今日からポール・マッカートニー2013年東京公演 鑑賞のポイント

※ポール・マッカートニー フレッシュン・アップ・ジャパン・ツアー2018については→こちら

ポール・マッカートニー来日公演は折り返し地点を過ぎ、今日から東京公演です。これまでの公演の様子から感じた鑑賞ポイントを紹介します。ネタバレを含みます。

思い思いに楽しめば良いという意見も多いと思いますが、ポールの期待をあらかじめ知ってそれに答えれば演奏も熱を帯びてより感動が増すという好循環が期待できるのでご一読ください。

開演前のBGM

開演1時間ほど前からポールやビートルズの楽曲を分解して再構成(リミックス)したBGMが流れ、ステージ両脇のスクリーンにポール関連の様々な写真をコラージュした一続きの映像が上下に流れ続けます。その時に使われた音源を含むと思われるものが以下で公開されています。
https://soundcloud.com/embassydjs/chris-holmes-beatles-paul

登場時の衣装

これまでの3公演ではえんじ→紺→緑と日替わりの長ジャケットを着用していました。残り3公演なのでこの3種を日替わりに着ると思いますが、どれで出てくるか注目です。えんじの場合は裏地に豪華な日本風の模様があるので脱ぐときにそれを見せる可能性があります。

日本語MC

これまでの公演では土地土地の方言をMCに取り入れていました。東京ではどのような言葉を使うのか興味津々です。

同時通訳

ステージ脇のスクリーンにポールがしゃべる英語がちょっと遅れ気味に日本語で表示されます。ポールの位置からはそれが見えないようなので、日本語が分かったらリアクションするのが良いと思います。

新曲「Save Us」への観客参加

イントロから入っている印象的なハンドクラップ(手拍子)、サビなどの「ウォーウォーウォーウォー」、サビ終わりの「セイヴァス、セイヴァス」とそのあとの「ア、ア、ア、ア」に参加するとポールが喜ぶと思います。

新曲「Queenie Eye」への観客参加

「O.U.T spells OUT」 の後の「アウッ」。後半は「アウッ」と言う箇所が2倍になります。Cメロ(静かになって裏声で歌う)後の「ヘイ!」をポールと交互にこぶしを振り上げて歌うと楽しいと思います。

新曲「Everybody Out There」への観客参加

この曲は観客と歌うことを目的に作られたのでがんばらなくてはなりません。イントロはバスドラムに合わせて手拍子、歌い出しの「ヘイ!」を一緒にやると良いと思います。サビの「ウォオオオ」は必須です。これも後半は2倍(歌いっぱなし)になります。最後はポールがシャウトして煽るので観客もより大声で叫ぶべきでしょう。福岡ではこの曲の参加度合いが不満だったのか、演奏後にポールから「ウォオオオ」の歌唱指導がありました(大阪公演初日は無かった)。

ラスティのギターの裏

ラスティー・アンダーソン(ステージ向かって左)の白いギターの裏に「ARIGATO」と書かれています。Paperback Writerの最後等ひっくり返してカメラに見せることがあるので反応すると良いと思います。

アルバム「NEW」日本チャート1位

「NEW」が日本で1位になってありがとうというような事をポールが言います。実際は洋楽チャート1位だと思いますが・・・。

レーザー光線

Being for the Benefit of Mr. Kite!やBand on the Runでは天井にレーザー光線で模様が描かれるようです。結果的に模様になっているだけかもしれません。

Something

ジョージ・ハリスンに捧げたSomething演奏終了後のポールの行動に注目してください。ジョン・レノンに捧げるHere Today演奏時は別の舞台にいるので、そちらでは見られない行動です。

All Together Now、Ob-La-Di, Ob-La-Daの大合唱

この2曲はポールも観客皆が歌うことを期待しているようです。実際にOb-La-Di, Ob-La-Da演奏前にはそのように述べ、曲の後半では演奏を止めて観客に歌わせるところがあります。

Live and Let Die

間奏が終わった時にラスティーが寝転んで、そのあとにコーラスにギリギリ間に合わないというコントがあります。演奏最後の爆発時にポールは耳を塞いで「だめだこりゃ、爆音で一時的に耳が聞こえない」みたいなジェスチャーをします。

Hey Jude

冒頭タンバリンを振っているブライアン(ステージ向かって右)は途中からベースを演奏するため、タンバリンを投げます。後半で「男性」「女性」と区別して歌わせるところがあります。

Get BackとI Saw Her Standing There

これまでの3公演ではセットリストはほぼ固定でしたが、大阪で演奏したGet Backの代わりに福岡ではI Saw Her Standing Thereを演奏しました。東京でどちらを演奏するか注目です。

アリーナ最前ブロックアップグレード

スタッフが当日会場を見渡してカメラ映りが良い人やポールが見て盛り上がりそうな人を選んで最前ブロックに案内することがあるようです。若い女性、奇抜な衣装、子供連れが有利です。それらしいスタッフがいたらアピールすると良いかもしれません。






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2 コメント

  1. はじめまして。ぴあでチケットを入手して18日の公演に出かけました。こちらのHPを帰宅後に知り、事前に見る機会があれば良かったのにと後悔しています。
    実際に私の後列の人はブロックアップグレードの栄誉を受けて移動していました。(こちらを後で見てわかったことです。^^;)
    学生の頃は切なくなるほど好きだったPaulファンで、過去の来日公演も出かけましたが、最近はBeatlesもPaulの曲も卒業気味で、自分で聴く機会を作っていませんでした。
    でも、今回の公演に出かけてやっぱりPaulが好きだなぁと再認識し、こちらのHPに伺いながら、日常の中にいつでもPaulを感じながら過ごすほうが楽しいなぁと思った次第です。”Paul好き”復活します。^^ 

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    1. コメントありがとうございます。

      「日常の中にいつでもPaulを感じながら過ごすほうが楽しい」まさにその通りですね。

      その一助となるよう、これからも様々な形で情報発信していきたいと思います。

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