2013年1月17日木曜日

レポート:「ビートルズの作曲法」著者と金澤ダイスケ(フジファブリック)がUstreamで対談

当ブログでも紹介してきたセミナー&書籍「ビートルズの作曲法」の著者・高山博氏とフジファブリック・金澤ダイスケ氏の対談が2013年1月16日19時半からユーストリームで約80分間ライブ配信されました。


プライベートでも親交がある両者の関係性の話から始まり、前半は書籍「ビートルズの作曲法」の内容をおさらいした後、後半はフジファブリックの楽曲に見られるビートルズの影響について実際の曲を流しながら語り合っていました。

取り上げられた楽曲は以下です。
ECHO
Light Flight
STAR
眠れぬ夜
スワン

フジファブリック自身はビートルズになろうとしているわけでは無いにもかかわらず(ボーカルの山内総一郎はビートルズの大ファンのようですが)連綿と繋がるロックの歴史の中で間接的に影響を受けていたり、ありきたりにならないように工夫した結果見つけた正解が既にビートルズが実践していたことに気付くことがある、という論調でした。
アレンジの段階ではビートルズ的になり過ぎないように気をつけているぐらいだそうです。例えばメロトロン・フルートの音色を使うときはすぐに「Strawberry Fields Forever」風になってしまうので気を使うとのことでした。

その他印象的な内容を要約すると以下のような感じでした。
  • 80年代は作りこまれたエンタテイメントがもてはやされビートルズ暗黒の時代だった。90年代はその反動でアマチュアリズムが再評価され、ビートルズっぽさが改めて定番化した。このプロとアマの価値観の逆転はビートルズ登場以前から交互に発生している。
  • ビートルズは既成概念を壊し、バンドやスタッフ一丸となった試行錯誤により作曲や機材活用の効果的な方法論をいくつも見つけ出した。その過程で曲が作者個人の手を離れバンド全体の所有物に昇華されていくという、「ロック」の雛形を作った。ビートルズから離れるとロックから逸脱しそうになってしまうがビートルズから離れると逆にビートルズ的だとも言える。
とくに後者は漫画「僕はビートルズ」のテーマと通じるところがあると思いました。

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