レビュー:ドキュメンタリーDVD『ザ・ビートルズ ブルー・アルバム 1967―1970』

※追記:2016/2/2に999円(税抜) で発売される「ブルー・アルバム 1967-1970」(DVD THE BEATLES BLUE)はこの製品と同じようです。
※追記:2016/10/6に発売される「THE BEATLES成功の軌跡 音楽ドキュメンタリーBlu-ray Disc BOOK 」は本作のBlu-ray版が含まれるようです。

2012年10月20日に発売されるドキュメンタリーDVD『ザ・ビートルズ ブルー・アルバム 1967―1970』のレビューです。発売済みの『ザ・ビートルズ レッド・アルバム 1962―1966』については以前の投稿をご覧ください。

今日時点では未発売なのですが、CS放送「ミュージック・エア」で放送された「ビートルズ:青盤ドキュメンタリー」がこの作品そのものなので、その放送見た感想をもって同作品のレビューとします。

「レッド・アルバム」と同じ構成で、ビートルズのベスト盤「1967-1970」(通称「青盤」)の収録曲(全曲網羅しているわけではありません)に可能な限りビートルズ本人の映像を交えて、当時の様子を知る複数の識者がその曲ならびにビートルズについて独白するという内容です。

今回、識者のコメントは歌詞や時代背景についてのものが多かったです。1曲としては「I Am the Walrus」に最も時間を割いていました。「While My Guitar Gently Weeps」はプロモーションビデオが存在しないせいか権利関係の問題か曲が流れることも曲名が明言されることも無かったのですが、ジョージ・ハリスンを賞賛する例として多くの識者がコメントを寄せていました。

本人映像はプロモーションビデオか映画(「Magical Mystery Tour」「Yellow Submarine」「Let It Be」)からの抜粋です。何故か青盤には収録されていない「When I'm Sixty-Four」や「Two Of Us」も流れました。「Let It Be」の映像が複数使われてるのは貴重なのですが、全体的に画質が悪く資料的価値は無いでしょう。

ビートルズに思い入れのある人が素晴らしさを熱く語る様子は見ていて小気味良いのですが、一度見たら終わりの作品だと思います。

  

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