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本作でポール・マッカートニーのベースは一つの頂点を迎えました。Rickenbacker 4001Sベースを使いこなし、連日スタジオに居残って考え抜いたベースを最後の最後に録音していたようです。せーので一斉に演奏するはずのロックバンドのスタイルからはかけ離れたアプローチですので他のメンバーはやりにくかったかもしれません。
この曲も単調なベースのようでいて、よく聴くと細かな音をひっかけてノリを出していることがわかります。この辺は2017年発売の50周年記念エディションで聴こえやすくなりました。
例えばイントロ。下記楽譜の前者は市販のバンドスコアでよく目にしますが、実際は後者のように弾いています。
市販のバンドスコア(クリックで拡大します) |
実際のポールの演奏(クリックで拡大します) |
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