ライブレポート『浅草Beatles Groove 〜 甲虫楽団 feat. 足達真一(Dr)』2026年9月27日

2026年9月27日(日)、浅草のJazz Live Club SOMEDAY Tokyoで「浅草Beatles Groove 〜 甲虫楽団 feat. 足達真一(Dr)」を開催しました。ご来場くださった約50名のお客様、お店のスタッフの皆さま、ありがとうございました!

今回のテーマは「ビートルズのビート」。ドラマーの足達真一さんをお迎えして、演奏でもおしゃべりでも、ビートルズのリズムの面白さに触れる午後となりました。

グラスの並ぶテーブルのすぐそばに楽器があり、ステージからの一言に客席から返事が返ってくる、この距離の近さがうれしいライブでした。

■ 特別編成、さらにもう一人の心強い助っ人

今回の企画のきっかけは、ミート鈴木と足達さんの、居酒屋での「Ticket To Ride」談義。そして「甲虫楽団の音をステージ上で聞いてみたい」という足達さんの言葉でした。足達さんと一緒に演奏するために企画した一日です。

ところが、直前にギターのオカちゃんが体調不良で欠席することに。「ギターソロは僕が口でやろうか」とミートが冗談を飛ばす中、足達さんのご紹介で急きょ参加してくださったのが、ギタリストの宍戸健祐さんでした。突然のお願いに応えてくださった宍戸さん、本当にありがとうございました。

足達さんのご挨拶は、ドラムの台が高ければ「高いところから失礼します」と言うつもりだったけれど、今日は皆さんと同じ高さなので……というお話から。テーマは少々マニアックでも、まずは気楽に楽しみましょう。そんな空気を、最初のひと言から作ってくださいました。

■ 赤いTシャツで、今日は甲虫楽団の一員に

1stステージは「Come Together」から「Here Comes The Sun」まで、『Abbey Road』の4曲でスタート。その後も「Old Brown Shoe」「Savoy Truffle」、そして「Rain」「Paperback Writer」と、リズムに耳を向けたくなる曲が続きました。

この日、ゲストのお二人にも着ていただいたのが赤い甲虫楽団Tシャツ。

メンバー紹介では、足達さんのバスドラムとベースの組み合わせにも話が及びました。「今日は何を頑張っているの?」と聞かれたのべ(ベース)の答えは、「足達さんに追いつこう、追いつこう」。

1stの締めくくりは「Tomorrow Never Knows」。繰り返されるリズムをじっくり味わったところで、ひと休みです。

■ 居酒屋の話が、ついにステージの「Ticket To Ride」へ

2ndステージは「Day Tripper」から。続く「Ticket To Ride」の前には、いよいよ今回の企画の原点となったお話です。

足達さんは、「Day Tripper」ではギターとベースが同じフレーズを弾いていて、ドラムは一人ぼっちで寂しい、とユーモアを交えながら、楽器同士の絡み方を説明。そして「生で聴いたらこんな感じなんだろうな、というTicket To Rideを聴かせたい」と、この曲への思いを語ってくださいました。

ミートも口でリズムを歌いながら、バスドラム、スネア、タンバリン、ベースがどう重なっているかという話に加わります。話し始めると止まらない二人。居酒屋で盛り上がっていた話の続きを、今度はお客さまと一緒に楽しんでいるようでした。

その後は「Good Morning Good Morning」から「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)」、そして「A Day In The Life」へ、3曲をつないで演奏。「I Am The Walrus」「Strawberry Fields Forever」と、さらにビートルズの世界をたどっていきました。

続く「Sexy Sadie」については、ミートが大好きな曲で、声の使い分けが難しい分、歌いがいがあると紹介。にぎやかなおしゃべりから「ちょっと気持ちを落ち着けないと」と演奏に向かいました。

■ 喋らずに最後まで……のはずでしたが

「この後は喋らずに続けて」と宣言して、「Hey Bulldog」「Revolution」、そしてウイングスの「Venus and Mars/Rock Show/Jet」へ。ところがメドレーを終えると、お客さまのノリがよいとつい頑張ってしまう、というミートの話が始まります。

ひとしきり話してから、続けて演奏するところだったと気づくミート。やっぱり喋るんですね(笑)。本編の最後は、もう一曲ウイングスから「Silly Love Songs」をお届けしました。

■ 最後はジュリー! 帽子は……ありません

アンコールはメンバーも知らされていなかった「While My Guitar Gently Weeps」。曲に入る前には「これ、さっき宍戸さんと決めたんでね」。宍戸さんのリードボーカルとリードギターを堪能しました。

そして締めくくりは、足達さんが参加する東京ウルトラ楽団(昭和歌謡)への敬意も込めて、沢田研二さんの「勝手にしやがれ」。

「帽子はないの?」という声には、ミートが、自分の頭の大きさに合う帽子がないと返します。

歌い終わった後も、本家ジュリーのステージを観たという話題から、ミートも80歳まで頑張ると宣言。最後はお客さまへのお礼と、「記念写真を撮りましょうか。よく忘れちゃうんだよ」という声で、記念撮影へ。

全編をご一緒してくださった足達さん、急なお願いに駆けつけてくださった宍戸さん、そして温かくお付き合いくださった皆さまに、改めて感謝いたします。ビートルズの細かな音の話も、他愛のない冗談も、同じ場所で楽しめる。そんな一日をありがとうございました!

■ セットリスト

1stステージ

  1. Come Together
  2. Something
  3. I Want You (She's So Heavy)
  4. Here Comes The Sun
  5. Old Brown Shoe
  6. Savoy Truffle
  7. Rain
  8. Paperback Writer
  9. And Your Bird Can Sing
  10. Tomorrow Never Knows

2ndステージ

  1. Day Tripper
  2. Ticket To Ride
  3. Good Morning Good Morning
  4. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
  5. A Day In The Life
  6. I Am The Walrus
  7. Strawberry Fields Forever
  8. Sexy Sadie
  9. Happiness Is A Warm Gun
  10. Dig A Pony
  11. Hey Bulldog
  12. Revolution
  13. Venus and Mars/Rock Show/Jet(ウイングス)
  14. Silly Love Songs(ウイングス)

アンコール

  1. While My Guitar Gently Weeps
  2. 勝手にしやがれ(沢田研二)

■ 次回のライブ

次回は11月15日(日)、池袋dopeloungeで「Revolver & Oldies リリース60周年全曲通し、からのオカちゃん壮行ライブ」を開催します。今年最後のワンマンライブ、ぜひお越しください!

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