メキシコのビートルズファン

ポール・マッカートニーは現在"ON THE RUN"ツアーで世界中を回っています。

今週はメキシコで5/5、5/8、5/10と三回の公演を行いました。
5/8は7万人を動員し、フリーコンサートとなった5/10は少なくとも8万人が参加しました。パブリックビューイングも含めれば10万人とも20万人とも言われる人が目撃したそうです。

以下、当日の様子を報告するニュース記事です。写真もあります。

He's still got it! Paul McCartney commands crowd of 150,000 as he performs epic three-hour concert in Mexico city
http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2143352/Paul-McCartney-commands-crowd-90-000-performs-epic-hour-concert-Mexico-city.html

メキシコはビートルズファンがとても多く、首都のメキシコシティでビートルズの曲を耳にしない日は無いと聞きます。ビートルズの曲だけを流すラジオ番組が毎日あったり、ファンクラブの会員が100万人を超えるなどどこまでが本当かわからない話が伝わってきます。

とはいえ、甲虫楽団YouTubeチャンネルの国別アクセス数は1位:日本、2位:アメリカに次ぐ3位を誇るメキシコですのでビートルズファンが多いことは間違い無いようです。


1965年にビートルズはメキシコでの公演実現を模索したのですが、時の政府が若者への影響を恐れて拒否したそうです。その後結局公演が実現することはありませんでした。それがかえってメキシコの人のビートルズに対する思慕を深めることになったのかもしれません。

そんなメキシコのビートルズファンを描いたドキュメンタリー映画が2010年に公開されました。
以下がトレーラーです。

"ESPERANDO A LOS BITLES"(Waiting for The Beatles)



ファンクラブの会長を25年務める人物に密着し、2010年のInternational Beatle Week(毎年リバプールで開催される音楽イベント)へメキシコ人ビートルズトリビュートバンドを連れて行く様子を追った映画のようです。途中同バンドによりビートルズの曲も演奏されますが、選曲が渋いです。

それにしてもこのトレーラーに、同じくこの年のInternational Beatle Weekに出演した日本人バンドの人が写っています。本編でも取り上げられているんでしょうかね。



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