2020年ビートルズ十大ニュース

 2020年も今日で終わりです。当ブログの独自視点による2020年のビートルズ関連十大ニュースをカウントダウン形式で振り返りたいと思います。過去に各ニュースに関連する記事を投稿しているのでそちらもご覧ください。

第10位 甲虫楽団 ビートルズのアルバム『Rubber Soul』から『Let It Be』まで全曲演奏完遂

手前味噌ですみません。今年はニュースが少なくて…。「ビートルズ中後期サウンド追求バンド」を標ぼうする我々「甲虫楽団」(こうちゅうがくだん)は『Rubber Soul』全曲演奏をきっかけに2016年から毎年各アルバム発売50周年記念全曲演奏ライブを開催してきました。そして今年ついにビートルズ現役時代のラストアルバム『Let It Be』に到達し。一連のプロジェクト完了となりました。

第9位 志村けんさん死去

ビートルズ好きで知られる志村けんさんが亡くなりました。幅広い世代に絶大な影響力を持っていた方なので、ご本人は意図していなかったはずですが日本のビートルズ業界に対する貢献はとても大きかったと思います。

第8位 ピート・ベスト ビートルズ加入60周年

リンゴ・スターの前任だったピート・ベストがビートルズに加入してから60周年を迎えました。ピート・ベストがビートルズに在席したのは2年間ですので、今年から2年間は活発に活動してくると思います。ピート・ベストの異父弟で「Liverpool Beatles Museum」の館長を務めるローグによるプロデュースを受けながらピート・ベストは主にTwitterで積極的な情報発信を行っています。

第7位 アストリッド・キルヒャー死去

ビートルズがデビュー前に出稼ぎに行ったハンブルクでビートルズに多大なインスピレーションを与えたアストリッド・キルヒャーが亡くなりました。リンゴ・スター加入後にも交流があったので、ポール・マッカートニーもリンゴ・スターも追悼コメントを寄せました。

第6位 リンゴ・スター80歳オンライン活動活発

リンゴ・スターは今年傘寿を迎えました。例年は当日にファンも集まってイベントを開催していましたが、今年はチャリティー特番をインターネット配信しました。メディアのインタビュー等でZoomでの通話もすっかり慣れたようで、来年発売される新譜のタイトルは『Zoom In』です。

第5位 ポール・マッカートニー最新アルバム『McCartney III』英米チャート1位

コンサート活動ができなくなって暇を持て余したポール・マッカートニーが完全自作自演のアルバム『McCartney III』をリリースし、徹底的な複数仕様発売戦略(俗に言う「AKB商法」)やテイラー・スイフトとの発売日調整などを駆使して英米のチャートで1位を獲得しました。奇しくも三部作の初代『McCartney』発売50周年のことでした。


第4位 ジョン・レノン生誕80周年&没後40周年

ジョン・レノンが生まれてから80年、亡くなってから40年が経過しました。リミックス音源によるベストアルバム『GIMME SOME TRUTH.』が発売されたり、日本ではジョン&ヨーコを題材にした「“ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ(DOUBLE FANTASY - John & Yoko)”東京展」が開催されるなどジョン・レノンが再注目された一年でした。世界が危機に瀕するとき必ず思い出される「Imagine」が今年もよく流れました。

第3位 ビートルズ解散/『Let It Be』リリース50周年

今年はビートルズ解散し、それを追認するアルバム/映画『Let It Be』がリリースされてから50周年でしたが、ポール・マッカートニーやオノ・ヨーコにとっては不本意な思い出だったのか華麗にスルーされました。

第2位 映画『ザ・ビートルズ:Get Back』2021年に公開延期

『Let It Be』を塗りつぶして正史に成り代わる使命を担っていた映画『ザ・ビートルズ:Get Back』は『Let It Be』50周年に間に合わず、1年後に延期されました。

第1位 ビートルズ界隈にも大きく影響を与えたCOVID-19

ビートルズもご多分に漏れずCOVID-19に影響を受けた1年でした。映画公開はもちろん、ポール・マッカートニーやリンゴ・スターの活動も大きく制限されました。その分、ビートルズの音楽と深く向き合うことができたとも言えます。

 
来年は1年仕切り直しで、新作映画公開が公開されます。我々甲虫楽団も連動したイベントを開催する予定です。来年もよろしくお願いいたします。

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