ポール・マッカートニー 米テレビ番組「Late Night with Jimmy Fallon」出演 「『自撮り』は自分が発明した」

来週ニューアルバム「NEW」発売を控えたポール・マッカートニーは積極的にプロモーション活動を行っています。今度は米テレビ番組「Late Night with Jimmy Fallon」に出演しました。

まずは司会者のJimmy Fallonとぶつかって訛りが入れ替わるコント。切れの良い頭突きを見せてくれます。

その後はインタビューです。
ポール「ツアーのセットリストはまず自分が観客だったとして見たいものを選ぶ。高い金払って来てくれるのだから独りよがりにはなりたくない。 その後、面白いものや新しいものを選んで、最後に自分がやりたい曲を選ぶ」
ツアーではピアノがリフトに乗ってせり上がっていくと話すJimmy Fallonに対して「そんなことはやっていない。(Jimmyは)ドラッグでもやっていたんだろう。」というポール。実際はリフトに乗るのはアコースティックギターの弾き語りの時。
その後、定番の新旧(ビートルズ時代と現代)スタジアムコンサートの音響の違いの話題を経てポールがローリング・ストーンズのコンサートに行った話から、ポール(ビートルズ全員?)とローリング・ストーンズがリゾート地で会ったエピソードに展開。ポールはキース・リチャーズのホスピタリティに感銘を受けたようです。ビートルズとローリング・ストーンズが共存する場所に居合わせることを想像して興奮するJimmy Fallon。
曲作りについて。このアルバムの曲を作り出したのは現妻のナンシーとイギリス-ニューヨーク間の遠距離恋愛を始めた頃で、娘(ベアトリス)を学校へ送り出した後5時間の時差を利用して曲を作りナンシーに電話で聴かせていたそうです。それがモチベーションになったと言っています。「どの曲もナンシーは素晴らしいと言ってくれた。だからこのアルバムは素晴らしい。」
未収録曲があると聞いて、「ポールにとっては捨て曲でも自分にとっては最高傑作だ」と10%のロイヤリティでの楽曲提供を打診するJimmy Fallon。
次に写真の話題へ。ツアーのステージで上映する不思議な動画の種明かしをするポール。 動画が不思議に見えるはドラッグのせいでは無いようです。
そのまま「写真にひとこと」の大喜利コーナーへ。「自撮り」は自分が発明したと豪語するポール。「photobomb」(=せっかくの写真が写り込んだ人のせいで台無し)すらもポールの発明だと言っています。

ニューアルバムのジャケットデザインの話題。ダン・フレイヴィン風になったのはステラ・マッカートニーの夫(アラスデア・ウィリス)のアイデア?このジャケットは「WEW」「MEM」とも読めるというJimmy Fallon。その後何故4人のプロデューサーになったのかという話へ。「4人とも個性が違うが、ビートルズのアルバムもとんでもなくバラエティに富んでいたので問題無い。」というポール(これが「Back to the Beatles」という発言の真意だと思います)。他にコラボレーションしたい人はいるかと暗に自分を売り込むJimmy Fallon。

最後にスタジオライブで締めくくっています。
この番組には過去にも出演しており、その時はこんなコラボレーションをしていました。
Scrambled Eggs
http://youtu.be/mo6CYJPDLUE

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