ジョージ・ハリスン使用ギター3年連続高値で落札

追記:このMS-500は2018年9月に再びオークションに出品され347,000ポンド(約5100万円)で落札されました。今回は「キャヴァーン・クラブ最後の公演でジョージ・ハリスンが使用した」が売り文句でした。


ジョージ・ハリスンが1963年夏の一時期ライブで使用していたギターが2015年5月15日ジュリアンズ・オークションズ主催「Music Icons Auction」で485,000米ドル(約5800万円)で落札されました。落札者は明かされていません。

当時のメインギターだったカントリー・ジェントルマン修理時の代替器として借りていたMATON MS-500で、ジョージがライブで使用している写真が残っています。
ジョージはその後律儀に返却し 他の人が同ギターを買いましたが、所有者の死後2002年になってオークションに出されました。2006年にも再び売りにだされ、その時は16万米ドル程度の落札価格でしたので、約10年で価格が3倍に跳ね上がったことになります。

この「Music Icons Auction」は毎年恒例となっており、2013年にはジョン・レノンとジョージ・ハリスンが弾いたギターが約4,200万円で落札されました。詳しくは別記事をご覧ください↓。

ジョン・レノンとジョージ・ハリスンが弾いたギター 4200万円で落札される

2014年にはジョージ・ハリスンがアメリカで自ら購入したRickenbacker 425が出品され、657,000米ドル(約6,700万円)で落札されました。
近年の3本の出品物の中では最も高値となりました。これは、テレビ出演時に使用したことや「I Want To Hold Your Hand」「This Boy」のレコーディングに使用した説があることが影響していると思われます。

 
 近年、この楽器をジョンも弾いていたことが知られるようになったのでそれも高値に影響しているかもしれません。

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