Blu-ray版のジャケット |
なお、2012年6月に日本で放送された「ザ・プロデューサー ~ビートルズ・サウンドを支えた男 ジョージ・マーティン~」(以前の投稿参照)はこの作品から一部抜粋し日本独自編集を加えたものです。その際もポール・マッカートニーやリンゴ・スターとジョージ・マーティンが語らうシーンが放送されましたが、今回はより長く収録されていることを期待します。
このドキュメンタリーの発売に合わせたのか、ウォール・ストリート・ジャーナルのウェブサイトにジョージ・マーティンのインタビュー記事が掲載されていました。
He Had You Hooked on the Beatles
http://online.wsj.com/article/SB10000872396390444327204577617182988336066.html
ジョージ・マーティンの聴力が落ちていることはかねてから報道されていましたが(アルバム「LOVE」を息子のジャイルズと共同で手掛けたのもそのせいとか)、この記事によると今年86歳のジョージ・マーティンは既に音楽を聴くことはできず、両耳の補聴器と読唇術を駆使して会話している状態だそうです。
語っている内容はほぼおなじみのものでしたが、興味深かった発言もありました。
- 「Yesterday」にストリングスを入れることをポール・マッカートニーに提案したところ難色を示された
- 「A Day in the Life」のオーケストラ上昇フレーズは各演奏者が独自に上昇し隣の演奏者と同じ音を演奏しないよう指示した
相変わらずアルバム「Let It Be」(ジョージ・マーティンではなくフィル・スペクターがプロデュース)を酷評しているのも印象的です。
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