ポール・マッカートニーの楽曲をリミックスできるWebアプリ「RUDE STUDIO」

ポール・マッカートニーが自身のWebサイトにWebアプリケーション「RUDE STUDIO」を公開しています。来訪者はポールのソロ作品のいくつかをWebブラウザの中で自由にリミックスできます。今年のはじめには公開されていたようですが、ここ数日Twitterでポール自身などにより拡散されました。

rude studio - Paul McCartney
http://www.paulmccartney.com/web/guest/rude-studio

現在、「Maybe I’m Amazed」、「Let Me Roll It」、「Band on the Run」、「Monkberry Moon Delight」が選択可能です。画面の表示にはまだ空きがありますし、これまでも少しずつ増えて来たようなので今後も追加されるかもしれません。


「SONGS」から曲を選択すると「MIXER」の画面に切り替わり当該の曲が流れます。表示された4トラックのフェーダーを上下すると各楽器や歌のボリュームを調整できます。一般的なDAWソフトウェアのようにS(ソロ:そのトラックだけ聴く)やM(ミュート:そのトラックを聴かない)ボタンも存在し、エコーやフランジャーなどのエフェクターも設定できます。
単純に触っているだけでも楽しいですが、各パートを抜き出して聴く事ができるのが重大です。埋もれて聴き取りにくかった箇所が明らかになるのでコピーバンドをやっている方には貴重な資料になります。

その他、SoundCloud風に音声波形の要所に挿入されたポールや関係者のコメントを閲覧できる「WAVEFORMS」、レコーディング当時の写真を閲覧できる「PHOTOS」といった機能が存在します。

「RUDE STUDIO」は1971年にスコットランドの農場に作ったポールと当時の妻リンダのプライベートスタジオの名前だそうです。

同様のものがビートルズの楽曲についても公開されることを期待したいです。

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