都内で療養していたポール・マッカートニーが2014年5月26日に出国したようです。結局予定通りの滞在日程(5/15~5/26)となりました。韓国公演も無くなったのですから予定を越えてゆっくり日本を味わってもらえたらよかったのですが、目的を達成したら急ぐように誰にも告げず出国するのはいつものポールのスタイルではあると思います。ただ、「だったら韓国も予定通り来てよ」と思う人はいそうです。そうならないためにも韓国公演の日までは日本にいれば良かったと思います。何はともあれ出国できるほどに回復したのは良かったです。

ポールが体調を崩したその日2014年5月16日に「ポール・マッカートニーHANDBOOK (シンコー・ミュージックMOOK) 」が発売されました。名前の通り手のひらサイズの冊子です。公演会場に持参して待ち時間に読むというのが正しい使い方だったのだと思います。

ビートルズ武道館公演も含んだ「ポール・マッカートニーと日本公演」がテーマで、日本滞在前/滞在中/滞在後のポールの動向や、当時のライブの様子が視聴できる作品(日本公演とは限らない)が紹介されています。各公演日には1ページを割いており、そのページの一角には「この公演を会場で観た」チェックリストと「あなたのメモ」という自由記述欄が備え付けられています。幻となった2014年5月日本ツアーも1日1ページずつ存在しますが当然記事は無いのでページ全体が「あなたのメモ」として開放されています。なんと2014年5月21日武道館公演のページも用意されており(4月24日時点では未決定との記述あり)当初から今回の武道館公演は既定路線だったことが伺えます。
このような作りなので実現しなかった1975年/1980年の来日公演の記述は限定的です。とくに日本とポールの関係性を語る上で欠かせない1980年についてはもっと詳しく描いて欲しかったと思います。近い将来改めて日本公演が実現するはずなので、2014年5月の騒動について追記した増補版が発売されることを期待します。この1週間は様々な憶測が飛び交いましたがその頃には事実検証ができていると思いますので。
次の日本公演についても「あなたのメモ」ページが用意されると思いますが、今回のことを踏まえると公演日以外の全ての日のページも用意した方が有意義そうです。それ以降もこのハンドブックが改訂を繰り返しページが足され続けることになれば良いなと思います。