Rickenbackerのベース Limited Model 4001S Special Satin Mapleglo発売

ポール・マッカートニーが使用したリッケンバッカーのベースを意識した新製品「Limited Model 4001S Special Satin Mapleglo」の発売が2017年5月8日に発表されました。市場価格は税込428,000円です。同種のベースが発売されるのは2014年以来です。2014年版の当時の市場価格は税込399,900円でしたので3万円弱値上げしたイメージです。
Limited 4001S SPL Satin Mapleglo!! - News:リッケンバッカー日本版ウェブサイト:rickenbacker-jp.co
リッケンバッカーから、人気の4001Sが国内限定モデル「RICKENBACKER Limited Model 4001S Special Satin Mapleglo」として登場(GAKKIソムリエ)

ナチュラルカラー(明確な色を付けていない)をリッケンバッカーではメイプルグローと呼びますが、今回はさらにサテンの風合いということでサテンメイプルグロー略してSMGとしています。

2014年版は24本国内入荷ですが、今回は35本とのことです。2014年版との違いはリアピックアップが現行の4003モデルでも採用されているローカットコンデンサをオンオフ可能なVTC(ビンテージ・トーン・サーキット)、 ネックのヒール(ボディと合体している箇所の裏側の部分)の形状が四角い「スクエア・ネックヒール」(または単に「スクエアヒール」)の2点のようです。前者は最新技術の搭載、後者はビンテージの仕様により近づけた、という状況です。

2ピースネックだったり(本来は1ピース)、ヘッドの形状がこじんまりしているなどのポール使用器との仕様のズレがありますが、現行品では4001Sタイプの商品は存在しませんので選択肢に入ってきます。

2014年版の記事もご参照ください。
Rickenbacker ビートルズ使用器を意識したギター/ベースを24本ずつ限定発売


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Rickenbacker LTD 4001S SPECIAL (Satin Mapleglo)
価格:428000円(税込、送料無料) (2017/5/12時点)



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2 コメント

  1. ウイングスのロックショウが新しくリリースされて映像も音も格段に良くなったのを見て、リッケンバッカーとフェンダーでこんなに鳴りが違うんだと思った。
    「あれ?ポール弾いてんのかな?」って箇所が時々ある。弾いてるけど。
    昔、楽器屋の店員が「リッケンって鳴らすの難しいんだよね~」って言ってたのを思い出した。

    ビートルズの昔の曲解説でも「リッケンバッカー特有のガリガリした~」なんて書かれていた曲も、近年の研究で実はフェンダージャズベースだった事が判ったり。
    アビーロードはジャズベースじゃなかったっけ?

    ポールがリッケンバッカーを弾いてるところが見たかった。
    もう見れないって言い切っても良いでしょう。

    ※90年に来日した時ウォルのベースだったのにガッカリした記憶がある。それほど5弦のメリットが感じなかった...

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  2. コメントありがとうございます。

    「リッケンバッカー特有のガリガリした~」はポール以降の使用アーティストのイメージの影響を受けているだけで、ポールがビートルズ時代にガリガリさせたことは無いと僕も思います。

    アビーロードは「ブラックナイロンを張ったジャズベース」という説が多かった気がしますが、ブラックナイロンといえばヘフナーということで、ゲットバックセッションの流れでアビーロードでもへフナーを多用しているのではないかと思っています。

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