ジョン・レノン35回目の命日 ポールとリンゴのコメント

2015年12月8日はジョン・レノン35回目の命日でした。きりが良かったせいか例年より取り上げられることが多かった気がします。先月発生したパリ同時多発テロと「愛と平和の使者ジョン・レノン」のイメージを結び付けて思いを馳せる人も多いようです。
日本のラジオ番組でもジョンが多く特集されました。
ジョン・レノン反戦への願い(J-WAVE NEWS)
ニューヨーク セントラルパーク内のStrawberry Fields

12月4日はジョンの出身地、リバプールの港でビートルズの銅像の除幕式が行われました。正確にはジョンの命日にちなんだものでは無く、ビートルズのリバプールでの最後のライブ(1965年12月5日)から50周年を記念するために建立されたものですが、ジョン・レノンの異父妹ジュリア・ベアードが除幕を担当したり、ジョン像の右手には終の棲家となったニューヨーク ダコタ・ハウス周辺から採取されたドングリからかたどったドングリ像が2つ(ジョンとヨーコを表している?)握られているなどジョンの生と死を強く連想させます。
ジョンを見上げるジュリア・ベアード

ジョンの手にはダコタハウスのドングリが2つ
日本の報道ではこのドングリについて触れられていないようです。
ビートルズのブロンズ像、英リバプール埠頭に登場(AFP)
ザ・ビートルズの銅像がリヴァプール埠頭に設置される(RO69)
ビートルズ、リバプールでの最後のライヴから50周年を記念して銅像が公開に(NME)

12月5日に日本では休止中の「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」のアメリカ版とも言えるバースデーコンサート「Imagine: John Lennon 75th Birthday Concert」がニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターで開催されました。
 
ジョン・レノン スーパーライブでもオノ・ヨーコは「命日よりは誕生日にジョンを思い出して欲しい」という主旨のことを言っていましたが、それを踏襲したイベント名となっています。日本版同様、オノ・ヨーコが登場しますが、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターのビデオメッセージが流れるのは流石にアメリカです。

<イベントレポート>ジョン・レノン生誕75周年記念に豪華アーティスト結集、NYでコンサート開催!(ユニバーサル・ミュージック)

そして命日の12月8日には例年通りニューヨーク セントラルパーク内のStrawberry Fieldsのモニュメントの周りに人が集まってジョンの歌を歌いました。




日本でも命日には六本木アビーロードをはじめ全国各地のビートルズ系ライブハウスで追悼イベントが開催されました。
六本木EXシアターではジョン・レノンの人生をギター&ヴォーカルとピアノで弾き語る『LENNONーレノンー』が同日初日を迎えました。
12月8日(火)ジョン・レノンの人生をギター&ヴォーカルとピアノで弾き語る『LENNONーレノンー』が開幕。(キョードー東京)

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