2015年12月3日木曜日

「We Can Work It Out / Day Tripper」発売50周年記念ベースTAB譜

今日12月3日はビートルズのシングル「We Can Work It Out / Day Tripper」イギリス発売50周年です。同曲風のベースタブ譜を共有します。
http://www.kouchu.info/Bass25.pdf
http://www.kouchu.info/Bass26.pdf

ビートルズ初の両A面シングルです。現代ではDay Tripperの方が有名な気がしますが、両A面とは言え表記上の序列はWe Can Work It Outの方が上のようです。

We Can Work It Out

1965年の作品とは思えないモダンな作りで同じような曲は前後に見当たらず、突然変異と言えるでしょう。ポール・マッカートニーがメインで作成し、中間部はジョン・レノン、3拍子部分はジョージ・ハリスンのアイデアとのことで、ビートルズが才能を結集して制作したせいかもしれません。
そんな曲を料理するのには苦労したようで、この1曲のレコーディングに10時間以上を費やしました。ベースのフレーズもどこか所在なさげですが、同じ箇所でも毎回フレーズを変える意地を見せています。

Day Tripper

印象的なリフを誰が作ったのか気になるところですが、ギターの開放弦を効果的に使っています。ポール・マッカートニーはベースでギターと同じフレーズを弾きながらも開放弦に依存せずネックの中央部分でやりくりしています。そのせいかリフの最高音ではギターと異なりスライドが使用されています(下図の赤い部分)。
ポールのベース演奏において「できるだけ音を長く出したいが 次のフレットへの移動が間に合わない」という状況のときに、目的地に着く前からスライドさせて帳尻合わせることが多いのですが、この箇所もそういった事情かもしれません。というのも、スライドする量が一定していないのです。

サビや間奏を除いては淡々とリフをなぞっていますが、リフ演奏の中でも以下がポイントです。
  • イントロとアウトロではリフ2回分をスタッカートさせて弾く
  • 2番のサビの前に引き損なう
  • アウトロの出だしの音はスライド
  • アウトロはフレーズが徐々にギターとかけ離れていく

4 件のコメント:

  1. ジョンが亡くなる前のプレイボーイインタビューで「デイトリッパーはリフも含めてオレ」って言ってた気がします。
    このインタビューは曲毎に「オレ」「ポール」を区別していて面白かった。
    ※当然ポールとの記憶違いもありますが。

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    1. コメントありがとうございます。

      なるほど、この曲の場合ギターのリフと一緒に歌のメロディーを作ったと考えるのが自然なのでやはりジョンなのですかね。

      歌は出だしがポールで、次はジョンが上(出だしのポールと同じパート)でポールが下なのでどちらの作曲なのか不思議でした。

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    2. ヤアヤアヤアと同じパターン。自分の声域より高い部分をポールに歌わせる。ライブでもジョンがマイク一本だから、ジョンだね。

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    3. コメントありがとうございます。

      なるほど。マイク1本を専有している方が作者というのはわかりやすい基準ですね。

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