※インタビュー後編については→こちら

本日(5/15)来日したポール・マッカートニーが昨日(5/14)21時50分ごろから約20分間ピーター・バラカンさんの電話インタビューを受けました。その様子が本日InterFMのラジオ番組「Barakan Morning」で放送されました。第2弾は5/19に放送されるそうです。
番組公式要約は以下に掲載されています。
http://www.interfm.co.jp/barakan/blog/2014/05/15/09/50/
追記:後日全編の和訳が掲載されました。→https://www.interfm.co.jp/paulmccartney/

実際にインタビューを聞いて僕は以下のように解釈しました。
  • こんなに早く日本に戻ってきたのは、前回終わったとたんに早く帰って来てほしいという要望があったから「じゃあ第2部(2nd leg)をやろうか」ということ。日本が好きだし、とても良い時間を過ごしたし、日本の観客も素晴らしかった。
  • セットリストを日によって少し変えるのは複数回見に来る人のためでもあり(同じ曲を2度見ることを喜ぶ人もいるが)、自分たちが飽きることを避けるためでもある。SNSなどでセットリストがすぐバレてしまうので予想の裏をかく目的もある。
  • 昨年日本語MCに果敢に挑戦したのは元々言語が好きだから。子供の頃スペイン語、ラテン語、ドイツ語を学んだ。ステージでは現地の言葉で自ら話すことが礼儀だと思って本番の1時間前になっても通訳と一緒に相談と練習をしている。
  • 日本武道館は懐かしいし、建物としても好き。相撲用の会場だった武道館をコンサートで使うことにビートルズ日本公演当時は反対があった。今はコンサート会場として有名だが。もう一度戻るのは楽しみ。通常のスタジアム会場のショーとは少し違うことをする。
  • 自分達としては珍しい曲を演奏したい気持ちもあるが、高いお金を払ってビートルズを始めとしたヒット曲を聞きに来た人の気持ちもわかるのでバランスを取らなければならない。
  • 5/15世界に先駆けて日本向けに公開された新ミュージックビデオ「Appreciate」に登場しているロボット「NEW MAN」はアルバム「NEW」のジャケットに使用するアイデアもあった。それは実現しなかったがミュージックビデオで未来の人間博物館の展示品「ポール・マッカートニー」を管理するロボットとして陽の目を見ることになった。日本はロボットの国なのでこの日本的とも言えるビデオを世界に先駆けて公開できて良かった。
Twitterで公開されたポールとニューマンのツーショット。一緒に日本に来るほどの友達
なんと言っても「武道館公演は他と違うことをする」とポール自身が発言した点に注目です。しかもインタビュアーの質問に応える形ではなく、自分から言い出しました。これには期待したいです。
セットリストは普段かなり一般大衆の嗜好を意識しているようですが、武道館公演なら何をやっても文句を言う人はいないはずなので、「本当は珍しい曲を演奏したい」と思っているなら思う存分遊んで欲しいです。
一方通常の公演はOut There ツアーの「第2部(2nd leg)」 という認識のようなので2013年のセットリストからの変化は限定的かもしれません。
インターネットなどによるセットリストの流出をポールが快く思っていないというのは初耳でした。「自分にはどうしようもない」とも言っていましたが。流出がセットリスト入れ替えの動機になっているならこのまま野放しでも良いような気がします。
ポールは日本武道館を相撲の会場と誤認しているのは面白いです。それが武道館公演実現の一因なのかもしれません。となると真相を知ったら両国国技館公演が実現するかも??

ピーター・バラカンさんはビートルズ好きが高じ過ぎて武道館公演セットリストにアルバム「Choba B CCCP (Back in the USSR)」「Run Devil Run」をリクエストしてポールを困惑させるという勇み足がありましたが、ポールがしゃべる武道館のイントネーションを「ドカン」から「ブドーカン」に修正させたのは称賛に値します。今後のポールに注目です。


いつのまにか初日2日前となり受け入れる日本側も慌ただしくなってきました。
LINEでは以下の企画が進行中です。

【本人降臨】ポール・マッカートニーがLINE Qにやって来る!国立公演などが当たるスペシャルコラボを開催! : LINE公式ブログ 

「ポール・マッカートニーさんに質問したいこと、ポール・マッカートニーさんが回答しそうなことをそれぞれ大募集 」とのことです。

追記:質問は「過去にタイムトラベルできるとしたら、いつにもどりたいですか?」に決定し、ポールの回答は「母親が生きてる頃に戻りたいな。」でした。

2013年の来日時には発表から公演まで期間があったため、様々な来日記念書籍が発売されましたが、今年は準備期間がなかったせいか半年のインターバルでは新しいネタがなかったせいか、いくつかの月刊誌で触れられた以外に明確な来日記念書籍は「ポール・マッカートニーHANDBOOK (シンコー・ミュージックMOOK)」のみのようです。初日の前日(5/16)に発売されます。表紙のデザインを見るとなんとか間に合わせたという苦労が感じられます・・・。


ポールのバンドメンバーは5/15朝に羽田空港に揃って降り立ったことが確認されています。ポールも18時頃、ニューマン(NEW MAN)を従えて日の丸Tシャツを着てファンの前に現れました。
Twitterで公開されたポール ニューマン