2015年4月15日発売のレコード・コレクターズ 2015年5月号の特集は「ドラマーとしてのリンゴ・スター」です。
http://musicmagazine.jp/rc/
同誌は普段、音楽パッケージ商品の網羅性や音楽の文化的な側面に注目している評論雑誌ですが今回はプロドラマー三浦晃嗣さんのインタビューや、ミュージシャンとしても活躍する音楽評論家の和久井光司さんによるリンゴの名演解説など、リンゴの演奏に注目した作りになっています。ドラムの知識があった方が楽しめると思います。
「他メンバーが叩いたビートルズの楽曲とその裏事情とは」という1ページの記事が掲載されていますが、もう少し範囲を広げて誰がどうやって叩いたか謎になっている楽曲をもっと深く追求して欲しかったところです。定番のバーナード・パーディ替え玉説にはほとんど触れていませんし、回転操作やオーバーダビングなど話題は尽きないはずです。和久井光司さんの解説文はそれらの知識が前提となっている箇所があるのでなおさらです。
リンゴ本人は引き続き精力的に活動しています。
「初代オールスター・バンドの頃から、ずっとバンドと一緒に曲作りとレコーディングをしたかった」― リンゴ・スター 最新インタビュー (Billboard Japan)
スニーカーのCMに出演
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