THE FAB FOUR PAYS TRIBUTE TO SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BANDS | MAY 10TH
以下で全曲視聴できます。
<感想>
- リンゴ・スター役が2013年も来日したErick Fidelではなく、Joe Bologna(おそらく)。The Fab Four公式サイトでは相変わらずErickの写真ばかりなので序列が交代したというわけではないかも?。テレビ用にルックス(リンゴ度)を重視した?
- 衣装は流石の再現度だがアナログ盤A面相当終了後に着替えて、最後の曲終了後に上着だけ再び羽織った。暑かった?
- テレビ番組ということで声のエフェクトをしっかり曲ごとに作りこんでいて聴きごたえがある。
- Within You Without Youで本物のインド楽器とインド人ミュージシャン(に見える)を連れて来たのは贅沢。なかなかアマチュアには真似できない。
- ポール・マッカートニー役のArdy Sarrafのベースが4001S仕様ではなく、通常の4001仕様(=ポール使用器と異なる)。4001S仕様のサイケデリックペイントのベースも持っているはずだが・・・。
- Ardy Sarrafは明らかに世界一のポール役だが歌とパフォーマンスに気を取られてベースの演奏がおろそかになることがある。Being for the Benefit of Mr. Kite!はベースに専念できるはずだがコピー度が低く残念(ポール本人が気に入っているフレーズなのに)。Lovely Ritaは弾きながらなのに中々のコピー度。ムラがある?
- ジョージ・ハリスン役のGavin Pringはこのアルバムのギターソロを苦手にしているように見える。実際ポールが弾いている曲も多いので手についていない?とはいえ見た目だけ100点満点。サージェント・ペパーズの衣装を着た時が最もジョージに似ていると思う。
- ジョン・レノン役のRon McNeilの声はエフェクトをかけるととてもジョンの雰囲気が出る。キーボードにギターに縦横無尽に楽器を扱う彼にとって今回の番組は最も活躍できる機会だろう。
- Ron McNeilは自身の鍵盤演奏技術を超えたフレーズに果敢に挑戦するのが好印象。いつもより成功率が高かったように感じた。サンプリング音が流れている間、テンポと盛り上がりに合わせて演奏しているかのようにキーボード上空で激しく手を振るエアキーボードは彼の発明だと思う。
0 コメント