プレイヤー・コーポレーションが発行する日本のギター雑誌「Player」の2015年5月号(2015年4月2日発売)には「PAUL McCARTNEYポール完全復活! 再来日公演が迫る!」特集記事が掲載されています。
Player 2015年5月号|商品詳細
「PAUL McCARTNEYポール完全復活! 再来日公演が迫る!」 (Player Blog)
全10ページの記事ですが内容は濃いです。前半は2013年東京ドーム公演に帯同したイギリス人ジャーナリストCraig McLeanによる舞台裏レポート。2014年1月にTelegraphに掲載された文章の日本語訳です。以下で英語版が閲覧できます。英語版には2013年の日本の写真も豊富です。
Sir Paul McCartney interview: 'I’m telling my entire life story here'(The Telegraph)
このレポートでは2013年東京ドーム公演開演直前の様子が克明に記されています。ジョン・ハメルによる楽器のレクチャー(話す内容はいつもの定番)から始まり、ポール本人から様々なコメントを引き出しています。ハンブルグ時代のこと、ビートルズ日本公演当時のこと、日本での逮捕について書き留めた2万語に及ぶ未公開(子供にのみ公開)手記のこと、日本語の勉強のこと、相撲のこと・・・。その他、ツアースタッフの紹介と各人のポール評、東京のホテルで妻ナンシーの誕生日を迎えたときの様子など、イギリス人の目から描かれた日本でのポールの様子を日本人が訳しているので味わい深い内容になっています。
後半はギター雑誌らしくポール含めバンドメンバー使用楽器の銘柄や仕様を説明しています。ポール特集を意識してか珍しくHofnerバイオリンベースの広告も載っていました。
楽器に興味が無い方にもお勧めします。
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