ポール・マッカートニーがドラムを担当した未公開バージョンの「Woman」が25万円で落札される

ポール・マッカートニーが作曲しピーター&ゴードンに提供した「Woman」のお蔵入りになったバージョンではポールがドラムを担当していたとのことです。その音源を収めたアセテート盤がインターネットオークションサイトeBayに出品され、1,659.09英ポンド(約25万円)で落札されました。
RARE Peter Gordon Woman
http://r.ebay.com/M237wn

このアセテート盤は1965年12月1日のセッションを収録したもので、両面でミックスが異なります。盤面にはエンジニアを務めたケン・スコットのイニシャル(KS)の記載があります。
ポールがドラムを叩いているというこのバージョンはこれまで一般的には出回っていませんでした。



なお、この「Woman」は「ビートルズ」の看板が無くてもヒットするか試すために、作曲者は「Lennon-McCartney」ではなく、偽名の「Bernard Webb」とクレジットされています。ポールがドラムで参加しようとしたのも同じ意図だったのかもしれません。

ポール本人も1969年のゲット・バック・セッションで演奏しています。

ピーター&ゴードンへ提供したポールの演奏が後になって公になったケースは大ヒット曲「愛なき世界(A World Without Love)」にもありました。これはピーター&ゴードンのピーター・アッシャー自ら公表したものです。詳しくは以前の投稿をご覧ください。

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