が舞台ですので、 史実より50年以上遅れてビートルズの楽曲が誕生したらどうなるかが面白おかしく描かれているはずです。とくにITを中心としたテクノロジーの進歩やグローバル化がどうストーリーに影響するか楽しみです。

また、両作とも初めてビートルズの楽曲に触れた戸惑いと感動が瑞々しく描かれています。その様子に自分の原体験を重ね合わせて涙する人も多いことでしょう。奇しくも両作とも主人公がたどり着いた世界で人々が初めて聴いたビートルズの楽曲は「Yesterday」でした。ここまでの共通点を見て『僕はビートルズの』パクリだと思う方もいると思いますが、「Yesterday」はギター弾き語りで偶発的に披露するのにうってつけの名曲である点は擁護しておきます。


 今作の脚本はリチャード・カーティスです。コメディTV番組『Mr.ビーン』の脚本担当としても有名です。1956年生まれの彼は幼少期にビートルズの洗礼を受け、自身が監督も務めた映画『ラブ・アクチュアリー』『パイレーツ・ロック』では趣味と実益を兼ねてロック愛を隠すことなく取り込んでいました。2016年のビートルズのドキュメンタリー映画『Eight Days A  Week』にもコメント出演していますので筋金入りのビートルズファンと考えて良いでしょう。どのくらいマニアがニヤリとするポイントを盛り込んでくるか楽しみです。
リチャード・カーティス
果たしてビートルズを結成していないジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターは登場するでしょうか。楽しみに公開を待ちたいと思います。
ワールドプレミア上映においてビートルズの「Something」を弾き語りで披露する主役のヒメーシュ・パテル↓






甲虫楽団からお知らせ

甲虫楽団は映画『イエスタデイ』公開前週の2019年10月5日に東京・池袋オペラハウスにてアルバム『Abbey Road』全曲演奏ライブを開催します。ついでに同じく50周年のアルバム『Yellow Submarine』のA面も演奏します。

メンバー一同、あの音、あの歌、あのメロディをできるだけ忠実に、漏らさず再現できるよう練習に励んでおりますので、ぜひお越しいただけますようよろしくお願いします!

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「やっちゃえ甲虫〜遂にきた!『Abbey Road』リリース50周年記念全曲通しライブ(イエサブもやるよ)-良い子のみんなは手を挙げて横断歩道を渡りましょう!-」
日時:2019年10月5日(土)18:00開場 18:45開演 21:15終演予定
場所:池袋「Opera House(オペラハウス)」(旧Only You)
   JR池袋駅西口(北)から徒歩6分
   https://opera-house.tokyo/access/
料金:2500円(1ドリンク込み)
   ※学生は1500円(1ドリンク込み)
ご予約:専用フォーム(→こちら)よりお名前と人数をお知らせください。
※前売り料金はございません。
※着席で90席ご用意しております。全席自由席です。
※甲虫楽団サポータープログラム「甲虫拡団」にご登録いただくと開場時間より前にご入場いただけます。くわしくは→こちら
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2019年4月6日土曜日

レポート:リンゴ・スター アンド・ヒズ・オール・スター・バンド 2019年4月5日東京ドームシティホール公演

桜とともにリンゴ・スターが日本列島にやって来ました。RINGO STARR And His All Starr Band 2019年4月5日東京ドームシティホール公演の初日に行ってきました。

ここ数日で東京の桜がピークを迎えました。リンゴも代々木公園の桜を楽しんだようです。
個人的には2013年以来のリンゴです。2016年はツアーメンバーもセットリストも前回とほとんど同じだったので行きませんでした。
今回はコリン・ヘイとヘイミッシュ・スチュワートが参加すると聞き、とくにヘイミッシュ・スチュワートはポール・マッカートニーの1993年東京ドーム公演で見て以来で懐かしい知人に会うような気持ちになり、行くことにしました。
開場前であればチケットを持っていなくてもグッズ購入可能
アリーナ後方から
ウォーレン・ハム(サックス等)がよく前に出てきて客を煽っていた
ドラムを叩きながら歌う曲はより本気で叩いているように見えた
この日何回ピースしただろう?
日本公演新メンバーの二人
スティーブ・ルカサーがベースを弾くことも
お色直しでダブルピース
笑顔が多かった
最後の曲
最後のスピーチ
リンゴは先に帰ってしまう

この二人の日本公演新メンバーが与える影響は大きく、大人の落ち着いた雰囲気が増したと感じました(トッド・ラングレンが抜けたからかもしれませんが)。ヘイミッシュ・スチュワートは自分の曲以外でもファンキーな彩りを添え、コリン・ヘイは俯瞰的にサウンドを引き締めていました。

東京ドームシティホールには初めて行きましたが地面に穴を深く掘って作ってあり、奥行きが短いためどの席からも近く見えます。リンゴも観客が掲げるプレートが良く見えているようでした。会場のせいか、リンゴ側の意向なのかわかりませんが音量が小さいと感じました。その分歌は良く聴こえました。

リンゴは6年前に比べてドラムの当てぶり感が増して、声もガラガラで歳月を感じましたが、体の動きは以前にも増して軽快で、観客とのコミュニケーションもより積極的でした。もうリンゴは何のプレッシャーも感じずステージを楽しんでいるのだろうなと思いました。

リンゴは冒頭のMCで「今日学んだ言葉」として「リンゴ サイコー!」と言っていましたが、これはポール由来でしょうか??

<セットリスト>
リンゴ以外のボーカル担当 C:コリン・ヘイ G:グレッグ・ローリー H:ヘイミッシュ・スチュワート S:スティーヴ・ルカサー W:ウォーレン・ハム
 ★:2013年/2016年に演奏していない曲(6曲)

Matchbox
It Don't Come Easy
What Goes On
Evil Ways G
Rosanna SW
Pick Up the Pieces H★
Down Under C★
Boys
Don't Pass Me By
Yellow Submarine
Cut the Cake H★
Black Magic Woman / Gypsy Queen G
You're Sixteen
Anthem
Overkill C★
Africa SC
Work to Do H★
Oye como va G
I Wanna Be Your Man
Who Can It Be Now? C★
Hold the Line SW
Photograph
Act Naturally
With a Little Help From My Friends

2013年/2016年に演奏して今回は演奏していないリンゴの曲は下記
Back Off Boogaloo、Honey Don't、Wings 

リンゴも公演後にさっそくツイートしています。「東京ドーム」というのは語弊があるのでは・・・?

2019年4月2日火曜日

ポール・マッカートニーのVIPパッケージをプロデュース シェリー・レイザー死去

大物アーティストのVIPパッケージを手掛けるSLO VIP Ticket Servicesの創始者で「The Ticket Queen」の異名をとるシェリー・レイザーさんが2019年3月31日に亡くなりました。69歳でした。
 

2013年、2014年、2015年、2017年のポール・マッカートニーのツアーに帯同して来日し、サウンドチェックでは自ら参加者に向けてブリーフィングを行う姿が印象的でした。2014年のポール体調不良によるサウンドチェック中止も彼女の口から発表されました。2018年のポールの公演では姿が見えなかったので心配されていました。

ポールの信頼も厚く、サウンドチェックでは彼女の出身地にちなんで「San Francisco Bay Blues」を演奏することが多かったです。そんなポールをサウンドチェック参加者の側で率先して盛り上げていました。
2013年11月10日 京セラドーム
2015年4月20日 京セラドーム 「San Francisco Bay Blues」に投げキッス
2015年4月20日 京セラドーム 「Bluebird」にウイングスサインを掲げる
2017年4月27日東京ドーム
ポールがサンフランシスコで公演を行う際は、本編でもシェリーの名前を出して演奏することがありました。

ポールは追悼ツイートしています。

VIPパッケージの商品性にいち早く注目し、それを実現した想像力と情熱と人徳に敬意を表したいと思います。すばらしい体験を創出していただきありがとうございました。
2018年12月14日グラスゴー サウンドチェック