2012年7月18日水曜日

レビュー:ギター・マガジン ビートルズ デビュー50周年特集 第二弾


リットーミュージック社の月刊誌「Guitar magazine (ギター・マガジン)」は今年ビートルズ デビュー50周年を記念して彼らのギターに注目した記事「Get Back To THE BEATLES」を3回に分けて掲載することを表明しています。
2012年5月号の第一弾に引き続き、8月号(2012年7月13日発売)に第二弾が掲載されました。今回は1965年~1967年の作品を取り上げています。
20ページにわたって歴史的な位置づけ、楽器、レコーディング技術、コード進行の各観点からギター用譜面(タブ譜つき)を交えて解説しています。

第一弾で取り上げた1962年~1964年に比べて使用ギターの種類が増えたのでその点の記事は充実していますが、楽曲におけるギターの重要性が一時的に下がった時期でもあるので譜面の選択には苦慮している感もあります。
全体的には新説もいろいろあって興味深かったです。立ち読みで読破するのは難しい量と濃さなので買って損は無いと思います。連載が完結したらまとめて一冊の本で出版されるかもしれませんが。


それにしても、第一弾でも思ったのですが譜面にしきりに「参考」「模倣」「イメージ」「サンプル」「シミュレート」「モデリング」と書き添えているのが奇異に映りました。
実際はビートルズの演奏内容をほぼそのまま再現しているのですが、著作権の問題を避けようという工夫なのだと思います。「似てるかもしれないけど本物とは違うよ」ということです。
このような手法はこれまで目にした記憶が無いのですが、最近のトレンドなのでしょうか。

僕もインターネットで調べてみましたが、タブ譜、ドラム譜、コード譜の著作権に対する解釈は様々のようでした。
市販のバンドスコアは誤りが多いのでこの手法を活用して様々な人の知見がもっと共有されるといいなと思います。
それを問題視するなら既存品を有志で改訂するプロジェクトを立ち上げて欲しいものです。


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