コルグが鍵盤楽器「Liverpool」を発表しました。「レノン&マッカートニーのあの名曲が100曲入ったアレンジャー・キーボード」という謳い文句です。2015年10月11日発売(9月中旬の予定から延期)で店頭予想価格は7万円です。
http://www.korg.com/jp/products/synthesizers/liverpool/
ジョン・レノンやポール・マッカートニーの名曲100曲を披露できる! KORG『Liverpool』レビュー&開発者インタビュー(アマゾン)
権利関係のしがらみか、宣伝には「ビートルズ」という言葉は使えないようです。
この映像↓の演奏部分がLiverpoolに収録されている「ソング」の音と思われます。
以下で「ソング」のサンプルが試聴できます。
ドラムがなかなか良いです。ベースのコピー度はいまいちかもしれません。
これらの演奏はデータとして収録され都度演奏されるため、再生時にパートごとのオン/オフができるようです。また収録曲中64曲は「スタイル」 が登録されており、その曲っぽい伴奏に合わせてオリジナルの曲が演奏できるというのが「アレンジャー・キーボード」たるゆえんです。
この製品はコルグが2011年に発売した「micro ARRANGER」にビートルズの「ソング」と「スタイル」を収録し、ボディのカラーリングを変えた製品のようです。「micro ARRANGER」を知ることで「Livepool」の機能がイメージできると思います。
ターゲットが謎の製品です。 各曲用に特別に調整された音色(「LET IT BE PIANO」等)が収録されている、などであればビートルズコピーバンドのライブに活用できたのですが。
ビートルズの曲を演奏して楽しむ、ビートルズ風の曲を作曲するというのが使い道だと思います。
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