ポール・マッカートニー 米テレビ番組でビートルズ曲生演奏

「Out There!」ツアーでアメリカ滞在中のポール・マッカートニーが2013年6月12日テレビ番組「The Colbert Report」に出演しインタビューに応えた後、ツアーメンバーを従えてスタジオライブを行いました。
演奏したのはビートルズのナンバーから「Birthday」(Web限定公開)、「I've Just Seen A Face」、「Lady Madonna」、「Being For The Benefit Of Mr. Kite!」、ウイングスのナンバーから「Hi, Hi, Hi」、「Listen To What The Man Said」です。いずれも現ツアーのセットリストに組み込まれているものです。
ものすごい観客の盛り上がりです。

今回の演奏曲の中で注目すべきは現ツアーで初めて披露された「Being For The Benefit Of Mr. Kite!」でしょう。
ボーカルを取りながら原曲の雰囲気を残した忙しいベースラインを弾いています。これまでビートルズ曲を演奏する場合多くはベースラインを簡略化している印象があったため意外でした。ところどこ僕が耳コピしたベースラインと運指が同じだったのが嬉しかったです。
アウトロの効果音は原曲のものをそのまま使っているようです。原曲はこの長いアウトロのまま終わるのですが、ここでは最後に「And tonight Mr. Kite is topping the bill」と歌って終わっています。

今日で71歳の誕生日を迎えたポールですが、この番組を見る限り、昨年のエリザベス女王在位60周年記念コンサートやロンドンオリンピック開会式のような単発のパフォーマンスの時に比べて声の調子は良いようでした。ツアーの中で声のコンディションを整えていくタイプということでしょう。

コメントを投稿

0 コメント