RickenbackerとHofnerの楽器が2014年6月21日から日本で値上げ

リッケンバッカーとヘフナーの日本での定価が2014年6月21日から値上げされました。
Vintage 62 "Mersey" Left Hand
リッケンバッカー製品価格改定
ヘフナー製品価格改定

また、これに先立ってバイオリンベースのラインナップが変わっています。おそらく2014年5月ごろのことで、本国の方針変更に伴うものです。この件については過去の投稿もご覧ください。

Hofner 500/1 ベース モデル名を「Liverpool」「Cavern」に変更?
※その後「Liverpool」は発売されないまま「Mersey」に変更

「Mersey」(旧「V62」)と「Vintage 62 World History Premium 3rd」の関係がどうなるか興味津々でしたが、結局「Mersey」という名称は左利きモデルにのみ採用されました。リアピックアップの位置を見ると「Mersey」と「Vintage 62 World History Premium 3rd」は実際別物のようです。かつては「Cavern」(旧「V61」)のみ左利きモデルが存在しましたが、名称変更を機に「Mersey」「Standard」(旧「V64」)にも左利きモデルが用意されました。

これらの製品は今回以下のように値上がりしています。値段はすべて税抜きです。

Vintage 61 "Cavern"  |  Vintage 64 "Standard"
¥ 330,000 → ¥ 360,000
¥ 345,000 → ¥ 375,000 ※Left Hand

Vintage 62 World History Premium 3rd
¥ 356,000 → ¥ 380,000

Vintage 62 "Mersey" Left Hand
¥ 345,00 → ¥ 375,000

HCT500/1 J  |  HCT500/1 CV
¥ 107,000 → ¥ 130,000

IGNITION BASS
¥ 47,500 → 変化なし
¥ 57,000 → 変化なし ※Left Hand 

23,000円/24,000円/30,000円という3種類の値上げが行われています。

一方リッケンバッカーは現状ビートルズを意識したモデルは以下の2つのみですが、いずれも値段は変わりませんでした。

Model 360/12C63 Fireglo
¥ 500,000 → 変化なし

Model 325C64 Jetglo
¥ 480,000 → 変化なし

現行品の中ではポール・マッカートニーが使用したベースに近いRickenbakcer 4003は¥ 290,000から¥ 295,000へ5000円値上げしました。一方12弦ギター360/12 は¥ 340,000から¥ 395,000円と5万5千円も値上がりしており、モデルごとの変更幅が大きく異なります。


 なお、Hofnerはよりポール使用器の仕様に近づけたバイオリンベースのニューモデル「500/1-AB.」の発売を予告しています。
New Violin Bass model 500/1-AB. Built entirely to the exact specification of Paul McCartney's 63 bass. Extra light weight and especially ideal for playing at home. Available soon!
どのような仕様でいくらで発売されるのか要注目です。

コメントを投稿

4 コメント

  1. インドネシア製とは言え「ホンモノ」がこの値段で買えるって、良い時代だなぁ...
    自分は35年前位に「日本製」のコピーモデルを50,000円で買ったョ...

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。

      インドネシア産のIGNITION BASSが発売されてから、コピーモデルが姿を消した気がします。コピーモデル潰しを狙って作られたものかもしれませんね。

      削除
    2. 先のコメントしたものです。
      そうなんですか。最近は国内メーカーのカタログを見ることもないので、知りませんでした。
      因みに...
      35年前のコピーモデルは現役です。極めて個人的なヴィンテージwww

      削除
  2. YAMAHA BBもポールモデル出してほしい。
    たしか、ヘッドのロゴが市販のそれとは違ってたかと...
    今でもネットオークションで度々見かけるYAMAHA BB。
    売れるんじゃないかなぁ~…

    返信削除