「愛なき世界」ポール・マッカートニー歌唱デモバージョンが発見される

イギリスの男性デュオ、ピーター&ゴードンが1964年にデビュー・シングルとして発表して全英&全米1位となった「愛なき世界」(原題:A World Without Love)を作曲者のポール・マッカートニーが当時歌った音源が発見されました。以下で聴けます。映像にはポールの直筆らしき歌詞とコードが登場します。


これはピーター&ゴードンのピーター・アッシャーが2012年に発見したもので、ポールがピーターに曲を教えるためにアコースティックギターの弾き語りで録音したもののようです。その時点では中間部(So I wait, and in a while~)は存在しませんでした。一部歌詞が完成版と違うところもあるようです。ジョン・レノンもビリー・J・クレイマーもこの曲を歌うことを拒否したといういわくつきの曲です。
ピーター・アッシャーとポール・マッカートニー
この音源はピーターがアメリカで行っているショー「Peter Asher: A Musical Memoir Of The '60s And Beyond」2013年1月20日ニューヨーク公演で初めて公開されたようです。
同音源にはポールが歌う「I'll follow the sun」も収録されているとのことですが、そちらはそのショーでも公開されていないようです。

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2 コメント

  1. 初めまして。ポールの来日公演に備えていろいろ検索してるうちに発見しました。
    ポールが歌ってるバージョンはないものだと思ってました。ありがとうございました。
    僕がポールの曲でもしかしたら1番好きかもしれない曲です。
    こちらも一番かもしれない「Nobody I Know」はないんですかねー?

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  2. コメントありがとうございます。

    50年近く経って新たな音源が出てくるとは驚きです。
    「Nobody I Know」も同じ目的(曲を教える)音源があってもおかしくないので
    出てきてほしいものです。

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