リンゴ・スター2013年来日公演総括

Ringo Starr & His All-Starr Bandは2013年3月2日に日本での全公演を終え、メンバーは翌日には日本を発ったようです。今回の来日公演を勝手に総括します。

東京公演終了時点のまとめは以前の投稿をご覧ください。この投稿では2月27日以降について記しています。

メンバーの行動

  • 東京公演終了後の東京→名古屋→大阪→東京という移動はすべて新幹線を利用したようです。車内/ホームでの目撃証言や写真などがTwitter等で共有されています。
  • トッド・ラングレンとスティーブ・ルカサーは仲が良いようで、一緒にいるところを多く目撃されています。各地のグルメに舌鼓を打ったようです。
  • トッド・ラングレンは単独で行動することも多かったようで、写真やサインをもらったという人が何人かいました。
  • 大阪公演は非常に盛り上がったらしく、リンゴ含めメンバーが大満足だった様子が本人のTwitterで明らかになっています。

メディアでの報道

メディアでの報道は2月25日の東京公演初日で一段落していましたが、最終日だった3月2日のイベント「U-EXPRESS LIVE 2013」の報道の一環で再び取り上げられました。その他週刊の記事が少し出てきています。

新聞(2013年3月2日~3日)


聴いててハッピー♪ 「リンゴ」に会えた…その満足感 オールスターバンド公演(サンスポ)

豪華ライブ!リンゴ・スター、ドリカムら出演(サンスポ)

※他にもリンゴに言及した記事がありましたがそれらは他のイベント出演者の報道が中心だったので割愛しています

地上波テレビ(2013年3月4日)※東京のテレビ局

Oha!4 NEWS LIVE (日本テレビ)
めざにゅ~   (フジテレビ)
めざましテレビ   (フジテレビ)
ZIP!   (日本テレビ)
スッキリ!!  (日本テレビ)
PON!(日本テレビ)

Webメディア(2013年3月1日~4日)

リンゴ・スターと洋楽世代による大合唱の日本公演
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/10462

Perfume、リンゴ・スター、ドリカムら熱演!「U-EXPRESS LIVE 2013」
http://mfound.jp/news/2013/03/017256.html

美和「あんなオッサンになりたい!」(テレビ朝日)

DCT、Perfume、KARA、リンゴ・スター出演! 〈U-EXPRESS LIVE 2013〉をレポート
http://www.cdjournal.com/main/news/-/50329

リンゴ・スター 日本のフェスで大歓声、PerfumeやKHJ、ドリらも
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/10521

豪華共演! リンゴ・スター、ドリカム、Perfumeら熱唱 KARAは卒業ソング初披露
http://www.oricon.co.jp/news/music/2022272/full/


ライブを見た人の感想

実際にライブを見た人がTwitterやブログで感想を共有しています。僕はおそらく100件以上拝見したと思いますが、それらの中で複数人が挙げていた感想を以下にまとめます。

ポジティブな意見

泣いた、笑った、感動した
みんなで歌った、ハモった、掛け合った
生のビートルが見れて感無量
想像より良かった
小さい会場で一体感があって良かった
メンバーとアイコンタクトや会話などのコミュニケーションができた
リンゴが若い、スリム、元気がいい、機嫌がいい
リンゴかわいい
リンゴは背が小さいわりに手が大きい
リンゴのドラムの癖が昔のままだった
リンゴのドラムの音が良かった
リンゴの歌が良かった。ビートルズ当時より上手い?
ビートルズの曲を沢山演奏してくれた
音響が良い
メンバー皆演奏が上手で素晴らしかった
メンバー皆楽しそうで良かった
メンバーのオーラが凄かった
リンゴ以外のメンバーも高齢なのにそれを感じさせない
ヒット曲満載でお得
他者のヒット曲でリンゴがドラムを叩くのは感慨深い
スティーブ・ルカサーのギターが上手かった
リチャード・ペイジの声が素晴らしかった
トッド・ラングレンが精力的に会場を盛り上げていた
トッド・ラングレンの衣装が奇抜
グレッグ・ローリーのハモンドオルガンの音が良かった
マーク・リベラのハイトーンボーカルが凄かった
来てくれてありがとう

ネガティブな意見

リンゴがやせすぎ
リンゴが音痴
リンゴのドラムがいいかげん
リンゴはショーが終わるとすぐ帰ってしまい薄情
アンコールが無く残念
ビートルズナンバーのキーが下げられていて残念
スティーブ・ルカサーの速弾きはビートルズナンバーには不似合い
スティーブ・ルカサーのギターのエフェクトが強すぎてよく聴こえない
TOTOの曲を客に歌わせようとするのは無理がある
2時間オールスタンディングはきつい
グッズが高価
ビートルズの神通力にも陰りが見えてきた
もう日本に来ることは無いだろう

個人的な感想としてはまず「想像より良かった」です。全盛期のような激しいドラミングが期待できないので行くことを躊躇していたのですが、偶然初日に参加することができ、意外に堅実にドラムを叩いているのを見て驚きました。
リンゴ以外のメンバーに思い入れは無かったのですが、ライブを見て興味が沸きました。もっとビジネスライクかと想像していましたが、皆少なくとも外見上は純粋に演奏を楽しんでいるように見えました。
今回は正味一週間の滞在で場所を変えながら5回の公演というハードスケジュールだったので、正直最終日のイベントの出演キャンセルも覚悟していたのですが、結局品質を落とすこと無く最後までやり遂げていました。最終日最後の最後の「With a Little Help From My Friends」でもリンゴはエアロビクスのジャンピングジャック(開脚ジャンプしながら頭上で手拍子)のようなステップをしていました。そのバイタリティには脱帽です。
 メンバーも観客も皆ビートルズが好きで(観客にはリンゴは二の次という人も混じっていたでしょうが)一緒の空間に集まって皆でリンゴを中心に感動を分かち合うということができたのは貴重な体験でした。

なお、メディアの報道でも間違っていることが多いのですが、リンゴが連呼するセリフは「ラブ&ピース」では無く「ピース&ラブ」です。一般的には「ラブ&ピース」の方が浸透していると思いますが、それをあえて「ピース&ラブ」と言っているのには何かこだわりがあるんでしょうか。確かに両者を比較すると「ラブ&ピース」の方が浮ついている感じがします。「ピース&ラブ」の方が包容力があるイメージです。

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