ビートルズを語るムッシュ(2012年ごろ) |
かまやつさんが作曲したザ・スパイダースの代表曲「ノー・ノー・ボーイ」の歌いだしはビートルズの「Ticket To Ride」のサビから引用したそうです。
1966年のビートルズ来日公演の際にザ・スパイダースは前座のオファーを受けたものの断って客席からビートルズの演奏を見たというのは有名なエピソードです。なお、ビートルズ日本滞在時のホテルの部屋にザ・スパイダースのアルバムが運び込まれていたそうで、ビートルズも聴いたかもしれません。
2006年のビートルズ来日40周年の際のコメント
https://www.j-wave.co.jp/beatles40th/rv/0606.htm
かまやつさんは49年後のポール・マッカートニー日本公演にも来場しています。
ザ・スパイダースはビートルズと同じ1970年に解散しました。その後1970年代後半にジョン・レノンはオノ・ヨーコと頻繁に来日するようになりましたが、定宿としていたホテルオークラでかまやつさんはジョンに遭遇したそうです。
ビートルズ現役時代最後の映画「Let It Be」が1980年代に日本でテレビ放送された際はかまやつさんがナレーションを加えていました。当時から「ビートルズと言えばかまやつひろし」 という存在だったのでしょう。
2001年のDream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴの第一回に出演、2009年9月9日のビートルズのリマスター盤発売監禁イベントに出席するなど、ビートルズとの結びつきは晩年まで続きました。
くす玉を割るかまやつさん |
2012年2月12日 ムッシュかまやつ |
2012年2月12日 甲虫楽団 |
2 コメント
今では日本語字幕での映画放送は珍しくはないけど、当時はなかった。
返信削除「声優組合」的な団体との何らかの取り決めがあったのかも。
この映画はドキュメンタリータッチだから、ヤアヤアヤアやヘルプみたいな吹替はできず、ナレーションを入れたのは苦肉の策だったのかも。
記憶だとこの放送はノーカット、ノーCM(1回くらいあったかな?)がウリで、「名作シリーズ」的に何作か続けて放送された中のひとつがレットイット~だった。
正直、ムッシュがナレーションと知ってコケた。 合掌。
※ドキュメンタリータッチとしたのはルーフトップコンサートの警官乱入にヤラセ説があるから(笑)
コメントありがとうございます。
削除なるほど。ご指摘のような背景がありそうです。
今こそ日本語吹き替え版作ったら面白そうですね。
オノ・ヨーコ役はもちろんご本人で・・・。