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ビートルズ現役時代の最後のシングル曲です。日本ではビートルズの曲の中で最も人気があるかもしれません。とはいえこの曲にはジョン・レノンの歌と演奏が含まれておらず、ポール・マッカートニーのソロ作品という意味合いが強いので、この曲をビートルズの代表曲とされてしまうのには複雑なものがあります。
シングル発売にあたってジョンの演奏を差し替える形で録音されたポールのベースの演奏はピアノ(これもポールの演奏)に寄り添うように控えめで、音量も小さくよく聴き取れません。
発売の1年以上前の1969年1月に録音がほぼ完了していたという事実がこの曲の普遍性を表していると思いますが、一方1年経っても古臭く感じなかったということはビートルズの革新性や世の中のスピードが1969年以降急激に衰えたということも言えそうです。
その意味では解散は潮時だったのかもしれません。この曲が発売されて1か月後にポールは大衆紙『デイリー・ミラー』でビートルズからの脱退を表明することになります。
甲虫楽団からのお知らせ
ビートルズのアルバム『Let It Be』がイギリスで1970年5月8日、日本で6月5日に発売されてから50周年を迎えました。ビートルズ日本公演50周年をきっかけに始まった甲虫楽団による50周年記念ライブは『Revolver』以降アルバム全曲通しライブを敢行し、遂に今年ゴールを迎えます(『Rubber Soul』は50周年外で全曲通し演奏済)。
★★★やっちゃえ甲虫~遂にゴール!『Let It Be』リリース50周年記念全曲通しライブ。ついでに『Abbey Road』はおまけかメインか★★★
日時:2020年9月21日(月祝)18:15開場 19:00開演 21:30終演予定
内容:アルバム『Abbey Road』全曲&アルバム『Let It Be』全曲
場所:江古田「Buddy(バディ)」
西武池袋線江古田駅南口すぐ
https://www.buddy-tokyo.com/
料金:3000円(1ドリンク込み)
くわしくは甲虫楽団公式Webサイトをご確認ください→こちら
2 コメント
いつも素晴らしくコピー度高いですね^^ところでLET IT BEのベースって映画ではジョンが6弦ベースで拙いシンプルな演奏しているものの逆にそれが印象深かったため、今回改めてポールのオーバーダブされたベースラインってかなり違うんだなぁ~と改めて再認識させられました。。
返信削除beatcoverマンさんコメントありがとうございます。
削除ポールのベースは埋もれていて聴きづらいのですが、だいたいこんな感じだと思います。アルバムバージョンの方が聴きやすいのでそちらで聴き取っています。