2016年11月10日木曜日

初代ポールが亡くなってから50年

2016年11月9日は初代ポール・マッカートニーが亡くなってから50周年です。・・・もちろんこれは都市伝説で、ポールは当代限り。現在も精力的に活動中です。

ポール死亡説は1969年9月頃からアメリカの大学生の間で囁かれ始めました。その後ラジオ番組のかっこうのネタとして取り上げられ多くの人を巻き込む騒動になりました。

説によるとポールは1966年11月9日に交通事故で亡くなり、以降はそっくりさん「William Shears Campbell」に入れ替わったとされます。
左:ポール・マッカートニー 右:William Shears Campbell(?)
1967年初頭にポールが交通事故に巻き込まれたのは事実で、それが噂のきっかけになっているようです。交通事故にあった時期(事実でも噂でも)はビートルズがツアーを止めてからルックスと音楽性をガラッと変えて再登場するまでの充電期間にあたったこと、1969年に噂が再燃した時期はポールがビートルズの実質的なラストアルバム「Abbey Road」のレコーディングを終え(&ビートルズ解散を見据えて?)隠遁していたことも影響していると思います。

一度騒ぎになると皆よってたかってビートルズからのメッセージを深読みしようとします。アルバム「Abbey Road」は葬式の隊列を示している(ポールが裸足=死人)・後ろの車のナンバープレートが「28 IF」(「もし生きていたら28歳」の意?)、「Your Mother Should Know」のプロモーションビデオでポールだけ胸に黒いバラ、「Strawberry Fields Forever」の最後で「"I buried Paul"(僕はポールを埋葬した)」と言っている・・・、さながら大喜利のようです。確かに1967年以降のビートルズは支離滅裂(あるいは単なる思い付き)に見える表現が多くなってくるのでお題には困らないのでしょう。これらのポール死亡説の「証拠」についてはまとめたWebサイト書籍があるのでそちらをご覧ください。
1969年10月14日付The Michigan Daily
ついにはポール本人が「LIFE」誌に登場して健在ぶりをアピールするに至りました。
1969年11月7日付Life Magazine
これにてようやく鎮静化したようですが、同じようなことがSNSが発展した現代で起きたらどのような事態になっていたでしょうか。

その後もことあるごとにこのネタは掘り起こされ、ポール自身も1993年のライブアルバム「Paul is Live」 のジャケットでパロディにしています。車のナンバープレートは「28 IF」ならぬ「51 IS」(「今51歳」)です。
2015年にはリンゴ・スターがポール死亡説をついに認めたとする報道もありました。
Former Beatle Ringo Starr Claims the “Real” Paul McCartney Died in 1966 and Was Replaced by Look-Alike
ポールがそれに反論したとする記事もあります。
Paul McCartney Refutes Ringo Starr’s Allegations that He Died in 1966  
この2つの記事ともジョークのようです(本人たちはそんなこと言っていない)。半世紀たってもニュースになるのですからさすがの影響力です。

ポール本人が語るポール死亡説↓

4 件のコメント:

  1. あったねぇポール死亡説。
    今でもスポーツ紙とかで、その記事の内容にピッタリの芸能人の写真を探しだして載せるけど、この雑誌のポールの表情いいねぇwww
    まさに死亡してますってカンジ。

    死亡説のひとつにシェイスタジアムでポールだけ保安官バッヂを着けているってのもあった記憶がある。
    今じゃ画像が鮮明になって、他の3人も目立たない場所だけどバッヂを着けているのが確認できる。古き良き時代か?

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    1. コメントありがとうございます。

      死亡説のこじつけの中では「She's Leaving Home」や「A Day in the Life」の歌詞から読み取っているものが印象的です。

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  2. 「ボールを埋めたぁ」はジョン自身が否定したんだっけ?
    「そんな事言ってない。クランベリーソースって言ったんだ」って。でもホントにそれが確認できたのはストロベリー~関連のブートレグが出てから。

    Wikipediaでクランベリーソースを調べると、この死亡説のエピソードが載ってるww

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    1. コメントありがとうございます。

      ジョンは思い付きの言葉をいつも深読みされて困っていたでしょうね。映画「イマジン」でもそんなシーンがありました。

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