2017年6月25日日曜日

レポート:ニッポン放送 imagine studio 2017 MEET THE BEATLES Pepper’s 50年祭

2017年6月24日、ニッポン放送イマジンスタジオにて『ニッポン放送 imagine studio 2017 MEET THE BEATLES Pepper’s 50年祭』が150名の一般観客を招待して開催されました。実際はもっといたように見えました。梅雨時だったので多めに招待したら快晴でみんな来てしまった、というところでしょうか。椅子を増設する余裕を確保するために観客全員前に詰めてほしいとのアナウンスされるぐらいでした。
左から上柳昌彦さん、宇崎竜童さん、萩原健太さん
ビートルズの名曲を宇崎竜童・萩原健太と150名リスナーが爆音で堪能(ニッポン放送)
宇崎竜童、ビートルズ名盤に感激「新しい曲が作りたくなる」(サンケイスポーツ)

登壇者は上柳昌彦さん(ニッポン放送アナウンサー)、宇崎竜童さん(ミュージシャン)、萩原健太さん(音楽評論家)のお三方でした。同メンバー同所で2016年にライブアルバム『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』、映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』リリース記念イベントが開催されています。当時のレポートは→こちら

『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』50周年記念エディションで最高音質を誇るBlu-ray版(96KHz/24bit)の音源を大音量で聴くというイベントでした。
当日流れたのは以下の曲です。
  • Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
  • With A Little Help From My Friends
  • Lucy In The Sky With Diamonds(スピーチ、フォールス・スタート・アンド・テイク5)
    ※この音源のみBlu-rayでは無いはず
  • She's Leaving Home
  • Within You Without You
  • When I'm Sixty-four
  • Being For The Benefit Of Mr. Kite! ※観客からのリクエスト
  • Getting Better ※観客からのリクエスト
  • Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
  • A Day In The Life
Blu-ray版のせいなのか会場の音響設備のせいなのかわかりませんが、高音から低音までまんべんなく聴こえ、左右のチャンネルがあまり分離されておらず、圧縮がかかったような音になっていたおかげで50周年記念盤特有の演出過多にも思える楽器の音量のばらつきも気にならなかったので、モノラル版を聴いているかのような迫力に圧倒されました。
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band~With A Little Help From My Friendsのメドレーは初めてこの曲を聴いた時の感動が蘇ってきて感極まりました。

 前回(2016年同所のイベント)同様、宇崎さんのコメントには感銘を受けました。前回は気合を入れる目的でスーツで登場していましたが今回はラフな格好でした。音源が流れ出すと椅子を180度回転させて観客と同じ方向を向き(ステレオの音像を味わうため)、体を揺らしながら聞き入っていました。宇崎さんはビートルズ現役時代にアルバムが出るごとに購入していたそうで楽曲にも詳しかったですが、アルバムから読み取れる以上の事は追究しなかったようで、萩原さんの解説に逐一興味深く聞き入っていました。

宇崎さんのコメントで印象的なものをまとめます。かなり意訳です。
  • 発売当時アルバムを聴いたときはびっくりした。こういうのでいいんだ。最新作からは1作目が想像できないようなバンドを作りたいと思わせてくれたアルバム 。ビートルズがそうだった。ビートルズの生き方を知識でなく感覚でとらえるようにしようと当時の自分のバンドメンバーと話していた。
  • (音源を聴いて)すぐそこで演奏しているように感じた。当時音楽はモノラルで聴くものでステレオはまがいものの位置づけだった。
  • (Lucy~を聴いて)ジョンはこんな歌い方もできるんだ。役者が歌っているみたい。
  • (She's Leaving Homeを聴いて)当時モノラル盤で回転数を上げていた理由がわかった。こうするとハーモニーが立ってくる。
  • ダウン・タウン・ブギウギ・バンドでグループサウンズのカバーアルバム『G.S.』を作ったとき、ジャケットは出典元バンドの写真をSgt. Pepper's~のように並べようと試みたが許可が下りずに断念した。ビートルズとは違う。ビートルズはジャケットがカラフル。音も言葉もカラフル。
  • この素晴らしさはドラッグが生んだ。当時の自分の仲間もそういう感想だった。
  • (Within You~を聴いて)ジョージ・ハリスンはラヴィ・シャンカルに癒されていたのではないか。ラヴィ・シャンカルの家に行ったら居間にジョージとの写真が飾ってあった。そこでラヴィ・シャンカルの演奏を聴いた。ナチュラルに飛んだ。ドラッグなんていらない。
  •  (When I'm Sixty-fourを聴いて)ステレオにする必要が無い。大音量で聴く必要も無い。そういった曲。モノラルで始まってBメロからステレオにすればよかったかもしれない。クラリネットの音が良い。
  • (~Mr. Kite!等を聴いて)当時は譜面が無かっただろうから、変拍子をこなせるのは頭の中で曲の展開が明確にイメージできていたからだろう。
  • (A Day In The Lifeを聴いて)こんなにビートが強いのに心が癒された。明日から新しい曲を作ろうという気にさせる。
  • ボブ・ディランは言葉で語り、ビートルズはサウンドで語った。
これからも50周年記念エディションが発売され続け、このイベントがシリーズ化することを願います。

この日は甲虫楽団のドラム、まみこ☆も参加していました。まみこ☆のブログに写真入りで報告されているのでそちらも合わせてご覧ください↓
☆好奇心のかたまり☆

甲虫楽団からのお知らせ

我々甲虫楽団は「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」リリース50周年を記念してアルバム全曲通しライブを開催します。宇崎竜童さんのライブと同じ日になってしまいましたが50年祭の続きとして頑張る所存です。
 甲虫楽団Presents【祝Sgt.Pepper'sリリース50周年 完全再現ライブ】
日付:2017年7月15日(土)
開場:18:15
開演:19:00 ※アルバム全曲/その他の曲の2ステージ構成。間に休憩を挟みます
終演:21:30予定
場所:赤坂「GRAFFITI(グラフィティ)」 東京メトロ 赤坂見附駅 徒歩1分
料金:当日2500円(+1ドリンク別) 前売2200円(+1ドリンク別)

詳細は甲虫楽団公式サイトの→お知らせをご覧ください。
ご来場お待ちしております。