レビュー:ロック特番「THE ROCK STORIES」第一夜

フジテレビ三夜連続放送の第一夜はエルビス・プレスリーから始まって、ビートルズとローリング・ストーンズを中心に周辺アーティストを取り上げていました。本人映像を基本的に時系列に紹介しながら、日本のミュージシャンのトークを挿入するという構成でした。想像より本人映像が多く、竹中直人ナレーションによる独自編集映像も使用されているなど、凝った作りになっていました。
「ロック」という文脈の場合、もはや日本では慣例となっていますが、ビートルズよりはローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニーよりはジョン・レノンという論調で、最後はジョンの「イマジン」で終わりました。
本人映像の中ではロックンロール・サーカスの「Yer Blues」(ジョン・レノン、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、ミッチ・ミッチェル)が比較的長時間使用されていたのが印象的でした。

今回のトークでビートルズやジョン・レノンについて語った日本のミュージシャンは以下です。

岸田 繁(くるり)
OKAMOTO'S
TAKUMA(10-FEET)
仲井戸"CHABO"麗市
Char
かまやつひろし
ミッキー・カーチス
高見沢俊彦
KJ(Dragon Ash)
チバユウスケ
ROY(THE BAWDIES)
Paul Weller ※おそらくこの番組のための撮り下ろし
内田裕也
小林武史
亀田誠治
奥田民生
吉井和哉
山崎まさよし
KUMI(LOVE PSYCHEDELICO)
曽我部恵一

初期のビートルズに触れた時の衝撃についてのコメントが中心でした。
山崎まさよしはポール本人の前でAll My Lovingを披露して出だしのコードの間違いを指摘されたエピソードを奥田民生に暴露されていました。当時の映像はこちら。

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