YWSM.pdf
ところどころ聴き取れない箇所があるので70%くらいの再現度です。
時折シンコペーションを交えながら小節を埋め尽くすように動き回るこの種のベースラインはこの時期ポール・マッカートニーの中で流行っていたのか、同じアルバムに収録されている「Nowhere Man」も同じような雰囲気です。同年のシングル曲「Day Tripper」にも片鱗を感じます。 アルバム「Rubber Soul」からポールはリッケンバッカーのベースを弾きだしたというのが定説ですが、これらの曲はヘフナーで弾いたのではないでしょうか。演奏時にネック上の移動が激しいので小ぶりなヘフナーでフレーズを編み出したことが想像されます。
アドリブのようでいて考え尽くされているようでもあるこの曲のベースを覚えて弾くのは大変ですが、いくつかの印象的なフレーズを押さえておけば伝わると思います。例えば以下のような箇所です。重要と思われる順に記します。(数字は楽譜の小節番号)
- Cメロは1回目と2回目でフレーズもルート音も違う(39~46、65~72)
- Cメロ直後の1小節は特別(47、73)
- イントロの下降フレーズは最初の1音が無い(2)
- 後半に行くほどこの部分の下降フレーズは装飾音が増える(87~90)
- 1番は気合が入っているのか印象的なフレーズが多く、スタッカートも多用(3~16)
- ルートがDの箇所は3種類のフレーズを使い分ける(5、9、13)
2 コメント
PDFファイル、DLさせてもらいました。ありがとうございました(^0^)
返信削除最近、ベース始めたので、参考にさせていただきます。
コメントありがとうございます。
削除活用いただければ光栄です。