ドノヴァン ビートルズへのスリーフィンガー伝授とメディテーションについて語る

手前味噌?

ビートルズが1968年のインド滞在時、
シンガーソングライターのドノヴァンからスリーフィンガーというギター奏法を教わった
というのは有名なエピソードですが、
ドノヴァン本人がそのエピソードについて語っている映像が公開されました。


独白はジョンとの交流の話から始まり、肝心のインド滞在中のエピソードに展開します。
要約すると(英語ヒヤリング間違ったらすみません)・・・
  • ジョンが自分の奏法に興味を持ったのでゆっくり弾いて見せた
  • ジョンはじっくり座って2日間で習得し「Dear Prudence」「Julia」を作曲した
  • ポールはジョンが習得している様子を歩き回りながら耳にして「Blackbird」「Mother Nature's Sun」を作曲した
  • ポールの演奏方法は独特
  • ジョージは自分の奏法というよりは演奏のコード進行に影響を受けて「While My Guitar Gently Weeps」を作曲した
ホワイトアルバムの名曲の数々が自分の影響下で生み出されたという自慢ですかね・・・。

さりげなくリリース情報のリーク

その後は1968年のインド滞在の目的でもあったメディテーションについて
マハリシ・ヨギの名前も交えながら詳しく説明しています。
その中で映画監督デヴィッド・リンチが主催する学生支援団体The David Lynch Foundation(学生のメディテーションを推進)が2009年に主催したチャリティ・イベントChange Withinが近々DVD化されるとさらっと漏らしています。

このイベントにはポール・マッカートニーとリンゴ・スターも出演し、
二人で「With a Little Help From My Friends」を演奏したことで話題になりました。


この曲をポールが演奏するところを始めて見たのでベースに注目していたのですが、
雰囲気は維持されつつもフレーズはオリジナルと異なっていました。


以下同団体の公式映像です。



ジョンのスリーフィンガー

話は戻ってジョンのスリーフィンガーですが、独特な方法で演奏しています。
親指でベース音を担当して、人差し指、中指とともに交互に動かして一定のリズムを
刻む点では一般的な方法と同じなのですが、
親指がルート音を無視してかたくなに5弦→6弦という順番で交互に弾いています。
これが独特の雰囲気を生んでいます。
これもドノヴァンの影響なのでしょうか・・・。

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