デヴィッド・ボウイ死去 ビートルズとの関係

イギリスのミュージシャン、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が2016年1月10日がんのため亡くなりました。69歳でした。
デビューアルバム発売日がビートルズの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」と同じ、ビートルズのホワイトアルバム期に録音現場を仕切っていたケン・スコットをプロデューサーに起用するなど、ビートルズとは縁がありますが、ビートルズ現役時代は目立った交流が無かったようです。1974年に初めて会ったジョン・レノンとは親交を深め、アルバムで共作するに至っています。

1999年バークリー音楽大学の卒業式でジョン・レノンについて語るデヴィッド・ボウイ

ビートルズの「Across the Universe」をカバー

 ジョン・レノンと"Fame"を共作

デヴィッド・ボウイと他のビートルズのメンバーに関連する映像がいくつか残っています。
ポール・マッカートニーとステージ上で共演




ジョージ・ハリスンの「 Try Some, Buy Some」をカバー

リンゴ・スターと楽屋で談笑

ポール・マッカートニーが追悼コメントを発表しました。


NMEによる訳「雨の朝、とても悲しいニュースで目覚めました。デヴィッドは偉大なスターで、彼と共に過ごせた時間を宝物のように思っています。彼の音楽は英国の音楽史に於いて重要な役割を果たしており、彼が世界中の人々に与えた膨大な影響を誇らしく思います。彼のご家族へ心からお悔やみを申し上げます。長年に渡って彼と笑いあったことはいつまでも忘れません。彼の星は永遠に空に輝き続けるでしょう」

オノ・ヨーコが追悼コメントを発表しました。 NMEによる訳「ジョンとデヴィッド・ボウイはお互いに尊敬していました。知的な部分でも才能の面でもよく合っていたのです。ジョンとわたしは友達がわずかでしたが、デヴィッドについては家族のように近い存在に感じていました。ジョンが亡くなった後、デヴィッドはショーンとわたしのためにいつもいてくれました。ショーンがスイスで全寮制の学校に通っていた頃、デヴィッドは彼を連れ出して、美術館などに連れていってくれたのです。また、ジュネーヴにあるレコーディング・スタジオにもよく行かせてもらっていました。ショーンにとって、こうした体験は失ってしまった父親代わりのものでした。ショーンにはきっと辛いことでしょう。でも、永遠に残る素晴らしい思い出もわたしたちは持っているのです」


ショーン・レノンがツイートしています。

リンゴ・スターもツイートしています。

コメントを投稿

2 コメント

  1. 83年に来たとき横浜スタジアムで見た。
    昼間の公演だった気がする。
    でっかい風船が客席に投げ込まれて。地球のイラストがあったかな?あまり覚えてない。
    映画「地球に落ちてきた男」は中学生くらいの頃に一度みただけで、面白かった記憶はない。
    もう一度見てみよう…合掌。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。

      夜のニュース番組ではトップニュースの扱いでした。
      日本でも人気が高かったと思います。

      削除