リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドの2026年秋ツアーが、9月24日に米ペンシルベニア州イーストンのState Theatreで始まりました。
今回注目したのは、4月発売の『Long Long Road』がライブでどう扱われているかです。結局、初日の21曲は春のツアーと同じ曲順でした。開幕直前のインタビューや来場者の投稿と合わせて整理します。
「Choose Love」が目新しい
『Long Long Road』は4月24日に発売された、T・ボーン・バーネットとの2作目のアルバムです。このアルバム中の「Choose Love」が春ツアーからセットリストに加わっています。
元々は2005年の同名アルバムに収録された曲です。今回はカントリー調で新たに録音されています。春初日の時点で2011年以来の演奏だったようです。
新作の表題曲「Long Long Road」や「It's Been Too Long」は、今回確認した秋の公演の曲目表にはありません。
メンバーは春と同じ顔ぶれ
リンゴと6人のメンバーは春秋で変わっていません。キーボードのバック・ジョンソンは春から参加しています。春の公式発表、秋の公式発表
| メンバー | 主な担当 |
|---|---|
| リンゴ・スター | ボーカル、ドラム |
| スティーヴ・ルカサー | ギター、ボーカル、一部の曲でベース |
| コリン・ヘイ | ギター、ボーカル |
| ハミッシュ・スチュアート | ベース、ギター、ボーカル |
| ウォーレン・ハム | サックスなどの管楽器、パーカッション、ボーカル |
| グレッグ・ビソネット | ドラム、バック・ボーカル |
| バック・ジョンソン | キーボード、バック・ボーカル |
春最終日のジム・ケルトナー、ジャクソン・ブラウンらの参加は、常設メンバーとは別のゲスト出演です。
初日のレポート
Beatles Magazine初日報告、「Ringo in Easton PA tonight!」現地投稿、地元紙lehighvalleylive.comの写真記事
開幕前のインタビュー 86歳のリンゴがツアーを続ける理由
9月19日公開のPage Sixのインタビューでは、リンゴは、もう十分と思っても1週間後には考えが変わる、とツアーへの気持ちを語っています。今も続けられる体力があることも理由に挙げています。
ビートルズについては仲間との結び付きを懐かしみ、全員が健在なら再び集まった可能性にも触れています。ポールとの交流も続いているそうです。過去への思いと、今も演奏を続けたい気持ちが同じインタビューに並んでいるところが印象的です。
秋初日のセットリスト
リンゴの歌唱レパートリーが12曲、TOTO、メン・アット・ワーク、アヴェレイジ・ホワイト・バンド(AWB)に関連するレパートリーが各3曲という構成です。「Pick Up the Pieces」はインストゥルメンタルです。
- Matchbox(リンゴ)
- It Don't Come Easy(リンゴ)
- Rosanna(TOTO)
- Pick Up the Pieces(AWB/インストゥルメンタル)
- Down Under(メン・アット・ワーク)
- Boys(リンゴ)
- I'm the Greatest(リンゴ)
- Yellow Submarine(リンゴ)
- Cut the Cake(AWB)
- Octopus's Garden(リンゴ)
- No No Song(リンゴ)
- Choose Love(リンゴ)
- Overkill(メン・アット・ワーク)
- Africa(TOTO)
- Work to Do(AWBのレパートリー)
- I Wanna Be Your Man(リンゴ)
- Who Can It Be Now?(メン・アット・ワーク)
- Hold the Line(TOTO)
- Photograph(リンゴ)
- Act Naturally(リンゴ)
- With a Little Help From My Friends - Give Peace a Chance(リンゴ)
「Yellow Submarine」の前に「Day Tripper」「Please Please Me」の短いフレーズを挟んだという記録もあります。
以降の秋ツアー
この先には10月1日のForest Hills Stadium公演も予定されています。公式発表によれば、リンゴにとってビートルズ時代の1964年以来の同会場への帰還です。
追記:9月27日のHolmdel公演は中止となり、Ticketmasterでも中止表示を確認できます。Beatles Magazineは悪天候を理由とするリンゴのSNS発表を伝えています。

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