2026年7月26日(日)、吉祥寺MANDA-LA2にて、2026年初の甲虫楽団自主企画ワンマンライブ「『Revolver』リリース60周年記念&青盤セレクション」を開催しました。
大変ありがたいことに、70席は完売。暑い中ご来場いただいた皆様、そして長時間の公演を支えてくださったMANDA-LA2のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。甲虫楽団にとって多摩地域で初めてのワンマンライブを、満員のお客様と一緒に迎えることができました。
■ 開演前から始まったメンバー紹介
開演を待つ数分間も有効活用し、まずはメンバー紹介からスタートしました。
今月ドラマーとして正式加入した、YouTubeチャンネル「narumi drums」でおなじみの なるみ。客席には「生なるみを目に焼き付けてください」とご紹介し、いいね、チャンネル登録、そして「苦情以外のコメント(笑)」もお願いしました。
翌日が誕生日のシンゴは甲虫楽団に加入してからもう15、6年。白いシャツ姿とサングラスが『Revolver』の裏ジャケットのようでもあり、どこか怪しくも見えるベース のべ、などなど、開演前から賑やかなやり取りが続きました。
■ 1st Stage:60年前の『Revolver』を、レコードの曲順で
ライブのオープニングは、1966年のシングル「Rain」と「Paperback Writer」。続いて「Taxman」から、発売60周年を迎えたアルバム『Revolver』の全曲演奏へ入りました。
曲順通り、曲間のMCも最小限。A面を演奏し終えたところでだけ、レコードをひっくり返す時間としてMCを挟みました。CDやサブスクリプションの世代には馴染みが薄いかもしれませんが、針を上げ盤を裏返してB面へ進む感覚まで含めて『Revolver』を再現する趣向です。
最後の「Tomorrow Never Knows」までライブで再現するには一筋縄ではいかない楽曲を、アルバムの流れそのままにお届けしました。
■ 2nd Stage:青盤セレクションと、るーちゃんの長野トーク
休憩を挟み、2ndステージは「Strawberry Fields Forever」からスタート。「I Am The Walrus」「Penny Lane」と、1967年以降の色彩豊かな楽曲を続けました。
「Glass Onion」の後は、るーちゃんのMC。甲虫楽団のメンバーが首都圏に暮らす中、るーちゃんだけは長野県から参加しています。長野県の魅力として、ジョン・レノンが愛した軽井沢、ビートルズの音楽を聴かせながら醸造する佐久の日本酒「ボー・ミッシェル」を紹介しました。
さらに、長野が2027年度前期のNHK連続テレビ小説の舞台となることにも触れ、「朝ドラを見たら、るーちゃんのことを思い出していただけると嬉しいです」とご挨拶。最後は客席も一緒になった「Hey Jude」の大合唱で、2ndステージを締めくくりました。
■ 休憩時間:セイイチの「そうだったのか ビートルズ!」
2ndステージと3rdステージの間には、キーボードのセイイチによるビートルズ講座「そうだったのか ビートルズ!」を久しぶりに開催しました。今回のテーマは「タイトル編」。ビートルズが公式に発表した曲の中から、謎に満ちたタイトルを取り上げ、その由来や込められた意味を紐解きました。
「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」では、“wood”を「森」とした日本語タイトルと本来の意味との違いを紹介。知ればもう一度曲を聴きたくなる“ビートルズの授業”をお楽しみいただきました。
■ 3rd Stage:青盤の時代を駆け抜け、最後の新曲へ
3rdステージは「Magical Mystery Tour」で出発し、「Hey Bulldog」「Lady Madonna」「Old Brown Shoe」と、中期・後期の勢いあるナンバーを畳みかけました。
「The Long And Winding Road」に続いて演奏したのは、2023年版の青盤に収録された「Now And Then」。ビートルズの現役時代を知らず、既にある作品を聴いてきた世代にとって、50年以上を経て“新曲”を迎えられた特別な感覚にも触れました。
本編最後は、青盤からは逸脱して「You Know My Name (Look Up The Number)」。ユーモアに満ちた一曲で本編を終えました。
■ アンコール:最後は『Abbey Road』のメドレー
大きな拍手に迎えられたアンコールは、「Golden Slumbers」から「Carry That Weight」、そして「The End」へ。青盤には収録されていないものの、長い一日の締めくくりにふさわしい『Abbey Road』のメドレーをお届けしました。ベースの のべ もギターに回って3人のギターバトルでした。
『Revolver』をレコードのように最初から最後まで味わい、青盤を入口にビートルズ後期の世界を巡った全33曲。満員のMANDA-LA2で、皆様と一緒に濃密な日曜の昼を過ごすことができました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。また次の甲虫楽団のライブでお会いしましょう!
【セットリスト】
1st Stage
Rain
Paperback Writer
Taxman
Eleanor Rigby
I'm Only Sleeping
Love You To
Here, There And Everywhere
Yellow Submarine
She Said She Said
Good Day Sunshine
And Your Bird Can Sing
For No One
Doctor Robert
I Want To Tell You
Got To Get You Into My Life
Tomorrow Never Knows
2nd Stage
Strawberry Fields Forever
I Am The Walrus
Penny Lane
With A Little Help From My Friends
Dear Prudence
Glass Onion
Hey Jude
3rd Stage
Magical Mystery Tour
Hey Bulldog
Lady Madonna
Old Brown Shoe
The Long And Winding Road
Now And Then
You Know My Name (Look Up The Number)
Encore
Golden Slumbers ~ Carry That Weight ~ The End
甲虫楽団 次回ライブのお知らせ
タイトル:浅草Beatles Groove ~ 甲虫楽団 feat. 足達真一(Dr)
日時:2026年9月27日(日)13:30開場 14:00開演
場所:Jazz Live Club SOMEDAY Tokyo(東京・台東区)東京メトロ銀座線 田原町駅 徒歩2分半 / 都営大江戸線 蔵前駅 徒歩3分
料金:4000円(1ドリンク込)


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