「Ticket To Ride」発売50周年記念ベースTAB譜

今日4月9日はビートルズのシングル「Ticket To Ride」イギリス発売50周年です。
同曲風のベースタブ譜を共有します。
TTR.pdf
1965年の最初に録音された同曲は様々新しいことが試されています。ビートルズのシングルで初めて3分を超える曲になりました。

ジョン・レノンは前年までのトレードマークであるRickenbacker 325やGIBSON J-160Eではなくフェンダーのストラトキャスターを弾いています。
ジョンは事あるごとにこの曲をヘビーだと表現しています。ギター類のチューニングが正規のものより低めになっているのはそのせいでしょうか(ハードロックでは半音下げチューニングが常套手段)。単に歌の高音部がきつかったからかもしれませんが・・・。

イントロの12弦ギターはジョージ・ハリスンが弾いていますが、歌の切れ目や最後のソロはポール・マッカートニーがエピフォン・カジノで弾いています。ポールがビートルズの公式発表曲でギターを弾いたのはこの曲が最初です。
繰り返し登場する「She's got a ticket to ride」の箇所は毎回ベースのフレーズが異なります。1回目はドラムのフレーズに引きずられて自信無さげですが、2回目以降は明確な意思を持って変えて います。同年に録音したNowhere Manに通じるところがあります。 

同曲をイメージづける印象的なドラムのフレーズはポール・マッカートニーの考案だそうです。エンディングでガラッと雰囲気が変わるのもポールのアイデアだという説があり、ポールがビートルズの楽曲のアレンジ面で頭角を現し出している様子が伺えます。

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